転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



私がコロナをやっていた間に、友人某氏が見つけてくださいました
(ありがとうございました!)。
ポゴレリチ(ポゴレリッチ)来年1月25日の君津公演のチケット、
8月31日(土)9:00~発売開始です。

君津市民文化ホール
★8/31㈯発売開始★2025/1/25㈯ イーヴォ・ポゴレリッチ ピアノリサイタル

……は、ともかくとして、君津の演奏予定曲目って、これでいいのかね(^_^;?
【予定曲】
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」
ショパン:ノクターン 変ホ長調 op.55-2
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ長調 op.35「葬送」 ほか

翌日の所沢ミューズのと一曲もカブってないし、しかも『ほか』って、
こんだけ弾いて、まだ弾くの!??
最近の彼なら、後半ショパンもう一曲くらいイケるか。
しかしそれにしてもノクターン、懐かしの作品55-2やるんだ?
48-1でも62-2でもなく……?
いやイイんだけどさ、どうしたのかなと思って……(汗)。

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今回、初めてコロナに罹ったわけだが(汗)、
陽性になったときに備えて考えていたことをだいたい実行できたので、
自分に関しては、少なくともやれることはやった、と納得している。
いざ寝込んでから、どうしたら良いかわからず困った、
ということはなかった。
また、最も近所のかかりつけ医が、常日頃から、
COVID-19に関する認識や、ワクチン接種・治療薬処方への考え方に関して、
私の求める方向と合っていたことも、大変幸運であった。

今回、検査キットで陽性がわかったとき、既に前日から症状があったので、
私は治療薬を希望する旨、すぐに申し出たのだが、
その段階では、ゾコーバを提案されるかなと思っていた。
現在三つある治療薬の中ではゾコーバが一番安価なので、
値段ゆえに今、最も多く処方されていることを私は知っていた。
しかし私の主治医はわかりやすいヒトだった(^_^;。
「パキロビッドにしよう、これが一番効くからね」
と最初からアッサリ仰ったのだ。ありがとうございます<(_ _)>。

3万円を薬代にすると思ったら、確かにひどく高い。
私も20年前なら「今月のパート代が…」「子供の一ヶ月の塾代が…」と思った筈だ。
しかし今は婆なので躊躇は無かった。
また、道楽代金に較べたら格別高いワケではないことも、前回書いた通りだ。
今月は計画していた東京遠征が実現していなかった。その代金なら、ある(^_^;。
できることは全部やって被害を最小限に食い止めるのが、私の第一の務めであった。
という次第で、私はパキロビッドを、
症状発現の翌日、Day1の昼前から服用開始したのであった。

パキロビッドは、それなりに大きめな3錠を一度に飲む。
ニルマトレルビル2錠とリトナビル1錠が一組、これを12時間ごとに服用する。
このピンク色のニルマトレルビルが、結構、苦い。
内服したあと、体を巡っている10時間くらいの間、口の中に苦みが涌いて来る。
私には許容範囲だったが、人によってはこれが不快過ぎて、
ずっとスポーツドリンクなどを少量ずつ口に含んでやり過ごしていた、
という体験談もあった。
副作用として「味覚不全」も説明書には出ているが、
私の場合、口の中が苦くても、食事をすればものの味や匂いは
問題なくわかったので、その点は有り難かった。

もうひとつ、副作用かなと思ったのは服用3日目にお腹を壊したことだ。
発作的なシャアが昼食前の1時間くらい続いて、
このまま止まらなかったら救急に行くべきか、と悩んだ瞬間があった。
幸い下痢はそのときだけで、新ビオフェルミンS+を飲んでいたら何とかなり、
翌日からはそこまで酷い目には遭わなかったので助かったが、
コロナそのものでも胃腸症状はあるので、これは薬の副作用だったのか、
コロナのせいだったのかは、判断がつかなかった。

パキロビッドを服用しても、最初は熱が38度7分まで上がり、
少なくとも症状発現から服用初日は普通にコロナが進行していたと思うが、
服用2日目には熱が37度台に下がり、よく言われるような
「連日の高熱」「ひどい頭痛」「焼け付くような咽喉痛」
「眠れないほどの咳」「嗅覚障害」「味覚障害」
などを経験しなかったので、服用の効果は大きかったのではないかと思っている。
また、併せて処方された、メジコン、ムコスタ、トランサミンを
毎日三度三度、真面目に飲んでいたら、とても鼻が通ってスッキリしてきて、
鼻粘膜がよく修復された実感があった(汗)。

ときにパキロビッド登場直後、この薬を使用した患者では
一旦完全寛解が得られたあと、リバウンドが観察される、
という可能性について指摘があったが(バイデン大統領の再陽性の件など)、
最近の研究では、抗ウイルス剤を投与した患者と投与しない患者を比較すると、
リバウンドは未投与群でも起こり、投与の有無との関連が見られない、
という結果が出ている。
SARS-CoV-2 Rebound With and Without Use of COVID-19 Oral Antivirals
(CDC、December 22, 2023)

ゆえに、治療法がどうであれ、リバウンド(定義にもよるが一種のぶり返し)は
コロナ患者の間で見られる現象なのであり、
その意味において、私もまた、気を付けなくてはならない。
なおりかけに無理したことは、その後も長く祟る場合があるので、
このあとも心がけて、サボるようにしなくては、と思っている(汗)。
なお、リバウンドはあっても軽症で、皆、短期間で回復しているが、
その間、周囲への感染性は維持されているようである。

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