転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



娘の部屋の掃除兼整理を続けているのだが。

私は散らかった部屋で暮らしていると、生理的にイライラが募るので、
何かの拍子にカっと来て、なんでも思い切りよく捨てる傾向がある。
我ながら、煮え切っとるというか、キレやすいというか。
このまま更年期症状が悪化して行ったら、私の「カっ」の頻度も上がり、
きっとこの家は、更にモノが少なくなることだろうと思う。
発作的に捨てて、後々困ったものなど、これまでまず無かった。
私の所有しているモノなど、その程度のものだということだ
(ただし、ポゴレリチ関係資料は、除く)。

だからこの家の中で、ほぼ完全に私の管理下にある居間や台所はモノが少ないが、
私が直接関与しない、つまり私の生活空間になったことのない「娘の部屋」は、
マンション入居以来の4年間で物凄いことになっていた。
これまでもクローゼットと机まわりの整理程度は手を出したことがあったが、
娘の勉強部屋そのものには、私はほとんど深入りしていなかったので、
数ある棚やら引き出しやらの中に、これほど多くの、
わけのわからないものが収納されていたとは知らなかった。
幼稚園時代このかた、ため込んだ財産が、未だにほとんど全部あるではないか。

収納場所が足りていないという話より前に、
収納できないほどのものを所有していることのほうが問題だと思った。
私が思うのに、本でも何でも、きちんと隙間無く並べないと全部入らない、
などという状態では、日常的な整理整頓は最初から不可能だ。
適当にぽいぽい、と積んで置いても、まだスペースが余っている、
というくらいでないと、あれもこれも簡単にハミ出して見苦しくなる。
片付いていない、という部屋は、まず単純にモノが多すぎるのだ。

私は運び出した娘の本の山を見て、このままBOOK-○FFを呼びたい、
と痛切に思った。何の本だか、知ったことではない。
即座に古本屋をやれそうなほど、ある。
こんなものが本当にどれもこれも必要なのか?
「ええもう、全部、持っていって下さい」
と言えたら、どんだけスッキリするだろうか。

まあとりあえず、娘の意志を尊重する気がないわけではないので、
今は、そういう一刀両断みたいなことは、しないで我慢してますけど。
『なんと孫六』なんて、こりゃ主人の漫画じゃないか。をい。

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