転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



昨夕、転夫ころもん氏がファイザーのBA4-5の接種を受けた。
本人としては通算5回目、場所は市内の集団接種会場だった。
特にファイザーのほうが良い等のこだわりは無く、
都合の良い日に予約の取れた会場がそこだったから、受けた、
という、私のときと同様の理由だった。

前回の2022年9月よりは、若干、注射が痛かったそうだが、
昨夜の就寝時までのところでは、体調の変化も腕の筋肉痛も出なかった。
今朝は、起きると接種部位の筋肉痛を感じるようになっており、
普段通りに過ごしていたら午後からは気怠くなったそうで、
昼寝して起きたとき、頭重というか眼精疲労を感じて
夕方5時頃ロキソニンを飲んだ、とのことだった。
飲んでから体温を測ってみたら36度9分で、
平熱がどうかすると35度台の彼としては、やや発熱している、かも?
という感触だと言っていた。
ロキソニンはよく効いて、1時間ほどもすると爽快になり、
他には特に目立った体調の変化はないということだった。

ころもん氏の接種歴はこれで、Pf-Pf-M-Pf-Pf、となった。
ちなみに私はPf-Pf-M-M-M-Pf、娘だけがM-M-M-Mでオールモデルナ。
たまたまだが、我が家は最初から、誰も、
副反応で極端な高熱が出るようなことがなく、
せいぜい、地味な頭痛がしたり微熱が出たりする程度で済んでいるので、
全く抵抗なく、ここまで接種することができた。
これがもしも、毎回たとえば39度超の熱が続いて寝込むようだったら、
さすがにキツ過ぎて、途中で接種を断念していたかもしれない。
特に主人と私はコロナ罹患に関してはハイリスク群でもあるので、
苦痛なく接種できたことは、とても有り難かったと思っている。
報道によると秋の接種はXBB系の1価ワクチンになるようなので、
いよいよ初ノババックス接種になる、のかもしれない(^_^;。


追記:ノババックスとの契約はキャンセルになっているようだ。
武田薬品工業株式会社からの新型コロナワクチンの供給のキャンセルについて
(厚生労働省 令和5年2月10日(金))
現在流通しているのは既に供給を受けた824万回分の新型コロナワクチンで、
2023/7/25が使用期限となるロットが最後のものになる。
当初の契約にあった、残りの約1億4,176万回分の供給はキャンセルされたので、
この秋にノババックスから日本に供給があるかどうかは、現時点では不明だ。
個人的には、ノババックスには2021年夏頃から期待感を持っていたのだが、
結局、私自身は縁が無いまま終わるのだろうか。
そして、この秋の接種は、それでは一体どうなるのだろう。

追記 2 (6月20日):接種翌々日には、ころもん氏の体調は完全に戻った。
接種部位の筋肉痛のことも、その後は全然言っておらず、
本日夕方に尋ねてみたところ、本人は既に忘れていた(^_^;。

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宝塚歌劇に角CEO「罹患者が3分の1」「代役公演は積極的に」株主との一問一答
(デイリースポーツonline 2023.06.16)
『阪急阪神ホールディングス(HD)株式会社の「第185回 定時株主総会」が16日、大阪市内で行われた。エンターテインメント事業のひとつである宝塚歌劇団において、生徒の体調不良のためにコロナ5類以降後も休演が相次いでいることに、株主からの不満が噴出した。』『女性株主「本当は1時から宝塚星組公演を見る予定だった。代役公演はできないものなのでしょうか。他の舞台は歌舞伎では(市川)猿之助さんが一家心中騒ぎしても休演は1日かそこらだった。宝塚は1組70、80人がいたら、残りで公演できないでしょうか。休演も詳しい経緯の説明がない」』『角CEO「大量に罹患者が出たのが原因です。初日が開くまでの間、かなり無理をして稽古をして、初日何とか開けたんですが、初日公演が終わったあと、重要な役の生徒が発熱。喉の痛みは残念ながら舞台をつとめるわけにはいきません。代役を考えるべきではあるんですけど、その後検査しますと、かなりの人数の罹患者が出ました。3分の1を越える生徒が罹患した状況。おっしゃるように、たとえ主役級の生徒が罹患したとしても、2、3人で収まるようなら、今後はせっかく取ったチケットが無駄になり見られないよりは、代役でご覧いただいた方がいいに決まってる。数人にとどまってできるなら代役公演を積極的にしたい。残念ながら今回は大量で無理でした。申し訳ないことになりました」』

