魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

つかみ所のない話 1

2008年07月04日 | 星の流れに

アブラボウズ2で、ウナギのことを書いたが、さすが魚座時代、つかみ所のない話ばかりだ。
虚像・実像。何が本当か解らない。

産地偽装のウナギは言うまでもないが、世の中あまりにも魚座の事柄で満たされているので、かえって当たり前すぎて、指摘すること自体、何でもかんでも無理にこじつけているように聞こえてしまうだろう。

テレビのレポーター、インタビューされる人に至るまで、「洋」や「波」、「夢」や「魚」の字の人であることに、お気づきだろうか。いつの時代でもこんなに目立つわけではない。
少し目を広げると、「藤」や「桜」「春」などもそうだ。

年金運用の赤字など、まさに魚座の末期症状だ。ここ数年が良かったのは魚座の勢いで、サブプライムが魚座の名前であることは説明したが、それにつられて反落した。「山高ければ谷深し」

この期に及んで、若手オッチョコチョイ議員が政府系ファンドで年金資金運用をすべきだなどと言っている。
世界中のファンドマネーが派手に動き回っているのを見て、遅れてならじと思ったのだろうが、こんなビジョンのない連中を国会に送ったのも日本人だ。

ファンドマネーこそが、世界経済を破壊している。政治家なら、むしろ、それをコントロールし、それを逆手に取る方策を考えるべきだろう。

バクチ精神は必要だ。しかし、国民から預かった金で「誰かプロ」に頼んで儲けてもらおう・・・といった、無責任でセコイ精神で儲かるわけがない。
どんなバクチでも、「確実に儲けよう」と思えば必ず負ける。
バクチにはカモが必要だ。
バクチ精神のない素人こそが、一番のカモになる。

使い込みでバクチをして、しっかり穴埋めをしていた話は聞いたことがない。どこかの公務員が使い込みで宝くじ特賞を二度も当てたのに、結局は大損失でばれて捕まった、という希有な例ぐらいだが、やっぱり損をしていた。

バクチ精神とは、チャレンジ精神のことで、創造には必要だが、金目当てには、創造性も生産性も関係ない。

日本の国会議員がアホでも、星の動きから見れば、時間はかかるが、投機マネーはパンクする。相当な荒廃を伴ってだが。

実態とかけ離れた、為替や投機など、つかみ所のない財「お金」のシステムが、冥王星/山羊座を期に、大きく変わっていくだろう。