魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

大転換

2007年02月04日 | 世相史観

通販会社のトラブルがいろいろ起こっている。通販は射手座と双子座(情報と流通)どちらの要素もからんでいる。なかでもズバリは「ジュピター・ショップ・チャンネル」輸入「消臭器」の誇大広告。「ジュピター=木星」は射手座の支配星、木星と射手座は同義語。木星は膨張を意味するが、誇大広告はできすぎだ。
射手座と言えば南米。チリのアニータが再来日して大人気?!・・・ほんと、感心させられます

天王星、魚座に関する話題もメモしておくと
いろいろ魚住さんがにぎわせている。春(魚座)の桜ブームでは、桜塚やっくんとかウケて、不二家の社長、藤井から桜井に、紫と春のピンクでどっちも魚座の名前。

運命の時
不二家の件で山崎製パンが出てきたと思ったら、味の素がヤマキと提携。「山」や「岬・崎」は山羊座。
運命をあらわす山羊座(磨羯宮)について考えてみよう

このところインドが大注目で、ドキュメント番組も目白押し。
インドは山羊座で、中国のカニ座と180゜表裏の関係にある。アメリカの双子座とスペインの射手座の関係と同じで、因縁の関係だ。
冥王星は惑星から除外されたが、占星術の周期指標としては生きている。
その前提で話を進める。

一つの星座に約20年滞在する冥王星は、一年後に山羊座入りするが、既に一、二年前から影響圏に入っている。冥王星の意味は時代の徹底的変革=パラダイムの大転換を意味する。さらに山羊座は、命あるものの最後の姿、本質(骨)をあらわす。山羊座が体制の終わりを告げることは天王星のサイクルで話した。天王星84年に対して、冥王星はその三倍のスパンを持つ。

前回、冥王星が山羊座に入ったのは約250年前、1760年頃で、ワットの蒸気機関は1769年、冥王星→山羊座の最中だ。つまり、産業革命の始まりであり、このサイクルが持つ重大な意味がよく解る。
現在起こっている、ほとんどあらゆる弊害は、産業革命後のパラダイムがもたらしたものと言ってもいい。
経済システム、近代国家、学校、資源の大量消費、大戦争・・・  。
この象徴的な存在がアメリカであり、冥王星、山羊座時代に独立した。そして、そのきっかけとなったのが、同時期に生まれたイギリス東インド会社のお茶だった。インドが沈む時、アメリカが浮かび上がったわけだ。
インドの植民地化が始まり、アメリカが産声を上げて250年。一つの歴史時代(貪欲時代と呼びたい)が終わろうとしている。諸行無常。何ごとも「極まれば転ずる」、今度は逆転が始まるかも知れない。
われわれはミレニアムと近代300年の変わり目に遭遇している。凄いことだ。
これから二十年、じっくり時間をかけて、気づかぬうちにまったく新しい体制ができあがっていくだろう。

21世紀は中国の時代と言われているが、表裏の関係にあるインドの時代でもある。しかし、そういう見方は近代的歴史観の域を出ない。国単位で考えること自体、過去のものになるだろう。
確かに、目先、中国やインドは目立った存在になる。2007年、暮れには木星が山羊座に移り、時を同じくして冥王星も山羊座に入る。つまり運命の時を迎えるのだ。

250年前、世界に何が起こったか。18世紀後半。1760頃から20年間のことだ。15世紀、大航海時代に始まる、重商主義、絶対王政の250年が7年戦争を契機に崩れ始めた。オランダから、イギリス、そしてアメリカへシフトが代わり始め、次の水瓶座に冥王星が移ると、フランス革命により民主主義へ移っていった。
18世紀後半の世界の激動は単なる混乱ではなく、人類の生き方の変化だった。
今また、まさにそれが起ころうとしている。

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