このところ、報道全般で『コロナ』の名称がなんとなく禁句っぽくて、
どこもかしこも出演者が休むときは「体調不良のため」で、
宝塚歌劇団もそのように言っていたのだが、つまるところ、
やはりコロナ、というより大規模クラスターが発生していたのだった。
いや、記事中ではこの期に及んでまだ『コロナ』の文字はないので、
「咽喉の痛み」「発熱」「検査」などと言いつつも病名に触れないあたり、
『コロナ』の『コ』の字も口にしたらいけない規制が、本当にあるのか。
言霊信仰でも持っているのかもしれないが、
言わないようにしても見ないフリをしても、相手はウイルスなので、
消えないどころか、対処を怠ったら途端に広がり放題だよ(汗)。

過去、主要クラスが肺炎になったり胃腸炎になったり、怪我をしたり、
組内でインフルエンザが流行ったりしたことはあったが、
それらは「体調不良」ではなく、その都度、具体的な発表があったし、
大劇場は常に代役で幕を開けており、何日も閉めることなど論外だった。
歌劇団では、そもそも主な配役にはすべて代役がついていて、
稽古期間中に代役稽古の日も設けられているし、
大劇場公演であれば、どの公演でも期間中に1日、
入団7年目までの生徒さんだけでやる「新人公演」の日が設定されている。
同じ役のできる生徒さんが複数、居るようになっている訳で、
記事中の株主さんの指摘通り、少々の穴なら、頑張ることで埋められる。
それが今回は即座に劇場を閉めて一定期間の休演を発表したので、
「つまり感染症だな。学級閉鎖と同じ(汗)」と私でも思っていた。

歌劇団がどの程度、感染対策を採っていたのかいなかったのか。
『かなり無理をして稽古をして、初日何とか開けたんですが』
の中身がどんなものだったのか、気になるところだ。
普段元気な生徒さん達だし、全員が無事に回復することとは思うが、
若くても軽くても後遺症の懸念は皆無ではないし、
休演でしか対処できないような状態は経済損失も多大であろうから、
再度のクラスター発生ができる限り避けられるよう、
今後はせめて、感染防止対策を強化して貰いたいものだ。

罹患しても気にせず以前通りに過ごして、どんどん経済を回そう、
……というのは、気持ちはわかるが現実には難しい。
熱が出て休む人がバタバタと出たら、現場が立ち行かなくなる。
世の中を回す前提として、やはり感染者数は抑えられなければならない。
感染ゼロになどなる筈がないが、その数が一定以下に保たれないと。
たとえば1組70人、80人である宝塚歌劇団の場合だと、
主演クラスでも感染者数が2、3人で収まるなら公演できるとCEOも言っている。
それが、無理をしている間に全体の3分の1を越える人数の感染者が出たから、
今回はこんな、長期休演をするほかない事態になってしまったのだ。

麻疹のように「一度罹ったら終生免疫獲得」という感染症であれば、
たとえ一時期は大嵐になっても、耐えていればゴールが見えるが、
コロナはそうは行かず、ワクチンや感染で免疫を得てもやがて減衰してしまい、
抗体価の下がって来た人から何度でも感染し得るので、簡単に終わらない。
そうやって流行が繰り返されるほど、ウイルスの変異も早く進んでしまう。
一般論として、マスク着用や手洗い励行、三密回避、等々の対策は、
引き続き、尊重されるべきだと私は思うがね(汗)。
それでも今では、ワクチンの普及や治療法の改善もあるから、
少々流行しても死亡者数の点では、
初期の欧米のようなことにまでは、なるまいと思うが……。

