魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

斬込隊長

2010年03月17日 | 兄弟関係

魚座の新月に掛けての動きでもあるが、
鳩山郁夫の「なんのこっちゃ」離党。与野党共に苦笑いだ。
末っ子で自動車人間のシャーシ。解りやすい典型的な例だ。

シャーシは末っ子であることが多い。もちろん長子もいる。
今の政界で目立ったシャーシと言えば、他に・・・
小沢一郎、前原誠司、安倍晋三、岡田克也(ガソリン傾向が強い)
忘れる所だった、東国原宮崎県知事に、オバマ大統領。

シャーシはガンバリ屋だが、前後の脈絡「関係」がない。
いつも目立つ所にいるが、「以前言ってたことと違うじゃないか」と言われると、キョトンとする。本人も忘れているからだ。
良く言えば今を生きる人。悪く言えば無責任。

何か騒ぎが起こりそうなところに、いち早く飛び出して、
目をむいて見得を切る。 
誰かが見てくれればなおさら元気になるが、誰も見てくれなければスッといなくなり、次の騒ぎを探しに行く。

インパクトだけが強いので、周囲は動機が解らず、あれこれ詮索する。何かスゴイことをやっているように見えるが、
深い戦略や陰謀は皆無と言って良い。とにかく存在を誇示したい。

シャーシ小沢の行動原理も、周囲は誤解しているが、特別なことは何もない。複雑な思惑や陰謀はなく、その時々の、状況次第の単一目的で動いている。
複雑なことは苦手で、「政権交代」とか、「安定多数」とかのキャッチフレーズを掲げ、それのみに邁進しているに過ぎない。
オバマ大統領の「チェンジ!」と同じだ。

小沢一郎の偉い?ところは、自分でもそれが解っていて、党首などの難しい仕事は避けたがる。しかし、斬り込み隊長・ラッセル車の存在があまり大きいと、後ろの車両がスピードアップできない。
ラッセル車と思わず、ペースメーカーと考えれば役に立つのだが。

シャーシは末っ子が多いから、末っ子の性格とシャーシは似ている。
長子であっても、何はともあれ「やる気」があって、動じない。
末っ子の場合、これに要領の良さと無責任さが加わる。
経緯に関係なく、とりあえず事を始めて、後は誰かが始末してくれるだろうと思っている。それを何とかしなくてはと思うのは、たいてい長子で、うまくいったら、末っ子の手柄になる。

長子が才能があるとは限らないから、始末しようとして返ってまずいことになり、他の第三者が始末をすることがある。この場合、末っ子は「兄貴がダメだから、いつも俺が面倒を見ることになる」と言う。

末っ子が話す「ダメ兄貴」や「ダメ長女」の話を聞く時には、必ず長子の立場を考えながら聞いておかないと、話がややこしくなる。
もちろん、多くの弟妹は兄姉のことを敬慕していることは言うまでもない。
一方、長子が末っ子のことを「ダメ弟妹」として話すことは滅多にない。(困り事は話す)

また、この兄弟関係の図式は、社会での人間関係でも、生い立ちの性格として存在する。