魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

季節がら

2015年09月06日 | 日記・エッセイ・コラム

学生の頃、自炊を始めて、色々な料理を試すのが楽しみになった。
鶏飯を作ったら、思いの外うまくいって、我ながら感動したが、三合は食べられないから、そのまま残して出かけた。その日はたまたま友達のアパートに泊まり、翌日帰って電気釜を開けると、ご飯が糸を引いている。

糸を引くようになったら食べられないという知識はあったが、あまりにも美味しくできていたので、もったいないと思い、もう一度スイッチを入れて加熱して食べた。
さして味は変わらず、美味しかった。

その夜、一晩中、吐き下しに苦しみ、完全復帰までには一週間以上掛かった。

加熱しても、何で食中りをするのか不思議だったが、O157、雪印事件の時にそのメカニズムを知り、長年の謎が解けた。
この時も、ちょうど今頃だったように思うし、赤痢と間違われて隔離された時も9月始めだった。

食中毒が多いのは、梅雨時より、夏の終わりの9月だということは、比較的最近知った。と言っても、20年ぐらい前だが。
菌が繁殖しやすい季節と言われているが、夏バテで、身体が弱っていることの方が大きいのではないかと思う。このところの倦怠感は、どう考えても夏バテだ。

皆様におかれましても、季節がら、ご自愛ください。