この緩んだ御時世じゃ、我々も、明日は我が身だよホントに(大汗)。

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いつも血圧を診て貰っている内科で、先日、半年に一度の健康診断があった。
毎度の血液検査全般のほか、広島市の肺がん検診の券を使って
胸部レントゲンも撮って貰った。
諸々、特に問題はなかった。

アルブミン4.1が基準値下限ぎりぎり、A/G比1.28には↓がついたが、
これらは私は10年前からこのような値で、どうしようもなかった。
むしろ、昔の基準であればチェックが入らなかったのに、
昨今、基準値のほうが変わって、私に不利になったのである(汗)。
ASTやALT、γ-GTも全く異常なく、それでも念には念をと思い、
自分でfib-4 indexを計算して肝臓繊維化の程度も調べてみたが、
これも問題なく、つまるところアルブミンが低空飛行なのは、
体質というほかなかった。
今後、加齢により更に下がるかもしれない(汗)。

その他、血球成分、血糖、HbA1c、コレステロール関係、腎機能等々、
判で押したようにいつも通りの結果で、大変有り難いことだった。
胸部X線のほうも、肺にも心陰影にも所見は無かった。
日常生活において結核なども全くあり得ない訳ではないので、
たまにはこうして調べたほうが良いのだ。
心エコー、胃と大腸の内視鏡、腹部エコー、頸動脈エコーは、
2021年春にやったので、今回は無し、
尿検査等は毎年10月に結石のフォローアップがあるので、それ待ち。
ほかには、今年4月に、市の補助券を使って乳がん検診を受けたし、
現時点でやるべき宿題は、やった。と思う。
こういう検査は、現状の大ざっぱな確認であってそれ以上のものではないと
よく承知しているが、それでも受けるのは、
基本的に、私が真面目だから、なのである(^_^;。

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先日、父の、脳神経外科受診騒動があった。
あれは数日前の、夕方6時頃だったが、
両親がお世話になっている某有料老人ホームの系列病院外来から
私の携帯に電話がかかってきた。
出てみたところ、以前にも診てくださった先生からで、
「お父様がさきほどの夕食のときから、食器を取り落としたり、
スプーンをうまく口に運べなかったり、
座っていても体が右へ右へと傾いたりして、
普段の御様子とは違うということで、ただいま受診がありまして、
脳梗塞等が心配な状況ですので、詳しい検査のできる脳神経外科へ
これから紹介して救急車で行って頂くようにしてはと思いますが……」
というお話であった。

それで、急遽、24時間救急対応の某脳神経外科病院へ行くことになった。
父はホームのスタッフさんに同乗して頂いて救急車で、
主人と私は自宅からタクシーで、その病院に向かった。
現地で落ち合い、案外スムーズに検査を受けることができ、
しばらくして、呼ばれて診察室に入っていったら、
シャウカステンを前に座っていらっしゃる先生は、
完全な普段着でリュックを背負った姿で(爆)、
伺ってみると既に勤務時間が終わり、帰宅される寸前であったそうだ。
そこへうちの父が救急車で来て、折悪しく院長先生も手術中とのことで、
この先生が予定変更して、残って診てくださったという次第であった(汗)。
勿論、説明も丁寧で大変親切にしてくださったのではあるが、
この状況でお話を伺っているのでなければ、
とてもじゃないがお医者様とは即座にはわからない様相であった。

肝心の検査結果のほうは、有り難いことに、
あきらかな脳梗塞や脳出血は認められない、とのことだった。
父ほどの高齢になると、年齢ゆえの「てんかん」発作の可能性はあり、
そうであれば、今後も発作が繰り返されたり、
かたちを変えて出ることも考えられたが、
当面、断定するほどの状況が揃っていないし、画像上も問題がないので、
今回のところは、治療も投薬もなしで経過観察をすることになった。
父は、先生の問いかけにも一応、答えることができたし、
手を上げたり、握手をしたりする行動も、概ね指示通りにでき、
その点でも明らかな運動機能の障害はないと診断された。

