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魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

曲がり角

2008年12月05日 | 世相史観

木星は1月6日、まもなく山羊座から水瓶座に移る。
山羊座の人はそろそろ疲れが出てくる頃だ。
山羊座の有名人も、少し休んだ方がいいのにと思う。
木星の頑張りすぎががたたって、まとめて疲れが出るが、木星の勢いで手を拡げたため、引っ込みが付かなくなっていることもある。

世相として現れているのは、投資マネーだ。
去年からの商品高騰から一気に暴落。

山羊座のインド&パキスタンも、融和が進展しそうになったから、むしろ反融和勢力のテロが起きた。

冥王星もいるから今後も心配だ。冥王星はサソリ座。エネルギーや核、大量死を意味する。
冥王星による生まれ変わりで、印パ関係が良い方に向かうことを祈るが、土星が天秤座で、天王星が牡羊座に移り、木星も同時に入る2010~11は極めて危険で、日本こそ他人事ではない。

来年の木星→水瓶は、革命や組織、会社、政治団体・・・だから、
そういうものが、内外共に大波乱になる。
革新団体が頑張ったり、組合ができたり、会社や政治団体の成敗統合が起こるのだが、その兆候は既に現れている。
これも一年後には、今の山羊座のように問題続出となる。

ただ、水瓶は新技術だから、画期的な発明で多少の光明は見えるだろう。
冥王星が木星と同時に射手座を去ったことで、自動車時代の終わりが来た。と言っても、自動車が無くなるわけではない。
自動車を軸とする、アメリカ型の資本主義の転換期だ。

20世紀は自動車と飛行機がすべての原動力だった。
何れも化石燃料を無制限に垂れ流した。
自己反省しない者は、内から崩壊が起こる。
♪もう、ど・う・に・も・止まらない

死ねば生まれる。
21世紀は100年を掛けて、生き方を考える時代になるのだろう。


冥王と天王

2008年11月27日 | 世相史観

目を覚まして、『そうそう、今日は冥王星が山羊座に再入宮する日だ』と思いだし、ブログを書こうと起きてみたら、すでにムンバイで大事件が起きていた。

書こうと思ったことは、
「日本時間27日の10時に、冥王星が山羊座に再入宮するが、これ自体はたいした事件にはならない。むしろ、28日の1時に天王星が魚座で順行を始めるほうが大きい」
と言うことだった。

つまり、今回のムンバイ・テロは、長期的に見て、山羊座のインドに運命的な変化をもたらすが、この事件そのものは、魚座にいる天王星が逆行から順行に移る停止状態で起こっている。

惑星が停止すると、最大のエネルギーを発揮する。
天王星の働き、魚座の事柄と影響については、「世相史観」「星の流れに」で執拗に語ってきたが、今回また、顕現したわけだ。

天王星は革命と爆発。魚座は宗教や映画。
魚座はインドの映画産業「ボリウッド」を表し、イスラム(宗教)過激派によるテロだ。しかも、カシミール独立という国境(魚座)問題も絡んでいるようだ。
ムンバイは、もとボンベイ(Bombay)だが、Bombbayなら、爆弾湾だ。(天王星は爆発、湾は蟹座や魚座)

さらに、タイは魚座の国だが、ここもごらんの通りで、やはり危機が迫っている。

こういうことは、朝から晩まで星の動きを考えていれば容易に思いつくことだが、歳のせいか、
あまりにもいろいろ事件を見ていると、「そやし、どやねん」という諦めのような気持ちが先に立って、「ああ、やっぱり」ぐらいしか心が動かない。
事件は次から次に、「起きる時には起きる」

重要なことは
事件が何時起きるかではなく、それがどういう意味を持ち、何に向かっていくか・・・だ。
そして、われわれは何をしなければならないのか
それを考えることこそが重要だ。

占いで考えない人も、現代の情報化社会で、事件に麻痺している。
何十年も前に井上陽水が「傘がない」と歌ったように、驚きが無くなると意欲を失う。

占いは、「それは、こうなる」と、漠然ながらある程度、先を照らす。
事件の意味するものが見えたら、それを少しでも良い方向に変えなければと、意欲がわくかもしれない。

しかし、運命が固定で、悲惨な未来から逃れられないような誤解をすると、絶望しか残らない。


大転換 4

2008年09月13日 | 世相史観

役立たずは、日本の政治家だけでもなさそうだ。
世界の<大転換がついに現実になってきた。
山羊座の威力に感心している間もなく
津波の前の引き潮のような状態になっている。

