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シンガポール&マラッカタイル旅2018【エメラルドヒルのマジョリカタイル巡り】

2018-05-28 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

予定してたマジョリカタイル巡りもいよいよ終盤に。

MRTのサマセット駅下りてすぐのエメラルドヒルにやって来た。

 

 

通りに差し掛かったところで、いきなり美しいマジョリカタイルに遭遇。

 

 

バラをモチーフとしたアールヌーヴォーのタイルは鮮やかな深紅のタイルとマッチして、

素敵な玄関周りを演出していた。

 

 

エメラルドヒルは1840年代まではナツメグのプランテーションのあるエリアだったそうだが、

20世紀初頭には再開発され、テラスハウスが立ち並び、多くの著名なプラナカンが住むエリアになったという。

 

 

丘のふもとの方ではプラナカンのショップハウスを改装したお店がいくつかあり、

少し進むと閑静な高級住宅街といった雰囲気が漂う。

 

 

玄関周りは、それぞれの家のオリジナリティがあふれている。

細かい透かし彫りのスィングドアがつく家や、

 

 

色ガラスの入った丸窓がつくスィングドアのある玄関。

 

 

 

 

目の覚めるようなエメラルドグリーン色で統一されたショップハウスも

 

 

真っ白な壁面に

 

 

マジョリカタイル貼りの玄関も発見。

 

 

パステルカラーのやわらかいトーンのマジョリカタイルが扉周りにびっしりと。

 

 

バラのアーチにかこまれた玄関も素敵だなあ。

 

 

重厚な扉、窓辺にグリーンが素敵。

 

 

こちらはマットなピンク色のレリーフタイル貼り。

 

 

重厚でクラシックな雰囲気。

 

 

 

 

こちらも窓下は華やかなマジョリカタイル貼り。

郵便受け付き。

 

 

花綱の縁取りボーダータイルとコーナーの花のボタンタイルが可愛い!

 

 

こちらは門付きの邸宅群。

1903年建設当時は伝統的な潮州スタイルの門がついていたそう。

 

 

現在の門と塀は改修されたものだそうだけど、中華風の瓦屋根などが復元されている。

 

 

39番地の番地表示板がアートだなあ。

 

 

中華風の透かし彫りの陶板が入る塀。

 

 

門の中の各家も個性的。

扉前両脇に笑ってるおじさんの銅像?!棒のようなものを持っているが旗でもついていたんだろうか?

両脇の壁に貼り付く天使の顔のオブジェもやや恐い;

 

 

グリーンが豊富なアプローチ。

扉周りにタイルもあるようだけど、よく見えず・・

 

 

よく目にした金柑のような実のついた植物。

縁起がいいものなのか玄関周りに置かれているのをよく見かけた。

玄関の天井には、

 

 

照明の他、たくさんの鳥かごのオブジェがぶら下がってる。

楽しい演出だなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらのテラスハウス群は門柱にマジョリカタイルが貼られてる。

 

 

 

 

 

 

アプローチが長めで見えにくいけど、こちらの扉周りには孔雀のマジョリカタイルが豪華。

 

 

 

 

他にも、子供の遊具なのか?ブランコが天井からぶら下がった家もあった。

 

 

こちらは中華色強め。

真っ青な壁に中華風の飾りのついた扉

 

 

 

 

 

初めて見た、キジモチーフの組み絵タイル。

アールヌーヴォーのバラのマジョリカタイルと共に美しい。

 

 

こちらも花綱の組み絵タイルが貼られてるようだ。

 

 

扉と窓上部の透かし彫りの面格子がとても美しい家。

 

 

この面格子も優雅なデザインだなあ。

 

 

各家、オリジナリティのある小物もいろいろ。

呼び鈴のベル

 

 

表札のようにかかっていたマジョリカタイル。

 

 

番地表示板もいろいろ工夫されていたりして、こちらの家は可愛い木彫りのものが。

 

 

 

 

裏手の通りにも素敵な扉や門構えの家がいくつかあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰りに、エメラルドヒルの一番ふもとにあるレストランが開いてたので

ちらりと中を覗いたら、中はたくさんのアーチがあった。

元々は何の建物だったのか?気になって、中を見せて欲しいとお願いしたけど、

開店前ということで残念ながら断られてしまった。

 

 

しかし、エメラルドヒルはかなりのボリュームと見ごたえのあるタイルスポットでとても満足!

この後は最後のタイルスポット、バレスティア通りへ向かった。

 

 

 

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