それからリュック姿の先生に篤くお礼を申し上げて、
病院の看護師さんとホームのスタッフさんが父を車椅子に乗せてくださり、
とりあえず我々は皆で、元の待合室に戻った。
介護タクシーさんをお願いしようかと思ったのだが、
夜8時までなら、ホームの車両課の方が迎えに来てくださるとのことで、
ここまでスムーズだった御蔭で、時間的にもそれに間に合った。
待っている間、父は多少、幻視がある様子で、
目の前を手で払ったり、私の服の模様に触ったり、廊下を見ながら
「なんで、あがいに(=あのように)黒い服を着とるんかね。おかしげな」
と誰も居ない方向を見て、私に尋ねたりした。
また、自分の左手をしげしげと見つめ、その手のひらを
右手で触って、何かをつまみあげるような動作を幾度も繰り返した。
一度など、つまんだものを口に入れるような動きさえ、した。

 私「何が見えるん。手に何かついとる?」
 父「……ヵ…ア…」
 私「蚊?蚊がおった?」
 父「か!わ!」
 私「カ・ワ?(^_^;」
 父「ス・キ・ン!(--#)」

ま~~!!イングリッシュなんじゃね(^^)!!」
と、ここでのスタッフさんの合いの手がサイコーであった(笑)。
(↑広島弁。「なんじゃね」は「~なのですね」の意。念のため(^_^;)

リュックの先生は、特に診断書のようなものは下さらなかったのだが、
主人によると、紹介状で来た患者なのだから、病院同士の間で、
おそらく結果報告などのやりとりが今後ある筈だ、とのことだった。
以後、父はきょうまでの数日間、特に変わったことは無く過ごせている。
MRIやMRAで診て戴いてあるので、とりあえず安心して様子を見られる、
とスタッフさんも仰って下さった。
本当に細やかに目を配ってくださり、迅速に対応もしてくださって、
スタッフさんにはどんなに感謝しても足りない。
「なんでもないのに、お呼び立てしてしまって…」
と謝ってさえ、くださった。
とんでもないことだった。
素早く受診の段取りをして下さった御蔭で、大事に至らず、
こうして安心することもできたのだ。
本当に本当に、有り難いことだった。

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束の間の休日の今日、約1ヶ月ぶりに花を買った。
デンファレ、トルコキキョウ、カーネーション。
季節的に、そろそろ暑くなって来るので、
生花を楽しむことができるのも、夏前としてはこれで最後か、
もう一度くらい何か飾れるだろうか?

*************

ときに、きょう6月12日は、アンネ・フランクの誕生日だ。
彼女が、あの日記を書き始めるきっかけとなった日。
私が、ちょっとしたアンネ・フランク・マニアであることは
以前、書いた
とおりだ。
彼女は1929年生まれなので、日本で言えばこれは昭和4年、
うちの母と同い年なのだった。生きていれば94歳。

個人としては、アンネには幸福な戦後を生きて欲しかった、
とは勿論思っているのだが、存命だったならば、
こういう御時世だし、何かと旗幟鮮明な彼女のこと、
なんか変な(爆)オピニオン・リーダーになられていても困るわね、
……などとも思ったりして(ごめんなさい)(逃&逃)。

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新型コロナ抗体、広島県民の保有率94・8% 県と広島大調査
(中国新聞2023/4/7)
『広島県と広島大は、県民のうち新型コロナウイルスの活動を弱める抗体を保有している人の割合が2022年秋時点で94・8%に達していたとの調査結果をまとめた。ワクチンの4回接種で感染予防の効果が高まるとの結果も出ているとする。23年度も国が無料のワクチン接種を継続しており、県は引き続き積極的な接種を呼びかけている。』

