m's diary

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マレーシアの旅2010【KLの建築その2】

2010-10-06 | マレーシアの旅2010


二日目朝、まず家族で訪れたのは「クアラルンプール駅」
1910年にA.B.ハボックにより設計されたもので、2001年にKLセントラル駅が開業するまで鉄道の玄関口として使われて来た。
構内にはヘリテージ・ステーション・ホテルがあるということで
見学しようと入り口を探すが・・クローズとのこと。
ホテルは閉められてしまったのかなあ?!





現在はKTMコミューターが発着するのみとなっている駅構内。
歴史を感じさせるたたずまいのプラットフォームに立つとなんだか旅情が沸き立ってくる。





一部博物館になっていて、マレー鉄道に関する展示がいろいろと。





クアラルンプール駅の向かいに建つのはマレー鉄道事務局ビル。
こちらもA.B.ハボックにより1917年に建てられたビル。
デザインは古代ギリシャから13~14世紀のオスマン帝国まで、アジア、ヨーロッパ各地の建築様式がブレンドされているそう。
少し黒味を帯びた外壁には火山岩が使われているとか。





尖塔アーチが美しい回廊。






階段がらせん状に巡る吹き抜けの玄関ロビーも美しい。





階段手摺の複雑な装飾。






そして鉄道事務局ビルのすぐ後ろにあるのは国立モスク。
こちらは1965年に建てられたマレーシアを代表する現代建築で東南アジア最大のイスラム寺院。





ターコイズブルーの屋根は上から見ると星型になっているそう。





伝統的なイスラム装飾を現代風にアレンジしたモスクで、
あちこちに幾何学模様のイスラム装飾が見られた。





観光客も入り口でマントとスカーフを借りる(女性)と内部見学可。














礼拝堂内部はすっきりとしたデザインのステンドグラスが配された静謐な空間が広がっている・・
礼拝堂はイスラム教徒以外は立ち入り禁止。





天井や柱の装飾も細やか。





柱の下部にはこんな色鮮やかなタイルも見られた。




コメント (2)
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