もう、次に起こることは、誰の目にも明らかになってきた。
自然環境、エネルギー、食糧・・・といった、
人類存亡の根源的な問題が
今そこにある危機」として、立ちはだかっているのだ。

まず、そのカギの一つである、世界経済の基軸通貨の転換が起こりつつある。
ドルが暴落するようなことがあると、胴元の破産で、世界中のばくち打ちが、木の葉のお札を握って立ちつくしてしまう。
抜け目ない中国は、早めに賭場から引き上げ始めているらしい。

お金のない社会が来る前には、世界が一度、破産するのだろうか。
資源の大量消費に悲鳴を上げた、ガイアの反撃かも知れない。

北朝鮮の先軍政治が、国民を飢えさせたことを笑えない。
進歩だ発展だ、経済だグローバルだと、自然の摂理を忘れた狂奔をしているうちに、人類の破綻がせまっている。
あんなことや、こんなことが出来るんだぞと得意になって、二度の大戦を招いた。
同じように今、経済戦争による、三回目の廃墟が生まれようとしている。

政治家は、ことに日本の政治家は、廃墟を見るまで事態が解らないらしい。口だけは解ったようなことを言っているが、やっていることを見ると何も解っていない。

今やるべきことは、予算がどうのとか、重箱の詰め方や、つじつま合わせではない。
現状打破と、せまり来る艱難に備えて、百年の計を語るべきだ。
大きな目標を掲げ、今日の一歩一歩を示すべきだ。

何かと言えば、「財源は、財源は」と言うが、それは戦後の安定した世界経済を前提にした空言だ。ドル破綻が起こったらどうするのか。
食糧危機、エネルギー危機の片鱗が見えて、不安が広がっている。
社会保障はすでに破綻している。

こんな時こそ、戦後の始まりのような、無からの出発を覚悟しなければならないし、そこからの脱出の道筋を、大きな夢で語る時ではないのか。

財源論議を超越するような、大きな夢を誰も語らない。
一つには、論議のもとが官僚のデータだからだ。彼らにはつじつま合わせしかできない。
問題の答えだけ出す学力テストの達人たちに、「夢のような話」はできないのだ。
データが全く当てにならない近未来に、必要なものはヒラメキだ。
明治の素人政治家達が、どんな「むちゃくちゃ」を重ねたかを検証してみれば、今、何が必要なのかが見えてくるだろう。

その気になれば出来るはずのこと。
・新エネルギー立国
・食糧自給率「目標」100%
・インチキ年金はご破算にして新福祉政策


牡羊座の兆候 2

2008年07月15日 | 世相史観

天王星・魚座の末期現象は、同時に牡羊座の兆候でもある。
ガソリン高騰で、日本でも漁業者スト。とうとうここまで来た。

天王星が入ると、その星座の事柄は大いに盛り上がって、その後、問題続出し、破綻が起こり、改革が始まる。これが結果的に革命につながる。
だから、短期的に見ると悪いように見えるが、30年ぐらいの長期で見れば、良いことの始まりだ。良いピークは42年目頃で、その後、流れは42年間の衰退に向かう。

魚座の前に、天王星が水瓶に入った1995年から2003年まで、水瓶座の北海道は目立った後、ろくなことがなかったが、徐々に新しい陽が差し始めている。

現在、2003年から5年目の天王星がいる魚座は、問題続出だが、この行き詰まりが、将来の改革をうながす。
漁業も、変化を迫られている。
化石燃料から、燃料電池などの新動力への転換も必要だが、
長期的には、技術の革新に伴って、漁業は、漁から畜、養に転換を始めるだろう。
さらに、動物蛋白全体が、バイオ技術で工場生産になる。
天王星84年周期で考えると、もう一回り先の120年後だろうが。

しかし当面は、政策として、新動力への切り替えを奨励してはどうだろう。燃料スタンドの整備が必要な自動車より、漁船の方が、新動力普及のきっかけになりそうだ。ここで広まれば、自動車産業でも低価格展開でき、一挙両得のチャンスと思うのだが。

魚座と言えば、境界線だが、領土問題にもいろいろ動きが見られる。
竹島は
1952年に始まった李承晩ラインが発端で、1997、8年に韓国が建造物などを造り、日本が動き始めた。つまり1995年あたりで韓国のピークを過ぎ、日本にとっては好転に向かいつつある。ちなみに竹島が島根県に編入されたのは1905年。李ラインの47年前。
何事もそうだが、
ピークの時の態度は重要だ。決してそれ以上進んではいけないが、人間というものは、夏に夏物を買うものだ。

