転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



職場でどうしてもiPadを使用せねば仕事にならないことがあり、
私は私生活ではスマホすら持っていないというのに、
最近は心ならずも画面をナデナデすることの多い毎日だ。
初めて使った日は、マンツーマンで主任さんの指導を受け、
電源ボタンに触れるところから私に関係のある作業画面への辿り着き方、
及び、仕事上必要なソフトの最低限の操作の仕方まで、
手順をすべてノートに大きな字でメモった。
これはかつて、うちのパンスーの祖母(父の母親)が、
「瞬間湯沸かし器の点け方・消し方」を広告の裏に書いて
台所に貼り出していたのと大差ない感じだ、と懐かしかった(爆)。

そのiPadが、きょう私の目の前で変になった(汗)。
終了しようと途中まで順序よくやっていたつもりだったのに、
突然、なんだか見たことのない画面が出て、
あれ?と思ってホームボタンを押したのだが、
そこから元の作業にどうしても戻れなくなった。
再起動してみたが、通常の動作にはならなかった。
壊したのか・まさかな(^_^;、と思ったが、
よくわからないのに自分でなんとかしようとして
いっそうドツボにハマっては何にもならない。
始末書・弁償、等々の用語が脳裏を駆け巡り、
助けを呼ぼうと、スタッフの待機場所になっているオフィスに戻った。

……ら。
いたのは、アメリカ人スタッフ2名だけだった(大汗)。

ただでさえわからないiPadを英語で教えて貰わにゃならんのか。
どんだけ不幸なのか私は。
主任、マネジャー、カムバーーーック(T_T)!!

ええもう、より近くにいたほうのアメリカ人に
意を決して、無茶な英語で尋ねましたとも。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。
「すみません!!間違っている何かが存在します、このiPadに!!
これは今、正しく働きません。
原因は、私がしました、と思います。望ましくない何かを」

「あー。これね。今朝私も同じようなコトになったのよ。
resetしちゃえばいいんだワ」
と陽気な南部娘の彼女は、画面を見るなり、こともなげに言った。
「は。どうすることを意味しますか、リセット、とは」
「ここと、ここを、一緒に、press」
スリープボタンとホームボタンを同時に長押しして、
画面が暗くなったら、離してしばらく待つ。
そして、またパスコードを入れるところからやり直すと、
やれやれ、いつも通りの開始画面が出た。

転妻「おおお、それは帰って来たっ!!」
米人「ねっ。resetしたら大丈夫」
転妻「あ、ありがとうございます~~!!!」
米人「いいのよぉ。良かったわねぇ」
転妻「あなたはとーーーーっても親切です!!!」

変な英語を連発しながら、からだ90度にまげてお辞儀しそうになり、
さすがに我に返って思いとどまったワタクシであった
英語国民は礼を言うのに腰を折り曲げる習慣など無い!


きょうの収穫:iPadの強制再起動の仕方を覚えた。

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