魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

押しの一手

2010年03月25日 | 兄弟関係

木星・天王星の魚座で
中韓の悪のりも、このところ、かなり危険な水準に達している。
中国は上海万博へGO。韓国はいまだにオリンピックで湧いている。
日韓共同歴史研究では自説が通ったとして、まだ押しが足りないと、さらにガンバル勢いだ。

しかし一方で、中国はGoogle撤退、為替圧力と、雲行きが怪しくなり始めた。韓国は絶対に自分は譲らない本性を鮮明にしている。歴史が手段でしかない国と、歴史コンセンサスを創るなど200年無理だ。

Google撤退に関して、中国の言い方は、
「中国のインターネットは開かれている」だった。
これはまさに、長子が、弟妹に文句を言われた時に「うるさい!オレの言うことを聞いていれば間違いない」と言う言い方で、
これを見習った弟妹の言い方は「オレの言うこと、間違っているか!」
になる。
基本的に、質問形にするのが弟妹型で、断言するのが長子型だ。

中国の言い方を習った、北朝鮮と韓国は「誰がそうしたのだ」と言う言い方をよくする。質問形だ。

が、いずれにしても大陸一家に「反省」はない。
自分に反省が必要な時には、とりあえず、相手を攻撃する。
もっとも露骨な、典型が北朝鮮で、少しでも非難されそうになると、相手が言葉を発する前に、大声で罵倒する。わかりやすい。

中国や韓国は、このところ国際づきあいが増えたので、多少ソフトにはなったが、いざという時には、簡単に宝刀を抜く。
韓国からのサイバー攻撃に、日本側から反撃があったら、
「日本は自ら国際社会での威信を失墜させた」と言ってのけた。
(・O・) 開いた口が口が・・・

全く北朝鮮と同じ論法で、原因や経緯に関係なく、少しでも自分に有利なカケラを拾って、爆弾にして投げ返す。

長子は、ただ「シャットアウト」しているだけだが、力関係で、弟妹から見れば「押しつけ」ていると映る。
だから、マネをする弟妹は、勢いを付けて威圧しようとする。
(不必要に威張る人は弟妹のことが多い)

反省をすれば負けたことになる大陸兄弟が、攻撃の習い性で「反省しろ!」と言ってみたら、
一人っ子の日本は「ほんとほんと、悪うございました」と簡単に頭を下げる。予想外の現象に面食らって、どうして良いかわからず「反省しろ!」が口癖になった。
弟妹は負けた形で終われない。本当は『だれか、止めてよ』だろうが、主権の国際関係に止め男はいない。

押し付け合いは、国際関係では常識だが、中国式の東アジアはタテ型の支配権争いになる。「先ず、誰が長か」から始まるから、
先ず、トコトン押さえつけようとし、トコトン逆らおうとする。

欧米式の「クラス仲間」の力関係とは馴染まない。日本は一人っ子だったから、強い上下意識が無く、案外簡単にクラスにとけ込めた。

東アジアの眠れるトラが台頭し始めたが、いかに大きな一家だとしても、クラスに入り込んでのさばれば、学校が崩壊し、学校に来る意味が無くなる。
民主主義ゆえに成り立つ資本主義の世界に、タテ型秩序を持ち込めば、その持ち込む腕力そのものが失われる。