ところで面白いのは、
金剛山観光客を撃った北朝鮮が、全責任は韓国にあると言っている最中に、竹島の教科書問題が起きると、韓国が、何が起ころうと、全責任は日本にある、と、全く同じ口調で言ったことだ。
やはり民族、文化は争えない。

さて、ぼちぼち出始めた牡羊座だが、
竹下元首相の孫DAIGOがブレイクしているらしい。
本名は内藤大湖で、藤、湖が魚座だが、4月8日生まれで牡羊座だ。これも魚座からオヒツジへの渦中の人だ。
このDAIGOのしゃべり方と発声は、テニスの錦織圭と似ている。
錦織は松江出身で出雲弁がベースだが、竹下家で育ったDAIGOが出雲弁の影響を受けているのは面白い。

EUは、統合化を進めようとしたら、アイルランドが反対した。紆余曲折しながら進んでいる。
天王星・山羊座時代に誕生したが、山羊座は体制の存亡の時。ソ連が滅亡してロシアとなり、同時にEUが生まれた。しかし、ロシアが水瓶座で山羊座ではないように、EUも山羊座ではない。今の動きからすればやはり牡羊座だろう。目立った後、生まれ変わる。


牡羊座の兆候 1

2008年07月03日 | 世相史観

天王星/魚座の末期現象とともに、牡羊座の序曲が聞こえ始めた。

魚座の末期現象としては、
行き過ぎによる、行き詰まりや方向転換。
ガス、ガソリンは言うに及ばず、海難の多発、相変わらずの社保庁、スピードの水着、偽装続きでブランドや暖簾の衰退、漁業の危機、シー・シェパード・・・、いずれも魚座のニュースだ。
個人的にもシャロン・ストーンの失言など、いろいろ勇み足が現れ始めた

アデランスに起こっている異変は、「カツラ」を偽や、カモフラージュの魚座ととらえるか、頭、頭髪の牡羊座ととらえるか、面白い。
会社組織を変えたり、スティール・パートナーズの影響で取締役選任決議案が日本で初めて否決されたりしているところを見ると、やはり、時代の表にいる魚座なのだろう。
牡羊座時代には同じ「頭髪」でも、毛生え技術とか、もっと直接の頭革命になるはずだ。

ところで、スティール・パートナーズというのは、初めて聞いた時、てっきり「steal」だと思って、ずいぶん正直で、えげつない名前だなと思ったら、「steel」なのだそうだ。そりゃまあ、そうだろう。
しかし、世相史観で名前を考えるときには、当然「steal」の意味も考慮する。

牡羊座の序曲とも言えるものは、
アデランスなどもそうだが、スピードの水着もそうだ。いずれも魚座ではあるが、牡羊座の要素を含んでいるからだ。スピードは牡羊座の国イギリスの会社だ。牡羊座を広義に解釈すると、EUもそうで、経済、環境のイニシアチブを取り始めている。

また、このところ続くテロや凶暴な事件は、魚座の狂気的犯罪だが、銃や刃物は牡羊座であり、牡羊座に入れば、取り締まりが具体化するだろう。

いつも言うように、星座の違いは、突然、境界線で変わるのではなく、連続性をもちながら徐々に変わっていく。(性格なども)
魚座の現象は水瓶座の影響であり、魚座の現象が、次の牡羊座時代を生み出す。
牡羊座でブランド信仰が消えるのは、牡羊座が新概念を生む荒野だからでもあるが、魚座の「本物・偽物」の混乱に翻弄されてうんざりした、という因果関係があるからだ。


火星カニ座 3

2008年04月10日 | 世相史観

牡羊座の時代
活動宮は、人気やカリスマ性で新境地を開く。
(活動宮:牡羊・カニ・天秤・山羊)
カニ座や山羊座の「好き嫌い」に対し、牡羊座や天秤座は「論理と納得」で導こうとする。
天秤が説得で共感を得ようとするのに対し、牡羊座は主張で率いていこうとする。
牡羊座と目されるEUは、ルール作りを武器とする。
国際法、FIFA、IOC、保険、植民地・・・今度は排出権取引の主導権をとろうとしている。
何も持たない者が、いつの間にか持つものに対して優位に立つ。
そのうち、世界相撲競技会ルールさえEUから生まれるかも知れない。

