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シンガポール&マラッカタイル旅2018【バレスティア通りのマジョリカタイル巡り&リトルインディア他】

2018-05-29 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

エメラルドヒルを満喫した後は、バレスティア通りへ向かった。

初日にバレスティア通りを少し歩いたことは歩いていたのだが、その時は差し当たって何も見つけられずに諦めたのだったが、

実はバレスティア通りというのはとても長くて、初日に歩いた箇所とは反対の方からアプローチするため

MRTのノヴェナ駅から向かった。

 

 

駅から歩くこと20数分・・最初は古い建物など見当たらず、どうしたものかと思っていたが

1軒大きな建物が現れた。

 

 

ファサードには向かい合う獅子のレリーフ、両脇の柱の上には牛の彫像、濃密な植物文様のレリーフが散りばめられる。

動物文様は初めて見たかも。装飾もかなり細かいなあ。

 

 

そしてそのレリーフを縁取るようにマジョリカタイルが貼られていた。

 

 

暑さでバテバテになっていた時にホーカーズを見つけたのでひと休み。

とにかく冷たいものが食べたくて、かき氷を。

トッピングはグァバとナタデココ、バジルシード。

ちょっと酸味のあるグァバのトッピングがさわやかで生き返る~~

 

 

かき氷はお値段も安く、どれも捨てがたいラインナップだった。

 

 

そしてバレスティア通りのランドマーク的な建物、Sim Kwong Hoハウス。

チャイニーズバロックと呼ばれる中華と洋風折衷の華やかな建物。

 

 

こちらも、先ほど見た建物同様、ファサードの天辺、三角形の部分には獅子のモチーフの

レリーフと「沈廣合」との文字が描かれている。

同じ一族?オーナー?の建物なのかな。

 

 

カラフルなレリーフは木々にとまる鳥や花や実のなる草木が中華風に描かれている。

 

 

そしてその間に貼られるマジョリカタイルも装飾に負けず華やか。

タイルはベルギー製。

 

 

この紫のタイルとブルーの花のタイルは初めて見るタイル。

 

 

アーケードを支える柱にもタイルがびっしり。

小さめの花のマジョリカタイルと長方形のグリーンのタイルとの組み合わせ。

こういうパターンも初めて。

 

 

最後のタイルスポットにして、初めて見るタイルにも遭遇するなんて、ほんとにタイルのデザインのバリエーションは

限りなく豊富にあるんだなあ。

 

 

隣に続くショップハウスもタイルがたっぷり。

こちらはホテルとして使われているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

更にその横に続くショップハウス。

飲食店や他、一階はお店に。

 

 

 

 

 

 

ちまきを売るお店。

いろんな種類のちまきがあるみたいで惹かれてしまったが、、

この時、朝ごはんを食べ過ぎててまだお腹いっぱい;

 

 

お茶屋さんも。

 

この後、このバレスティア通りから最寄りのMRTの駅へ移動したかったが、歩くには相当距離があるようで、

この時点でバテバテの私たちにはかなり厳しく・・バス停があったのでバスに乗ることに。

交通の便が悪く、どのバスに乗るべきか右往左往してしまったが、とりあえずMRTの駅のあるバス停で下り、

その後リトルインディアへ移動した。

 

 

この日はシンガポール最終日で、マラッカまでバスで移動予定だったので、ぷにょさんとはホテル二時半出発の約束をして

各自自由行動に。

私はリトルインディアでもう一軒見たかったモスクと異食文化の会用に、市場でバナナの葉をゲットしたかった。

 

 

バナナの葉といえば、以前異食文化の会で、ベトナムのテトを楽しむイベントに参加した時に

ベトナムではタダのような値段で手に入るが、日本でネットで買うと一枚千円もすると話題に上ったことがあったので、

これはぜひともシンガポールで手に入れて帰らなければという使命感に、勝手に駆られていた私。

 

 

バナナの葉はリトルインディアのテッカセンターの市場にあると調べはついていた。

 

 

そして人に聞きつつ、バナナの葉を売る店を発見!

一人のインド人らしきおばちゃんが、バナナの葉のみ売っていた。

5枚一組というのでとりあえず10枚ゲット。

 

 

テッカセンターの向かいはインド雑貨や衣類のお店が入る。

ここをサラッと見ながらモスクを目指す。

 

 

マジョリカタイル付きのショップハウスもいくつか発見。

 

 

二日目にリトルインディアのマジョリカスポットをくまなく回ったつもりだったが、まだまだあったなあ。

 

 

ケシの花のようなデザインのタイル。

 

 

 

 

そしてアブドゥル・ガフール・モスクへ到着。

1907年に建てられたそう。

 

 

建物は南インドとヨーロッパの建築様式を融合したデザインだとか。

 

 

玉ねぎ型、というかソフトクリーム状にくり抜かれたアーチが並び、周りには星の装飾が散りばめられ、

柱の装飾は西洋風。

 

 

 レモンイエローとモスグリーンのコントラストがきれいな建物。

 

 

 

 

しかし、訪れた時間はまたしてもお祈りの時間だったようで、中に入るのは自粛。

中のドームはステンドグラスが美しいそうだ。

 

 

 

 

 

  

帰り道でもタイル物件を発見したが、

 

 

ここのタイルはどうも新しそう。 

 

 

お昼ご飯をまだ食べてなかったので、テラス席が風通しよさそうなお店があったので、そこでインド料理を食べることに。

まず、初日に食べて感動したプラータを注文。

めちゃめちゃ皮が薄く伸びる・・

家で再現した時は全く伸びなかったのだけど・・

ここでレシピをちゃんと聞いておくんだったなあ。

 

 

今回頼んだのはおやつ感覚のバナナプラータ。

バナナとこの極薄を折りたたんだ生地がマッチして美味しいなあ。

 

 

更に隣で南インド式ミールいろいろがあったので、野菜のカレーを頼んだ。

ここはトレーの上に紙がしかれておかずが載せられていたが、本来はこの紙がバナナの葉になる。

 

 

この後はぷにょさんとホテルで二時半に合流し、ブギス駅にあるバスターミナルへ行き

三時半発のバスに乗って一路マレーシア・マラッカへ。

バスで国境越えは初めてだったが、乗ってしばらくすると、出国手続きで、バスから一度降ろされ、

さらに入国手続きで荷物を全部持って降り、入国審査を受けてからバスに戻り、とおちおち寝てられないけど

4,5時間ほどでマラッカへ到着した。

 

シンガポールでの体験レポはこれにて終了。

3.5日間とは思えないような密度の濃い充実した旅をすることができた。

今回はシンガポール初にして、完結する旅、を目指してたけど、後から調べるとまだまだ見切れてないところもちょこちょこあった。

また訪れることがあるのか、ないのかはわからないけど、とりあえず悔いなくやり切った感でいっぱい。

さて、次は二度目の再訪となるマラッカへ、続く。

あ、その前にシンガポールの載せきれなかった写真いろいろをシリーズ毎にアップ予定。

 

 

 

 

 

 

コメント
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