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シンガポール&マラッカタイル旅2018【アラブ・ストリートのモスク巡り】

2018-05-11 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

チャイナタウンのアンシャンヒルのタイルを巡った後、そろそろホテルへ・・は戻らず。

日が沈むまでは歩き回るのが私たちの信条?!

明日の予定前倒しでやって来たアラブストリート界隈。

カンポン・グラムと呼ばれるこの地域はイスラム色の濃い地域で、モスクをはじめ、アラブのお店が立ち並ぶ。

 

 

この界隈でもシンボル的なサルタンモスクはシンガポール最大最古の寺院で1928年建造。

黄金のドームと4本のミナレットを持つ。

青空に黄金のドームが映えてきれい!

建物はアラブ様式にインド、イギリスの建築様式を織り交ぜたものだそうで、

5000人を収容することができるという大きさ。

 

 

ドーム内はこの日はまた礼拝の時間だったからか入れず、周りをぐるりと一周。

 

 

 

 

テ・タリの名店があるというのでやって来た。

テ・タリは練乳入りの濃いいミルクティー。牛乳を煮だすチャイとはまた違ったおいしさがあって

私は以前マレーシアで、その美味しさにはまってしまった。

テ・タリを高い位置から注ぐパフォーマンス?に釘付け。

高い位置から注ぐことで泡が大きく立ってまろやかな味わいになるのだとか。

 

 

店の奥にはコンデンスミルクの缶、山積み。

 

 

いい感じに泡立つ仕上がりに。

ホットが定番なようだけど、私たちはこの暑さに負けてアイスを頼んだ。

この濃厚な紅茶の味わいがクセになるおいしさ~生き返った・・

 

 

異国情緒漂うアラブストリートだが、すぐそばの最寄りのブギス駅の一画には近未来的なビルが建つ。

6角形のハチの巣型パターンが壁面に広がり、その壁面は大きく弧を描いてる。

美しいなあ。

 

 

ホテルやコンドミニアム、ショップやレストランなどが入る最先端のビルと雑然としたアラブストリートとの

対比、新旧の混在ぶりが面白いなあ。

 

 

こちらはマレーヘリテージセンター。

元はサルタン(領主)の旧居であった宮殿を改装して造られたそう。

マレー系の歴史や文化を紹介する施設となっている。

 

 

そして、すぐそばにも洋館があって、こちらはママンダというマレー料理のレストランになっているようだ。

19世紀半ばにサルタン一族の住居として建てられた洋館を改装したお店だそう。

 

 

もちろん、ここで食事はとる予定でなかったけど、少し中を見せてもらってよいか?

と尋ねると、快くOkが出て、見せて頂くことに。

天井に何本も梁が渡された玄関ホール。

 

 

カラフルなセメントタイルの床が豪華な豪華な個室。

 

 

 象嵌タイル?が美しい部屋

 

 

階段柱の細やかな彫刻

 

  

そしてモスク巡りの続き、ハジャ・ファテマ・モスクやって来た。

1846年にマラッカ出身の女性実業家ハジャ・ファテマが建立したそう。

 

 

八角形の塔がそびえる。

 

 

玄関の靴脱ぎ場には大理石の象嵌装飾が入れられていた。

 

 

尖塔アーチが並ぶ回廊

 

 

礼拝堂は中央天井はドーム状になっていてドームに付く窓からは光が射しこみ、幻想空間を演出してた。

 

 

 

  

そしてもう一つのモスク、マラバールモスクは マラバール出身のイスラム教徒のコミュニティによって

1963年に建てられたというモスク。

 

 

このモスクはなんと総モザイクタイル貼り。

2万枚ものタイルが使われているという。

 

 

ブルーを基調にした六角形のモザイクタイルがびっしりと。

タイル好きにはたまらんなあ。

 

 

 

 

 

三角形の頂点に金のタイルが散りばめられる。

 

  

なんどドーム部分も金のモザイクタイルでできてるようだ。

 

 

 

 

 

テラゾーの柱に金のモザイクタイルで模様が描かれてる。

 

 

2階にある礼拝堂は思ったより明るい雰囲気。

 

 

塀の内側にあったベンチもタイル貼りになってた。

 

 

そして最後にアラブストリート周辺で見た建物が驚くべきモザイクタイル貼りだった。

 

 

今までモザイクタイル文字の看板ていうのは見たことあったけど、これはなんとモザイクタイル文字がレリーフ状に

浮かび上がっているではないか。

そのせいで、平面のものよりかなりインパクトも大

 

 

思わず、すごい職人技!とうなってしまった・・

 

 

柱のモザイクも完璧。

元、何屋さんかは分からず、現在貸し店舗となってシャッターが下りていたけど

このモザイクレリーフ看板だけは何があっても、死守してもらいたいなあ。

 

この後は最後の力?を振り絞って、夕飯に、元魚市場だったコロニアル建築のホーカーズ、

ラオ・パサ・フェスティバル・マーケットへ向かった。

 

 

 

 

コメント
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