中国や中東が商売の達人なら、欧米はルールや付加価値の達人だ。
つまり、言いがかりで利得に有りついているわけだが、何もない北の国で苦労しただけに、抜け目ないリーダーシップを持っている。

なぜ世界は、欧米の独善を有り難がってついて行こうとするのだろう。
オリンピックはそんなに有り難いものだろうか。サッカーの審判は信用できるだろうか。柔道の勝敗とは何だろう。
著作権法に道理はあるのだろうか。保険は破綻しないものだろうか。
欧州の名画と、刷られた浮世絵の美的相違とは何だろう。
国際法の正義とは何だろう・・・

今、欧米の独善に、中東と東アジアが異を唱えているが、
どちらも正義とは言えない。いずれも今や時代遅れの原理だからだ。
駆け引きや、強権支配では世界統一はできない。

農業や牧畜が生んだ、マネーでは人類は幸福になれないことが解ってきた。しかしそれに替わる原理がない。

天秤座の日本
そこで思う、人類共存の原理は狩猟採取や縄文の心ではなかろうか。自然に従った地産地消、労働対価を根幹にして、過剰生産やマネーを排し、足るを知る哲学を広めることが大切だ。
オリンピックのような「原始力」の勝ち負け大会は止めて、文化芸能祭りの方がいい、情報化時代に一つの会場に集まる必要もない。

天秤座の日本は、縄文と弥生、実に様々な価値や原理が練り合わされている。黒船以前の島国日本の平安は、今後の小さな地球平和のモデルになるだろう。

とは言え、直近、天王星が牡羊座に入ると、EUはまた素早くルールを掲げようとするだろう。おそらく始めはリーダーシップが物を言うが、やがて破綻するだろう。
活動宮、山羊座に冥王星がいる間に、天王星が牡羊座に入り、土星が天秤座に入る。原理のぶつかり合いは必至だ。

火星カニ座 1火星カニ座 2


火星カニ座 2

2008年04月10日 | 世相史観

カニ座と言えば、中国、福田総理、ブッシュ大統領・・・

カニ座の支配星の月は「愛嬌と人気」を表す。
カニ座は人気者の星だ。自分は人気者だから、自分の考えや感性は誰でも賛成するものだと思っている。

自分の意志が通らないのは、相手が悪い奴だからだ。逆らうのは他人、外敵に決まっている。
だから先ず、相手が悪いことを家族や身内に解ってもらおうとする。
自分は悪者ではない。解ってくれないなら身内でも仲間でもない、という信念と甘えがある。

福田総理の「困りますねえ」「何を考えているか解りませんねえ」は、
『何しろ相手は、まともに話もできないバカですからねえ』と、周りに共感と同情をかおうとする態度だ。
同様に、中国は「外敵のダライラマによる策謀で、内部のチベット人が騙されているのだ」と外部のせいにして、内外に同情をかおうとした。(家族を囲い込むのもカニ座の習性、ナショナリズム)

だが、両者とも、身内の他に味方になる者はいない。
数字ではっきりと指示されていないと解った福田総理は態度を豹変させた。人気こそカニ座の行動原理だから、人気の取れる先頭に移動し、「始めから僕は人気者」と思いたい。
一方、中国は、国家支持率などはないので、思いこみで暴走を続け、転換のチャンスを失う。
もっとも、福田総理の方も手遅れのようだが。

いずれにせよ、中国も福田総理も、反省はできず、どんどん頑なになり、福田総理はひたすら同情をかおうとしている。
中国も、ダライラマが悪いチベット人が悪い、デモを放置している国が悪い。世界中が中国をいじめていると、ひがんで意地になる。

山羊座
カニ座の逆が、はじめからひがみ根性の山羊座だ。「好いた惚れた」は信用しない。人間は分かり合えないもの。だから「自分を好きにさせる努力」をする。出たがり目立って、強引に自分に引きつけようとする。
小泉純一郎元総理のように、内なる敵を強調し破壊者を演じて、強引に自分に賛同させた。

山羊座の恋愛は、二人の関係を醸成するより「好きにさせる」環境作りや策略が先行し、自然恋愛派にとっては「愛」を感じられない。
山羊座とカニ座の失恋理由は、思いこみで強引に形だけ成就した恋愛に相手が納得していないからだが、当人には理解できない。
(山羊座:毛沢東、ニクソン、スターリン、胡錦濤)

