ウッカリしていたのだが、魚座問題として、オリンパスをカメラ業会の問題だけでとらえていた。
カメラだけではない。「ギリシャ」を忘れていた。
ギリシャは牡羊座か魚座かよく解らなくて、とりあえず、魚座と判断していたのだが、これで確定だ。
言うまでもなく、ギリシャの象徴は「オリンポス山」だ。オリンパスは「Olympus」の英語読みで、ここから取ったようだ。
ギリシャ破綻の危機の時、オリンパスも危機に陥った。
事の起こりは、バブルに始まっているのだが、買収に偽装したことで、かえって藪蛇になってしまったようだ。
バブル投資による損失は、当時の多くの企業と同じで、仕方がないとしても、それを損失として計上せず、隠し通したことで、反って負担となり、天王星が魚座に入ってから、ウソをウソで塗り固める行動に走った。つまり、無理をした。
その時はうまくいったように思ったのだろうが、無理は無理。
天王星のパワーが去った途端、一気にパンクしてしまった。
ギリシャ問題が、EU全体に波及するように、オリンパスの問題が日本企業全体の信用に波及している。
昔、写真好きの父が「このレンズはいいぞ」と買ってくれたのが、初代オリンパスペンだった。写真好きにはならなかったが、オリンパスは優秀な会社というイメージを持ち続けていた。残念だ。
ギリシャとオリンパスに共通しているのは粉飾経理、「ウソ」だ。
ウソや錯覚は、魚座の二重性を表す。
映像は虚像、つまりウソであり、錯覚を生む酒や煙草、薬物も魚座。
オリンパス事件の鍵である、粉飾やケイマン諸島は文字通りだが、仲介業者も、本体ではない影の存在であり、やはり魚座だ。
歌謡曲「うそ」が代表曲となった、中条きよしも魚座。
中条きよしは、芸名の改名を重ね、三度目のデビュー曲が「うそ」で大ヒットした。いかにも、魚座らしい話だ。