魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

別れた人

2011年08月16日 | 兄弟関係

別れた人にあった 渋谷の街であった・・・別れても好きな人

元カレ・元カノに対する思いは、長子と弟妹では真逆ぐらい違う。
まず、恋愛行動の基本が違う。
長子は何事もよく考えてやろうとするから、奥手であり、プライドが高いから、なかなか自分からは声を掛けられない。
弟妹型は、状況主義だから、常にダメもと精神で、とりあえず声を掛けてみる。

弟妹型同士は盛り上がるのも早いが、別れるのも早い。それでいて、もとのさやに収まったりする。とにかく、基本ルールがない。
長子同士は、静かに始まり静かに続く。別れる時も静かに別れる。
遠距離恋愛が成り立つのも長子同士だ。

長子同士は、ある程度話し合いができるので、別れる場合も二人で解決するが、弟妹型同士は、弁護士であれ、友達であれ、第三者を必要とする。
恋愛相談した相手と付き合い出すようなケースもたいてい弟妹型だ。ただし、相談を受けた長子がいつの間にか乗り換えられているという事はある。

弟妹型にとって、長子は簡単だ。声を掛けると、長子は頭から拒否するか、そうでなければ、ほとんど乗ってくる。
声を掛けられたり、働きかけられると、長子は自分の都合さえ許せば、とりあえず話を聞く。ただし、いきなり恋愛とは考えない。どういうつもりなのか考えながら応対する。

弟妹型の場合、異性から声が掛かれば、ほとんど「そのつもり」で対応する。だから、当て外れで気を悪くする事もよくある。しかし、状況主義だから、傷つく事はない。

長子は、様子を見て考えたすえに恋愛モードに入るから、勘違いだったり、相手の気が変わったりすると深く傷つく。

心変わり
長子と弟妹型の恋愛は、長子は義理堅いが、弟妹型は成り行きでどうにでも変化し、始めは激しく強引に近づいて、長子がその気になると、親兄姉の束縛を感じて、うっとうしくなる。

一方で、弟妹型は、長子の誰でも相手にする八方美人で、自分が構って貰えないと、心変わりと判断する。親兄姉が忙しい時、ゴネても相手にされないと、ふて腐れて外に遊びに行こうとする。
そこで、新しい目標ができると、そちらに飛びつき、今度はウルサイ長子の恋愛原則がジャマになるから、アッサリ別れる。、時間が経つとまた、気分次第で長子に声を掛ける。
しかし、長子は振られた時に、自分の恋愛原則の修正を迫られるから、長時間葛藤したすえ、相手の事を完全整理する。

気楽に声を掛けてくる弟妹型に対し、長子は元のような恋愛感情を持てない。しかし、歴史を捨てない長子は、過去の人に対して、邪険にはしない。
例えば、何かに困っているのではないかと、いかにも長子らしい責任感で応対するが、相手が昔のような感情を要求すると、「どの面下げて」と腹を立てる。が、怒る事もしない。もう整理された他人だからだ。

焼けぼっくり
弟妹型同士なら、いつまでも相手の事を恨んでいるかと思うと、冒頭に上げた歌のように、ふとしたきっかけで「焼け木杭に火が付く」。弟妹型は無原則で状況次第だからだ。
しかし、長子同士は、別れる事も少ないし、仮に別れた者同士が出会っても、他人として接する。原則論同士だからだ。

長子と弟妹は不可思議な関係になる。長子は他人として接するが、弟妹型は昔の感情のリプレイになり、『♪別れても好きな人』と、無邪気に昔に帰ろうとする。
長子は、珍しさで、一度ぐらいは付き合うかも知れないが、恋愛を再燃させる気はない。

恋愛トラブルには、こうした兄弟関係も大いに関係しているので、注意してみる必要がある。