火星カニ座 1 、火星カニ座 3


天王星の影響

2008年04月07日 | 世相史観

天王星が入った星座の人や事柄は、先ず目立ち、問題視され、やがて変化する。

魚座の天王星も終盤に入り、変化の段階に入り始めた。
虚と実の事柄(ガソリン、酒、薬品、音楽、映画、写真・・・)も、落ち着く先が見え始めた。
まだまだ、大混乱だが、壊れたものは、取り替えるか、組み直すしかない。いずれにしても元には戻らない。

年金問題も、粉々になった器は、どんな天才が貼り合わせても、元の器には戻らないことが、だれにも解ってきた。
それでも政府は、欠けらを集めて袋に押し込み、元の器のラベルを貼ろうとしている。
どんな名器でも壊れていては水が飲めない。
社会保障制度は一からやり直す時が来た。この期に及んで日本は、家宝の桐箱を飾って渇き死ぬつもりだろうか。

変化の兆候
ここ数年、一世を風靡した人たち、亀、魚、海老、宮、船、洋・・・にも変わり目が近づいている。
海保や海自も魚座時代の職業だが、就航してハワイで成果を上げたばかりの「あたご」の「舩渡」艦長もあの通りだ。「渡海」文部科学大臣も初入閣おめでとうで終われば上出来だ。
目立っている魚座の有名人も、今後いかに巡航コースに落とすかが本当の勝負になる。

人や事柄の変化は、そう簡単に変わるものではない。
酒が覚めるのには時間が掛かる。
北海道のミートホープという水瓶座の会社は、天王星・水瓶時代にピークとなり、やり過ぎの結果「変化」は今頃出た。

良い方向、悪い方向、いずれの変化も結果が出るのは先のことで、
年金も、ガソリンも、酒タバコも、法律や一般認識が変わるのはまだ先だ。今は、その変化がいかにして起きるかを全員参加で見守っているわけだが、渦中の我々は、案外、将来に及ぼす今の状況というものは認識していないものだ。

天王星が魚座に入って以来。事件事故に「7」という数字がつきまとっているが、
(名前を変えれば運が変わる?)
木星が山羊座に来て「8」という数字もよく出てくる。八甲田山、八頭、8人乗り・・・

冥王星による効果は、天王星の事件のように顕著なものはないが、前の冥王星・射手座の期間中に、三洋証券が倒産したり、三洋電機や三菱自動車が実質的な死と再生をせまられた。
それでいくと、今後の「八」は生まれ変わる。現状が滅び、新しいものが生まれる。「八」のつくものなんだっけ?

ところで、6日は活動宮=牡羊座の月の新月だったが、スリランカのマラソン大会で自爆テロがあった。同じ日、佐賀のマラソン大会がミツバチに襲われた。
爆弾とミツバチでは次元が違うように思われるが、星の影響は人間にとっての事の大きさとは関係なく、何時も言うように、現象のイメージであり、金太郎アメの同じ顔と言える。


運命波

2008年03月23日 | 世相史観

21日、中国では西部でM7.3の地震があった。弱り目に祟り目だ。

人間界の事件と、天変地異は連動することが多い。
多少なりとも科学的に考えれば、地震エネルギーがたまっている時には、磁気のような未知のエネルギーが人間の思考・感情に影響するのかも知れない。台風にしても、人間はわずかな気象変化で精神に影響を受ける。

昔、日航機の「逆噴射」事件があった時、最初は、満月による自然現象が事故を引き起こしたのだと思ったが、実際は、機長の狂気の逆噴射だった。(1982/2/9)
自然は災害を引き起こすが、事件は自然に影響された人間によって引き起こされる。

今回のチベット暴動も、目に見えない自然の影響が、溜まった怒りの引き金になったのかも知れない。
しかし、怒りの火薬がなければ爆発はしないから、地震のたびに必ず暴動が起きるわけではない。(株の暴落や事故は多々起こるが)

科学的には、自然と人間の関連かも知れないが、占いではどちらも、運命波の問題だ。
自然が人間に影響して生まれる歴史と、人間が自然破壊して新たな自然現象を作り出していくことは同じ運命現象だ。
運命の波は、粛々と押し寄せ、引いていく。

気候変動や人類の歴史も、大きな運命の周期律に従っている。
満月に影響を受けてか、今日23日も、茨城で無差別殺人があった。
不可解な事件も、社会背景の飽和に引き金が引かれたに過ぎない。

