ペナンにも19世紀末にペナンの有力者によって建てられた豪奢なプラナカンの邸宅を
公開している施設、「ペナン・プラナカンマンション」がある。
内部にはマレーシア国内から集められたプラナカンの家具や装飾品などの展示があり
屋敷全体がプラナカン・アンティークのコレクションハウスになっている。
明るいエメラルドグリーンの外壁が印象的な外観。
入り口を入ると広い吹き抜けの中庭が目の前に広がっている。
中庭を挟んで西洋風の部屋と中国風の部屋というふうに部屋の装飾分かれている。
こちらは中国風の部屋の豪華な入口。
床に敷き詰められたイギリス製の象嵌タイル。
二階のフェンスと柱の優雅な装飾。
入り口付近に下がっていたシャンデリアは三人の天使が照明を捧げ持っていた。
中国風の部屋には見事な螺鈿の家具が置かれていた。
部屋のつい立ても透かし彫りがびっしりと・・
シャンデリアがまぶしい洋風の部屋。
中華と洋がミックスされたような不思議なデザインのステンドグラス。
豪華なダイニングテーブルとダイニングセット。
別室にはプラナカン陶器のコレクションやガラスのコレクションもふんだんにあってもうお腹いっぱいに。
二階のテラスから中庭を望む。
螺鈿の家具以外にもこんな華やかな装飾がついた西洋家具も。
豪華絢爛なペナンスタイルのウェディングベッド。
ベッドの刺繍飾りは色鮮やかで細やかなもの。
二階の隅にあった洗面台は花の絵付けがされ、回りにはマジョリカタイルが貼られたかわいいものだった。
こちらの邸宅もドラマのロケ地になったそうだが、雰囲気のある見応えいっぱいのすばらしくゴージャスな邸宅だった。