さすがに広島県で既感染率がそこまで高い筈がなかろう、
と見出しを見て思い、記事を読んだら、つまりこれは
ワクチン接種または感染で得られるS抗体の値の話だった
(N抗体のほうであれば、感染経験者でないと陽性にならない)。
従来の集団免疫の概念で言えば、悪くない数字であり、
事実、新型コロナの重症化率や致死率は下がってきているのだが、
終生免疫ではないので、感染や発症を高度に防ぐことは実現できていない。
接種/感染からしばらく(数ヶ月か)経つと抗体価が落ち始め、
そこにウイルスの新たな変異も相まって、流行が繰り返される。

『ワクチン接種回数別の感染歴のある人の割合は、未接種が30・0%と最も高かった。2回28・2%、3回11・8%、4回0・4%と接種回数が増えるほど感染者が大幅に減っていた。感染予防効果は3回接種で効果が認められるとし、4回接種で効果がさらに高まるとみている。』

接種回数もそうだが、2回しか接種していない人の大半は、
2021年までで接種が終わっているというか止まっている人だろうから、
その後、既に効果が切れるか薄れるかする段階に来ており、
感染もそれだけしやすくなっている、ということなのではないか。
不活化のインフルエンザ・ワクチンだって半年保たずに効果がなくなる。
特にmRNAは、発症予防に関して長持ちしにくいのが欠点なので、
2年前に打った予防接種が今に至るも変わりなく効いている、
などということは期待しにくいだろう。

ときに、ノババックスがXBB対応ワクチンの量産体制に入る状態だそうで、
米国では、次の接種にはこれが使用される可能性があるが、
日本には入ってくるのかどうか。
Novavax exec says its new COVID shot should work against variants on the rise
(REUTERS June 6, 2023)

私には、記事がよく解読できていない部分があるのだが、
bivalentだとは書いてないので、
XBB1.5をターゲットにする1価ワクチンなのだな?
BA-1対応ワクチンがBA-5にも効いたことを考えれば、
おそらくXBB系統にある程度幅広い効果が期待できるのだろうが、
武漢株やデルタ株などはもう、いいのか(汗)。
mRNA接種歴のある人へのブースターとして使用するだけであれば、
従来株には既に細胞性免疫が誘導されているから、
流行株にターゲットを絞った1価ワクチンで良いということか……。

中国はまもなく3価ワクチン(デルタ、BA-5、XBB1.5)の接種を始める、
とのことだが、効果のほどはどうなのだろう。
接種14日後のXBB.1, XBB.1.5, XBB1.9への有効性は93.28%、
と良い感じのデータが出ているが、持続性その他の詳細は不明だ。
China Approves the World's First Vaccine against XBB Descendent Lineages of SARS-CoV-2 for Emergency Use
(CISION PR Newswire 09 Jun, 2023)

1価ワクチンにしたほうが抗体価は高くなるという実験結果が、
どこかに出ていた気がするのだが……(探したが見つけられず)。


追記:私はワクチンを100%無害だと思って信奉しているのではない。
ワクチン全般、副反応はあり、中には不幸な転帰をとるケースもあることを
私も知っているし、否定していない。
しかしCOVID-19という感染症の難しさ、怖さもまた、私なりに理解している。
反復感染の可能性や、致死率や重症化率、合併症、後遺症、等を考えたとき、
現状、感染はできる限り避けるべきであると思い、対策のひとつとして、
「私は」ワクチン接種のほうを選んでいる、ということだ。
完全に健康で安全でいられる方法が存在しない以上、
「自分にとっての」怖いリスクとマシなリスクのうち、
マシなほうを取った、という話だ。
また、予防接種さえ打てば一生涯、絶対に罹らない、などとも思っていない。
2021年晩秋までは、コロナ封じ込めも現実味のあるものと想定していたが、
オミクロンの登場以後は、一生感染を免れ続けるのは
誰であれ難しいだろうと感じるようになった。
であれば、生涯の感染回数は少ないほど良いが、仮に感染するとしても、
未接種より既接種で感染したほうが、結果がマシになる、
と判断して、「私は」そうなるよう選択をしているのだ。

