……ということで、今日も行って来たが、特に進展は無かった。
悪化しているようでもなかったが、母は全然目が覚めなかった。
耳が遠いのもあって、少々話しかけても母には聞こえないから、
物音で起きる、ということはそもそも無いわけだが、
私が居た1時間ほどの間ずっと、母は寝入っていて、
表情も動かさず、みじろぎもせず、寝返りも打たず、
ただゆっくりと呼吸だけをしているという状態だった。
額に触れてみたら熱くはなかったので、熱は下がったのか、
解熱剤が効いているタイミングだったのか、よくわからなかったが、
ラクそうではあった。
母は、これまでも何度も誤嚥性肺炎で入院しているのだが、
今回はことのほか、ダメージが大きかったという印象だ。
それだけトシを取っているのもあるし、
誤嚥性肺炎と尿路感染症のダブルで来たので厳しかったのもあるだろう。
父が亡くなる前の半月ほど、寝てばかりいて、
呼んでも呼んでも、全然目が覚めなかったときと、なんとなく似ていて、
「なかなか『こっち』に帰って来なくなったな……(^_^;」
という感じが、今の母にもあった。
いや、母はこのあと回復する望みも勿論あるので、
失礼なことを言ってはいけないのかもしれないが(!)、
90歳超が寝込むと、この感じになるのだなと既視感ありありであった。
ともあれ、母の呼吸はゆっくりとしていて、喘鳴もなかった。
本人にとって、楽ちんなら、よし。
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