「誰でも良いから殺したかった」・・またかと言うほど聞かされる。
世界に蔓延する「命の喪失」。他人の命も自分の命も理解できない。
情報過多社会の実感の喪失だ。

そしてこれもまたサイクルとして、悲しいことながら、巨大な死の体験をしなければ、実感を取り戻すことができないのかも知れない。


冥王星→山羊座 2

2008年03月13日 | 世相史観

冥王星が惑星から矮惑星に格落ちしたことで運命が変わるか?
何も変わらない。

既述の
惑星が先か運命が先か冥王星除外大転換 2
と同じ事になるが、改めて書く。

惑星も運命の子
運命は惑星に支配されているのではなく、運命は運命そのもので動いている。人も、惑星さえも、運命に動かされているに過ぎない。

惑星で運命を語るのは、それが解りやすいからだ。
くどい話しだが、
温度計が30度になったから30度の暑さなのではなく、暑い気温を温度計という道具で測ったら、摂氏30度を指した。華氏なら86度を指す。人間が勝手に決めても、暑さは同じだ。
惑星は運命を表す温度計、バロメーターに過ぎない。

冥王星という指標が有ろうが無かろうが
運命は動く。暑くなったり寒くなったりするが、それを冥王星の性格で語ると解りやすい。30度ですよと言われると、水に入っても良いんだな、と思うように・・・。

では具体的に、冥王星が山羊座に来るとは、
山羊座と言われる物事に、250年周期で冥王星的な変化が起こるということだ。
占星術ではこれを、山羊座に冥王星が来て影響を受ける。と、逆の表現をしているに過ぎない。

以上のことを前提で、
冥王星が来ると山羊座の人はどうなるか、という話しは、
一言で言えば、山羊座がサソリ座になる。
サソリ座の衣装を着た山羊座はサソリ座風で、サソリの友達が寄ってくる。魚座とかカニ座とかサソリ座とか。
また別な表現をすれば、サソリ酒を呑んだらサソリ酔いをする。
つまり、冥王星が居る期間、サソリと思われ、自分もサソリになる。

山羊座のモットーは「I use」。すべてを物質化し、数値化する。
山羊座はセンチメンタルなコンピューター。そこに、情念と逆転のサソリ座カラーが加わる。
サソリ座のモットーは「I desire」。手段を選ばぬ際限のない欲望、生と死の逆転。
山羊座の人は貪欲になり、やがて生まれ変わる。
山羊座の事柄は、政治と金融と時代だから、サソリ座のエネルギーと生命に関してそれが動く。エネルギーの転換、生命観の転換。

ただし、冥王星の影響は長く、認識しがたい。
むしろ現時点では、一年滞在する木星(=射手座)への変化の方が顕著に出るので、外国やインテリとの精神的出会いが多くなる。

山羊座の社会現象  (木星・冥王星)
現在、世界的に株と商品相場が乱高下している。お金は物の数値化であり、数値が異常に空回りしている現象だ。相場師は大喜びだろう。
この山羊座現象に振り回される、180゜のカニ座=食品はピンチになる。
今年、木星で特に顕著になるが、冥王星滞在の長期にわたり、マネーと相場のあり方が「生まれ変わる」

参考:
ヤギ座
大転換
ヤギ座1988~1995年
サソリ座
天王星と木星のドラマ
サソリ座1974~1980年


親ガメこけた

2007年10月17日 | 世相史観

親ガメこけたら皆こけた
亀も首を伸ばしすぎて、スッポン汁になってしまった。

魚座の時代3・4などで話したように、魚座時代の名前として「亀」「エビ」などが目立っていたが、目立ちすぎると、パンクする。
時代の興奮剤が切れるとリバウンドがきつい。
そろそろ魚座時代の終わりが近づいているようだ。

亀田一家の場合は、特にスポーツ問題とも絡んでいるので、
射手座木星の今年。下りも急激だ。
射手座はスポーツや報道だから、報道機関も同時に失墜する。

天王星→オヒツジ座に入るのは2010年5月だから、
まだ、魚座時代は続いている。
しかし、今年の場合は
魚座に90゜の凶角←射手座の木星。(2006年12月~)
魚座に180゜の凶角←乙女座の土星。(2007年9月~)
と、Tスクエア(羽交い締め)で、さらに双児の要素が加わると
グランドクロス(十文字・四方固め)になる。