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昼に少し自由時間ができて、雨も降っていなかったので、
チャンス!と思い、某金融機関に行った。
ここに持っている私の口座を解約し、別の、某銀行にまとめるためだ。
それと、同じ金融機関の、両親のかなり古い通帳が実家にあり、
繰り越しをせねばならない状態で止まっていたので、
ついでのことに、それも持って行った。

私は、このところ自分の預金口座について思うところがあり、
将来自分で金融機関に直接行けなくなることも考え、
もう、ゆうちょ銀行と地元地銀の2つだけに絞ることに決めた。
若い頃に持っていた某都市銀行の口座も、既に数年前、解約した。
以前は、リスクは分散したほうが良いと思って
複数の金融機関に意図的に口座をつくっていたのだが、
もともと大した預金額でもないものを、
「あっちにちょっと」「こっちにちょっと」
みたいなのは通帳の冊数だけが無意味に増えて厄介だ、
ということを両親の件で経験したので、
シンプル・イズ・ザ・ベストの心境になったのだ。

この2行を残した理由は、ゆうちょ銀行は全国展開だし、
某地銀も全国5大都市のうち札幌以外には支店があるからだ。
あとは、適切な時期に、娘を代理人に指定しておかなくては。
子供は一人しかいないので、こういうとき誰を指名するか等の
迷いや問題は、我が家では全くなく、極めて単純だ。

両親のは、某有料老人ホームで入り用になるものの支払を、
某地銀の両親の口座から出しているのと、
二人が「○○円持って来て欲しい」と言えば
代理人の私が引き出して届ける、
ということを、ホーム入居以来、続けている。
しかし今日、通帳繰り越しをした金融機関は、私はノータッチで、
キャッシュカードも見たことがないし、
実態がどうなっているのかについては、実は、定かではなかった。
両親が某ホームに入るときに、全容を一応確認したのだが、
私は本人ではないので、だいたいの記憶しか、既になかった。
幸い、通帳の繰り越しは、旧通帳を提出するだけでやって貰えたので、
一体、いくら入っているのかと、楽しみに(殴!)して
とくと、見てみた。ら。

一応、双方、ぎりぎり6桁に届く残金があった。……のだが。
腹立たしいことに、父の口座からは「NHK」と「電気料金」、
母の口座からも別の「電気料金」が、定期的に引き落とされていた。
両親は存命であり、権利者でない私は実家のすべてを掌握してもおらず、
何がどこから引き落とされているかについて、
逐一、把握しているとは言えなかったのではあるが、
なんと、こんなところから電気代が、しかも二種類………(汗)?
実家がまた、母屋と増築部分と、元・納屋を改築した部分とが、
つぎはぎになった構造なので、多分、電気系統が複雑で、
料金も一括でなく、どこかで分かれているのだろうよね…。

「水道料金」や「電話代」「携帯料金」等々は、
また違う金融機関の口座から落ちるようになっているのだが、
どうしてこんな、複数の口座の面倒を常にみなくてはならないような、
面倒なやり方にしてあるのか、私には全然わからなかった。
そのときの事情があったのだろう、とは思うし、
実家には毎月、各金融機関の人がバイクで来てくれていたので、
顔を立てるために?あちこちに引き落とし口座を設定したのだろうか。
家にいれば、外回りの担当者が来てくれるのだから、
出し入れには不自由しなかったのだろうけども、
今となっては、ただただ煩雑なだけだった。

何よりイヤなのは、口座の残金がそろそろ少なくなっており、
このままでは近いうちに引き落としが出来なくなることだった。
私が出し入れ可能な両親の口座から、ここへいくらかずつでも
今後、移しておくべき、ということなのか。
そうでないと「落とせませんでした」と、ある日のこと連絡が来て、
本人らに手続をする気持ちがなければ、現金振込になるのか。
私が立て替えるような事態だけは、避けたいものだな(大汗)。

