転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



本日午後、広島市役所 健康福祉局 保健部 健康推進課から、
『新型コロナウイルスワクチン追加接種(3回目接種)のお知らせ』
が、ついに我が家にも届いた。
遅い!!
昨日か今日あたり打ち終わっていたら、
来週末は私は東京に行っていたかもしれないのに。

しかも、開封したら氏名の下にでかでかと、
『2回目の接種を終了した日から8か月が経過する日 2022年4月17日』
と、わざわざ私個人の接種歴に合わせた日付が書かれている。
何周回遅れなのか(--#)!!
1月31日から順次、前倒し対象者が拡大され、現在は既に、
『広島市では、18歳以上のすべての対象者について、
1、2回目接種からの接種間隔を8か月から6か月に前倒ししています』
広島市のサイトにもちゃんと書いてある。
にも関わらず、正式な文書として送って来たものは8か月経過と明記されたまま、
全く情報のアップデートがなされていない。
『一部の対象者は8か月の経過を待たずに――』と小さな但し書きがあるが、
それがまた既に誤りで、今ではすべての対象者が6か月で打てるんだってば(--#)。

発送するだけでも大変で、細かい情報の訂正などしている暇はなかった、
と言うのかもしれないが、以前も書いた通り、そもそもどうして、
3回目接種用の接種券が新たに必要だったのか?
リマインダーとして書類を送って来るのは良いとしても、
これが来ないと接種が受けられないようになっていることに意味はあるのか。
券番号など何もかも1・2回目と同一ではないか。
2回目接種済み証明書と運転免許証があれば、問題なく接種できたのではないか。
税金と手間暇をかけてもたもたと送って来たものが、
今となっては誤情報としか言えないような古い記載ばかりになっているとは、
もう無駄としか言いようがない。

更に、この市役所からの封筒に一緒に入っていた「集団接種会場」の紙には、
広島市が開設している会場しか掲載されておらず、
広島県が設置している広島市内の大規模会場については記載が全くない。
予約サイトも市と県では完全に別のもので、
予約コールセンターの電話番号も別々、両者の間に連携は取られていない。
私は夏の初回接種のときにそれを知り、以来、両方のサイトをチェックしていたが、
市からの情報しか見る機会のない人は、県の設置による八丁堀の会場には
気付いていない、あるいはそこの予約の取り方がわからない可能性があるのだ。
管轄が違うから、完全な連携ができないのは理解できるが、
追加接種の案内の書面は市からしか送られてこないのだから、
県の大規模会場についても言及くらいあっても良かったのではないか。

集団接種会場(広島市サイト)
新型コロナワクチン大規模接種(広島市)(広島県サイト)

ついでに、厚労省のコロナワクチンナビの『接種会場を探す』からは、
広島市内のクリニックや病院の情報は見ることができるが、
市が開設している集団接種会場については触れられておらず、
県の大規模接種会場に関しては記載はあるが、予約不可となっている。
広島県の特設サイトから行けば予約できるのに、そこへのリンクは無い。
市の案内では予約できるクリニックも、厚労省のサイトでは×になっている。
とにかく情報が錯綜しており、複数のサイトを自分でチェックしなければ
全容を知ることはできない仕組みになっているのだ。

世の中、私ほどワクチンに対して執着を持ち、
日々、丹念に調べ続けている者ばかりではない。
封筒が来たら、「そうか、またワクチンがあるんだ」と気がつき、
開けてみたら8か月後と書いてあるから、「まだまだだな」と思い、
実は案外近くに県の設置した大規模会場があるのに、知らないか
予約の仕方が不明だったりして、そのままになってしまう。
そういう人は少なくないと思う。

大事なのは、私のようにピリピリした人間ではなくて、そのような普通の、
「接種受けなきゃだな~。面倒だな~、またにするかな~」
と一日延ばしにしつつ、どうかすると忘れてしまいそうな人たちを、
どうやって迅速に予約にまでつなげるか、ということのほうではないのか。
何が「進まぬ3回目接種」だ(--#)。
3回目接種は、種類よりもスピード』、
と内閣府政府広報オンラインがtweetしていたが、
残念ながら、スピードが上がるような工夫は出来てませんね(--#)。

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