エバートン通りを歩いて、こちらはスポーティス・ウッド・パーク通りにやって来た。
こちらにも三軒の建物が連なるテラスハウスが見られる。
案内表示板によると、パイナップル王、リム・ニー・スーンによって1916年に建てられたとか。
バロック風のレリーフ装飾に中華風の瓦の庇がつく。
その1階の瓦の庇の上に、マジョリカタイルがふんだんに貼られている。
瓦のすぐ上にも一列、更にその上にボーダーマジョリカタイルに囲まれたバラの花のマジョリカタイルが
左右対称に入れられている。
隣の家もまた違ったタイルでコーディネイトされてる。
さらにその隣も。
これらのテラスハウスは玄関前のスペースも広くとられ、ゆったりとした造りになっていた。
すぐ隣にはまたまた超高層マンションがそびえたつ。
こちらはコンドミニアムだそうで、遠くから見て気になってたのだけど、そのデザインがまた斬新!
ところどころに共有スペースなのか、緑も見られ、丸みを帯びた開口部にも温かみが感じられる。
リアルな壁画が見られるショップハウス。
こちらのショップハウスもそれぞれに個性のある玄関扉が楽しい。
真っ白な玄関扉両脇には赤いりぼんをつけた獅子の石像。
カラフルな壁に年季の入ったドア
カフェなどのお店もいくつかあった。
そして、ニール通りへやってきた。
こちらにもまとまってテラスハウスが並ぶ。
まだ見たことがなかったようなデザインのタイルも続々と登場~
リボンと花綱の乙女なラベンダー色のタイル、一番下の列とその上とでもデザインが違ってた。
こちらも又、別のところで見たバラのタイルとはデザインが違ってる。
次から次へ見たことないデザインのタイルが登場して、私たちを全く飽きさせない。
こちらも新柄で可愛い花模様。
ニール通りは女子力高めな乙女系タイルが多かった。
こちらは今回は時間がなく、逃してしまった唯一内部公開している「ババハウス」
この吉祥文様の木彫りの門もすごいなあ。
中にはどうしたらこんなに汚くなってしまうんだろう?
というくらい汚染されてるタイルの玄関もあった。
そして、朝ごはんも食べないといけないし、そろそろ戻らねば~と、このまま戻ってしまったが、
実はもう一つチェックしなければいけなかったブレア通りをすっかり忘れてた・・無念;
通りかかったエバートンパーク住宅団地。
黄色とピンクのカラフルなバルコニーが可愛く、建物前の植栽も独特な形をしてるなあ。
バルコニーの透かしブロック。
日本では無機質なデザインになりがちな大きな団地だけど、シンガポールのものはどれも個性が際立ってる。
帰り道はまた違う道を通って帰ったけど、
どこを通ってもいい感じの古い家並みが残っていたりする。
窓前に置かれた椅子の配置が絶妙なお宅。
背後はピナクル・アット・ダクストン。
こちらはまたリノベーションされた建物のようで、寿司と和牛のレストランも入ってた。
ちょっと見にくいけど年輪風に滑り止めの入ったタイル
モダニズムな建物もちらほら
赤と緑、、まるでクリスマスのようなカラーの中国の会館。
中国会館ながら洋風の意匠
しかもかなり激し目。
こちらも洋風建築の中国会館のよう。
この後は近くの食堂で海南ライスの朝食を食べて、待ち合わせのホテルへ戻った。
朝活にして、もうすでにタイルで満腹状態という、なんとも贅沢な数時間を過ごせた。