転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



本日、ロシアがウクライナに全面的な進駐を開始し、
NATOが介入することになるなら第三次世界大戦の始まりか
とTwitter界隈が俄に騒動になっているが、
関連のtweetを読んでいて私の心を捉えたのは、以下の記事であった。

In Moscow, Macron found a different, tougher Putin(REUTERS)

2月10日付のロイターの報道に、フランスのマクロン大統領が、
先日プーチンと直接対面したときの印象を述べている箇所がある。
マクロンは仲介外交としてモスクワ入りし、2月7日に、
大きなテーブルの端と端に互いに6メートル離れて座ったかたちで
プーチンと首脳会談し、交戦回避の道を探り不首尾に終わったのだが、
3年前にフランスで会ったときと今回では、露大統領の印象がかなり違った、
という意味のことを発言しているのだ。
プーチン大統領は、5時間超に渡り、1997年以降の歴史修正論を
執拗に独り言のように語り続け、西側は約束を破ったと恨み言を述べ、
マクロンは辟易して、幾度も現在の問題について話を戻そうとした、と。
2019年にフランスで会ったときのプーチンは、
このように歴史に執着していなかったし、これほど頑迷でもなかった、
とマクロンはその変わりように驚いたということだった。

実は少し前に、この記事を踏まえたのかもしれないが、
「プーチンは認知症だという噂がある」
と誰かがtweetしていて、
「それはフルシチョフの頃から、あっちでは定番の国家機密だwww」
と転夫ころもんと私とで笑っていたのだが、
もしかして、笑い事ではなかった、のか。
コロナ禍に突入して以来、この2年というもの、プーチンはほとんど人と会わず、
面会を希望する者は2週間の事前隔離が必要という仕組だそうで、
ここに来て、マクロンの証言と考え合わせてみると、
コロナのお籠もり生活でプーチン大統領はオカシくなってしまった!?
という可能性があるようだ。

少なくとも、コロナ禍であまりに独りで籠もっていたために、
ものの考え方が一方向に凝り固まり、常軌を逸したものになった、
ということはあり得そうだ。
人と会わず、自分の考えだけを深めていると、こうなる、のか。
ヤバい(汗)。
私もまた、StayHomeのあまりの快適さに、
これをもっと徹底させて、余生は完全隠遁生活でいいと思っていたのだが、
それだと私も別人になるのか(大汗)。もうなってる!?
やはり完全隠遁の夢は捨てたほうが良いのか。
気が進まなくても、適宜、人に会って喋るというのは必要なことなのか……(大汗)。

………って、今、大事なのは、転妻ぼけ具合じゃなくて!
以前と違ってしまった、最悪は認知症になってしまった(かもしれない)人が
世界で最多の核弾頭を所有する独裁国家の最高権力者なのだとしたら、
一般論として考えても、その危険さ加減が想像できると言うものだ。
家のジーさんが認知入って暴れても、家族には簡単にどうこうできないのに、
大統領で独裁者で国際的に多大な影響力を持つ人がそうなったら、
一体、誰に止めることができるというのか…………((;゚Д゚))

いや、まあ、今回の件は、何か裏が取れている訳ではないので、
私が勝手に想像を逞しくしているだけかもしれないから、
ひとまず落ち着くとしても、
もうひとつ、ウクライナが小麦の輸出国であるという事情は
今の日本にとって大きなことだ。
「肥沃な黒土に恵まれ、ソビエトの穀倉地帯と呼ばれ…」
と中学校の地理で習った記憶がある。教科書の文面が蘇ってきたぞ、今!!
今のウクライナ国旗は、だから、黄色い小麦畑と青い空なのだ。
この件で、今後、小麦が入って来にくくなるとしたら、
日本が軍事的に他国から何かをされるかされないか以前に、
…勿論その心配は常にあるが、それより先に、
日本の食糧事情が、この先、大きく変化する可能性がある。
どうしても、いろいろ、ひどくマズいじゃないの、これは…… (((;"°;ω°;))

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