やはり、将来のことを思えば、今、私が自分で動けるうちに、
私自身の預金口座の数を絞り込んでおこうと考えたのは、正解だった、
と思ったことだった。

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この週末は、奇跡的に神社から呼び出されなかったので、
たまっていた書類仕事や雑事を軒並み片付けた。
メールでは失礼にあたる相手への手書きの手紙も2本書いたし、
神社関係の暑中見舞い葉書も注文したし、
御中元の手配も一気に全部やり終えた。
氏子さんが末社のひとつに寄附をしたいと言って来られているので、
それが可能かどうかという、某税理士さんへの問合せメールも送ったし、
神饌メーカーへの注文ファックスも出した。
諸々終わったので、きょうの午後には久々の鍼治療にも行った。
懸案を一掃できて、実にスッキリした(^^)。

実家の片付けについても、5月26日にガレージの不要品を始末して、
6月1日に業者さんにエアコンのクリーニングとキッチンの掃除をして貰い、
既に書いたとおり冷凍冷蔵庫も新しくしたし、
随分と整理ができてきて、気持ちが良くなった。
実家はまだ、母屋の大半が手つかずで、先が長いのではあるが、
とりあえず私が使う範囲は、こざっぱりした様相になったので満足している。
私が捨て続けた甲斐あって、ものが減ってキッチンの風通しが良くなったので、
カーテンを新しくしたいな、と、ちょっと欲が出ているのだが、
これは、まあ、御値段次第だな……(^_^;。
実家の庭も、先月後半から、馴染みの植木屋さんに草取りをして貰った。
私にとって既に本宅ではないので、あまり手をかけるのも……、とは思うが、
近所の目もあるし親戚も居るし、それなりの状態にはしておかねばならないのだ。

ともあれ、いろいろなことが片付いてきて、
気持ち良く6月が始まったので有り難く思っている。
今月は、自宅マンションのほうの、洗面室リフォームが大きな仕事で、
2018年以来、毎年一部屋ずつ手を入れ、あちこち始末してきて、
今回の洗面室で最後になる。
ものを減らし、脚立に乗る必要のある背の高い収納を極力やめて、
老年向け(爆)の住まいへの改造が、進んでいる(^_^;。
そのほか、マンション入居以来16年の綻びに関して、
浴室出窓ダイノックシート貼り、浴室追い焚き配管清掃、
和室天袋引き戸調整、クローゼット戸当りゴム交換、等々、
管理会社経由で、細々とした室内メンテナンスをすることになっており、
神社の秋祭りで忙しくなるまでに、それらを終えるのが今年の目標だ。
この家に関しては、私が実家で辟易したような思いを、
娘にはさせないで済むだろう。……そうであってくれ(^_^;。

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なぜB版
きょうは一日、神社総代会関連の書類仕事で終わった。
この業界は、十年一日の如く今も何でも「紙」媒体であり、
更に、その「紙」が絶滅危惧種のB版である。
うちのプリンターはA4までしか対応していないので、
B5で出せるものはまだ良いが、それ以上となると、
提出書類等はA4で作成したうえで、
コンビニに持って行って拡大コピーしてB4にしている。
提出した書類がおかしいときは、神社庁で付箋を貼られて、
お手紙とともに突き返されて来るのだが、
神社庁から来る書類は「歴史的仮名遣い」で書いてあり、
ホチキスでなく、「こより」で綴じてある。
別の時間軸があるとしか。

巫女装束の謎2
3年前、三つの神社の巫女装束がワケわかめな共有状態である話を書いたが、
私の持久戦が実り(違)、今年、隣村のB神社の総代会から、
専用の巫女装束を購入しようかと思う、とお声がかかった。
これが実現すれば、私が巫女舞指導をしている三社のうち、
これまでB神社とC神社が共有していた本番装束を、
次からはC神社専用にできるので、晴れて、A・B・Cの三つの神社が
それぞれ、本番装束を所有できることになる。
そうしたらもう、今後は各神社でクリーニングして装束を保管すればよい。
ついでに鈴扇一式もB神社専用に新調しませんか、
とB神社総務の総代さんに私は言ってみた。
返答は、総代長と協議してから、あることになった。
B神社C神社ともに常駐の宮司さんは居らず、実務はほぼ総代会の一存だ。
これがかなったら、鈴と扇も本番用はそれぞれの神社が専用のを
持つかたちになり、祭までに揃えて先方の総代長さんに渡しておく等々の
私の事務(社務か)がひとつ減ることになる。