双子座が表すのは、アメリカ、教育、TV、子供、兄弟・・・
それぞれへの影響は、見た通りで言うに及ばずだが、
こういう、変容宮のグランドクロス状態から、
逆に、「亀田一家」問題の意味が解る。
(ちなみに、親ガメ史郎は双子座だ)

教育、十代、スポーツ、報道、捏造、組織経営、娯楽・・・
亀田は、この全てが絡んだ「世相」の象徴だ。
時代が違えば、初めから亀は首を出さなかっただろうが、ろくろっ首のように亀の首をもたげさせたものは、星であり、世相であり、それに、どっぷり浸りきった人心だ。

世相史観で観れば、世の常だ。ゆく河の流れは絶えずしての、無常の世に浮かぶ、小さな泡沫に過ぎない。

亀田一家やTV局をボロクソに言っている人たちは、始めはどうだったのだろう。こういう人に限って、「オレは、始めからそう言ってたんだ!」と言うに違いない。


84年と60年

2007年09月06日 | 世相史観

世相サイクルは、天王星の84年周期を取り上げてきたが、
もう一つ、東洋暦の60年周期がある。これも、なかなかウナズける。東洋暦も、元は惑星周期だから、当然とも言える。
60年は、木星の約5周。土星の約2周。

そこで、東洋暦60年=60干支で、歴史を対比してみよう。
干支は年表にあるから、天王星84年周期よりわかりやすい。

近年、最大の事件「911」は、2001年「辛巳」年
60年前の「辛巳」は1941年、昭和16年「真珠湾攻撃」だ。
これはイメージとしては全くの一致と言える。

さらに60年溯って、1881年、明治14年はどうか
当然、時代状況は違うから同じ事はない。飛行機もない。
しかし、この年、ハワイのカラカウア王が来日し、日本との接近を計り、アメリカでは、かろうじて当選した大統領ガーフィールドが銃撃され、二ヶ月後に死亡した。
ブッシュもかろうじて当選したばかりだった。
この他にも、世界情勢の相似点は多い。

60年前と現在の干支を対比

庚辰 1940 皇紀2600年       2000 ミレニアム
巳 1941 真珠湾攻撃        2001 911同時多発テロ
壬午 1942 ミッドウェー         2002 悪の枢軸発言
癸未 1943 連合軍攻勢        2003 イラク攻撃
甲申 1944                         2004
乙酉 1945 終戦                 2005 イラク新憲法成立
丙戌 1946 スターリン首相   2006 北朝鮮地下実験
丁亥 1947 米ソ冷戦始る      2007
戊子 1948                          2008
己丑 1949                          2009
庚寅 1950朝鮮戦争~53     2010
辛卯 1951 サンフランシスコ条約    2011

これで見ると、今年2007年はアメリカが焦った年と言える。
60年前を振り返ると、今後の流れが何となく見えるかも。


レッドソックス

2007年04月08日 | 世相史観

「赤い靴下」は魚座だ。12星座の最後、魚座は人体の最後=つま先を表す。
現在、魚座にいる天王星は異変や革命。革命と言えば左派と思われるが、そういう意味ではない。ある状態に異変が起きることだ。84年前にロシア帝国が倒れてソビエトになったが、天王星が同じ位置に来たら今度はソビエトが倒れてロシアになった。

さて、天王星84年周期は、もちろん野球も例外ではない。
イチローがジョージ・シスラーの安打記録を84年ぶりに破ったのは絵のようにできすぎた話しだが、同時期にはベーブ・ルースの出現で、その後のメジャーはパワー野球にシフトし、シスラーの影は薄かった。ところが80年後にホームラン記録が次々生まれたにもかかわらず、イチローの出現でシスラーも見直され、今度は技とスピードが見直されている。

レッドソックスは、1920年、金を得るためにベーブ・ルースをヤンキースに放出した。1918年以後、2004年まで「バンビーノ(ルース)の呪い」と言われ一度もワールドチャンピオンになれなかったが、天王星が魚座に来ると86年ぶりに優勝した。
そして、2006年、大金をはたいて松坂を獲得。84年前の一件が、よほど懲りていたらしい。つまり、今度は逆のことをしたわけだ。(投手と打者も)
そう言えば、ベーブ・ルースと松坂。丸ポチャで愛嬌のある面影は再来かもしれない。


