母、昨日は再び39度超の発熱があった。
なかなか落ち着いたと言える状態にならない。
目が合わず、反応がないのも相変わらずだ。
名前を呼ばれ、肩をぽんぽんされたりすると、
目をはっきりと開くが、周囲を見回すような動きはない。
発話がないどころか、声も全然と言ってよいほど出ていない。
右手だけはかなり自由になるが、
あちこちをしょりしょりと軽く掻いているような動作をする程度で、
左腕のほうは完全に脱力しており、動かせていない。
リハビリとして体を起こして貰い、ベッドに腰掛けた姿勢で支えて貰うと
逆らわずにじっとしているが、自分で動くことはできない。
寝かせて貰うと、両足は拘縮しているようで、
強く絡ませ合っているようなかたちになっている。
膝の間にクッションを挟む格好にして貰っている。
看護師さんの話では、やはり薬を飲むことは無理なようで、
点滴だけという状態だそうだ。
良いのは、少なくとも表情を見る限り、苦しそうではないという点で、
いつも、全体としてぼんやりと眠そうな顔をしている。
鼻腔吸引は続けられているようで、枕元の容器の中の「実績」が
行く度に増えている。……あれはさすがに嫌であろうな(汗)。
――という訳で、きょうも、とりたてて動きはなかった。
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