夏前にして、はや、秋の巫女舞指導の話
毎年私が担当している巫女舞指導は、C神社については、
今年から神社地元の方が新しく担当してくださることになった。
予定としては、9月に私がB神社の巫女舞指導を始めるときに、
C神社の指導担当者の方にも来て戴いて、
稽古風景を見て戴き、私と一緒に指導をして戴いて、
覚えて戴こうと思っている。
更に私は、A神社、つまりうちの村の地元でも、
ひとり、指導者になってくださりそうな人を、昨年スカウトしてある
この方のお気持ちが変わっていなければ、
今年は10月に巫女舞のお稽古が始まるとき、きっと来て下さるだろう。
あとはB神社の巫女舞指導の方が確保できれば、
装束同様、三社それぞれの指導者がいることになって楽になるのだが。
私が早くサボれるようになりたいのが第一の望みではあるが、
それ以前に、誰かが(ここでは私が)アウトになったら立ち行かなくなる、
というのは組織として致命的にアカンと思うのですよ。
やはり、いかなる役職も持ち場も、交替を可能にしておかなければ。

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6月から電気代が上がる(汗)。シャレにならない値上げ幅である。
それでこのところ気になっていたのが、実家の冷凍冷蔵庫だった。
古い家電は、電気を食うのだ。

母が保管していた取説を掘り出したところ、
実家の冷凍冷蔵庫を購入したのは平成9年11月だと書いてあった。
1997年製、……娘が2歳の頃か。私は転勤で神戸に居たときだな。
その後、平成12年8月に製氷機が不調になって部品交換、
平成22年2月に扉の補強、
平成23年1月に冷蔵機能不能となって修理、
等々と取説表紙にメモ書きが残っていた。
長年、大事に使って来たのだね……、とはわかったが、
最近ずっと、この冷凍冷蔵庫は冷えてはいるものの唸り続けていて、
彼が(彼女が)あまりにもトシを取り過ぎたことを、
私は実家に行くたびに感じるようになっていた。
最後の修理からでも10年以上経っている。

そもそも、もはや実家で実際に生活している人間は居ないに等しいし、
私が行ったときのための冷食のストックや、
来客のお茶出しのために冷やしてあるペットボトル等のためだけの
冷凍冷蔵庫なので、ごく小さいサイズのもので十分ではないか。
そう考えて、今回の電気代値上げを機会に冷凍冷蔵庫を取り替えることにし、
このほど新しく、小型の2ドアタイプを購入し、昨日午後、搬入して貰った。

……なんと、驚くほど静かになった(O_O)!
前の冷凍冷蔵庫は一体、どれほど唸り続けていたことだろうか。
静かになってみてわかる、新しい製品の、穏やかさ(大汗)。
新品かつ小型ということで、相応に電気代が節約できるようになるし、
ある日いきなり死んで中身が台無し、という悲劇も避けられるだろうし、
しばらくは安心して使えるのではなかろうか。
ちなみに、モノは店頭の「特選品」で35900円の品であった(笑)。

ついでのことに周辺を掃除し、ゴキ対策の「ブラックキャップ」を
冷蔵庫や流し台周辺、土間への出入り口、洗面室、父の寝室、
等々に仕込んで来た。
ここだけの話、古い冷凍冷蔵庫を撤去したら、その下から、
それはそれは、おぞましい状態のゴキブリホイホイが発掘されたのよ………(逃)。
ここはネズ公がうろうろ出入りしていたこともあったし、もう、ね……。

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