なお、昨年レッドソックスが無理をしたのは、木星がサソリ座でレッド=赤=サソリの影響もある。レッドソックスはサソリ座と魚座の球団で、どちらも影響する


牡牛座2018~2025年

2007年03月31日 | 世相史観

天王星 牡牛座 <女性星座>
1934/6(S9)~1941/8(S16)=2018/5~2025/6

今から10年後、2018/5~2025/6に当たるのは、
昭和9年~昭和16年
牡牛座は離乳した幼児。自活。人体では首と喉。衣食住の始まり。
国は、スイス、スエーデン、アイルランド、イラン・・・?*

前の牡羊座時代に現れたリーダーが暴走を始める。ことに、牡牛座のヒトラーは大興奮。当初は、牡羊座の末期から神通力を発揮し大成功で人気を得るが、神通力が薄れ暴走に変わる。(個人一辺倒の危険例)
ちなみに、昭和天皇も牡牛座で、ゾルゲ事件の尾崎秀実と同生年月日。(立場はまったく異なるが、「運気」の観点からは興味深い)

牡牛座は「生きるための所有」。まず自分の生活を守る。
「ブロック経済」の時代と呼ばれ、世界中で経済権益の縄張り作りが盛んになり、戦争に発展。日本でも「満蒙は日本の生命線」や「大東亜共栄圏」という言葉が踊る。
世界的に牡牛座の「自分が食うためには当然」の論理が蔓延した時代。
現在、盛んなFTAの10年後の姿を暗示している。危険性の予防策を考える必要があるだろう。

牡牛座の支配星は愛と美の金星。
ラジオ、映画、レコードなど五感に訴えるものが流行る。日本ではメロドラマ映画「愛染かつら」が主題歌と共に大ヒット。政治も世界的に映像を意識した大プロパガンダが流行った。

*イランは獅子座ではと考える


牡羊座2010~2018年

2007年03月11日 | 世相史観

天王星 牡羊座 <男性星座>
1927/4(S2)~1934/6(S9) = 2010/5~2018/5

今から3年後の、2010~2018年に当たるのは、
昭和2年昭和9年
牡羊座は生まれたての赤ん坊。人体では部。唯我独尊。荒野に立つ若者。開拓精神。プロメティウスの火・・・ものごとの「始まり」を表す。
支配星の火星は、闘争、炎と銅、粗野、男性本能を表す。
国は英仏独。独立心とリーダーシップ、革命の発祥地だからか。今後はEUと考えたらいいかも知れない。

1927年、天王星が魚座を過ぎて牡羊座にはいると魚座の芥川龍之介が自殺した。双子座が終わった1948年には、双子座の太宰治が自殺している。天王星が去ると神通力が失われ、目立っていた人ほど、落ち込んだり失敗したりする。(木星の影響でも似たようなことが起きる)
牡羊座時代には「荒野」が生まれ、力の解決が図られる。闘争と暗殺時代。
世界大恐慌。世界的な「荒野」の中に、さまざまなリーダーが現れた。
蒋介石、毛沢東、ルーズベルト、スターリン、ヒトラー・・・
道を失った大衆が、一人のリーダーについて行こうとする時代。リーダーの資質によって道が分かれる。もう一つ前の牡羊座時代にはフランスにナポレオン3世が登場。
政治だけではなく、学問文化などでも権威や創始者が現れる。価値の偏る時代とも言える。

牡羊座時代は世界初、日本初など「初めて」(新)に注目が集まる。
リンドバーグ大西洋横断。日本初地下鉄。岩波文庫創刊。普通選挙。ミッキーマウス登場。冥王星発見。第1回FIFAワールドカップ。羽田開港。宝塚誕生。ベニス国際映画祭・・・

 

2010年(実質2009)以降の牡羊座時代を考えると
気候変動による農業の破綻→世界的経済混乱。新技術導入。新政策の始まり。新思想原理の提唱。リーダーへの依存・・・など、さまざまな「行き詰まりの打破」が始まる。特にEUが主導するが、日本との関係が深まり摩擦が起こる。中国は強引にでて、内憂外患になる。世界は東西対立と言うより、東西南北対立になる。
論理の偏りが起こり、互いに衝突する。(既にネットにはその兆候が見られる)
頭に関する話題が増える(脳改造、発毛、理容美容業界など)。
ブランド志向が消えて、新ファッションが現れる。

 

※その後の記事
もうすぐ牡羊座()、() 「新」が始まる 豊年満作 突然の客 牡羊の新月 維新の新