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大宇陀の町並み

2010-10-21 | 建築巡り・街歩き【その他】



先日、奈良の馬見丘陵公園のダリアを見に行く前に、宇陀松山の町並みを歩いた。
重要伝統的建造物保存地区に選定されている宇陀松山には格子が美しい町家の連なりを見ることができる。
洋風建築もいくつか見ることができ楽しい散策ができた。





こちらは現役の病院、森岡医院。
昭和10年頃建築当時は料理旅館として使われていたそうで旅館の雰囲気が残されている。
昭和40年代に一階部分を改造して診療所を開いたそう。






大宇陀福祉会館。
明治36年に松山町役場として建てられたもので洋小屋組(トラス)で建てらているそう。





明治初期に建てられた郡司家は紺屋を営んでいた家屋。
格子がとても美しい~
正面には七種類もの格子が使われているそう。






江戸末期と推定される川尾邸。
元は豆腐屋だったそう。
菱形の虫籠窓が珍しい。





ついフラフラと入って行きそうになってしまう和菓子屋さんの店構え。





大正15年に国の史跡に指定された日本最古の民間の薬草園がある森野旧薬園。
園内には約250種類の薬草が栽培されている。





薬の館の看板は唐破風のついた豪華なもの。





和風建築が並ぶ通りに目を惹く洋風建築の松尾邸。
明治15年建築当時から昭和40年までは大宇陀郵便局が置かれていたそう。
二階の真ん中の窓のアーチ部分には〒マークが残されていた。













大正14年に建てられた旧福田医院も洋風建築。





ドイツ壁が特徴的。





通りには水路が通っていて、子どもたちは船を作って流して遊んでた。





町屋を改装した茶房あゆみというお店で昼食。
築100年以上経つといわれる町屋の内部を見ることができる。





二階はこんな太い梁が通っていた。





食事の後のおやつに松月堂の銘菓「きみごろも」を。
見た目厚揚げのようだけど、卵白をふわふわに泡立てたものをうっすらと黄身でくるんであるような繊細なお菓子だった。













大宇陀町のマンホールのデザインは国の天然記念物でもあるカザグルマ草。




コメント (2)
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