転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



今夜は、三宅伸治のライブがあって、
薬研堀のライブ・カフェJiveに行った。

いつも騒いでくれるファンが、きょうは祭りで忙しい?とかで
会場は最初、ちょっと大人しい感じだったが、
次第にノリノリになった。

私にとって伸ちゃんは、清志郎のボーヤだったときに知って、
以来、MOJOでデビューし自分の活動をすると同時に、
ソロになった清志郎のバンドのバンマスを務めたギタリスト、
という印象がずっと強かったのだが、
今夜は初めて、ちゃんと、伸ちゃんひとりに向き合った、
という気がした。

とてもとても、良いライブだった。
伸ちゃんは何を歌っても何を弾いても巧くて、
ちっともリキんでいないのに皆の心を掴むのが自然にできて、
たった一人のライブなのに、時間の経つのがあっという間だった。
『天国のドアをノック』して、『会いたい』と歌って、
『今を乗り切れば』と言うところなど、ボスの居ない今、
ファンと伸ちゃんの、同じ気持ちを歌っているのだなと思った。

最後の最後の曲が『JUMP』なのには泣いた。
イヤでも清志郎の復活ライブが浮かんでしまった。
あのとき、本当に満開の笑顔でギターを弾いていた伸ちゃん、
場面場面が、フラッシュバックみたいに浮かんで、
いろんな思いが一気に迫ってきて、たまらなかった。

伸ちゃん、本当に、ありがとう。
また来て下さい。待ってます。

Trackback ( 0 )




昨日の記事を書いたあと、いろいろ検索していたら、
面白すぎて時間を忘れてしまった(殴)。
やっぱりKISSというバンドはイイなあと改めて思った。
二十年くらい前、某アメリカ人と喋っていて、
ヨシコはブリティッシュ・ロックしか聴かないのかと言われ、
いやアメリカの音楽も聴くよと答えたら、誰が好きかと訊ねるので、
KISSが最高だ、と言ったら、返事がなかった、
という記憶があるのだが、あれは何だったのか(汗)。
ツッコむ英語力のない自分が悲しかった。
時代的にはマライヤ・ケアリーなどと言って欲しかったのか?

それはともかく、昨日さんざん検索して観た中には、
素顔のピーター・クリスが歌った『Beth』もあった。

Beth Kiss unplugged(YouTube)

ついでに、私が「良くなかった」と記憶していた、
ポール・スタンレーによる『Hard Luck Woman』も。

Kiss - Hard Luck Women(YouTube)
(余談だが、この曲はポール自身の作詞作曲なので、
ご本人が歌うこと自体は、なんら、おかしなことではないのだ。
本来はロッド・スチュワートのために書かれたものだったそうだが、
以後、多くのアーティストの支持を得てカバーも各種出された。
X Japan版まで存在したことを、私は今回検索していて初めて知った。)

この録画はどちらも95年8月5日、テレビの『MTV Unplugged』に
出演したときのもので、CDやDVDでも発売されている。
当時のメンバーとオリジナルメンバーとの共演という意味でも、
またKISSがメイクなしでステージを務めたという意味でも、
なかなかに興味深いライブだった。

6人全員で『Rock'n Roll All Night』を演奏している映像は、こちら↓
KISS ROCK AND ROLL ALL NIGHT UNPLUGGED(YouTube)
前列左が、普段はコウモリメイクのジーン・シモンズ
映画『デトロイト・メタル・シティ』でジャック・イル・ダークを演じた人)、
その右が、ヴォーカリストで普段は星のメイクのポール・スタンレー、
その隣が、元ギタリストのエース・フレーリー、
一番右側が、この当時のギタリスト、ブルース・キューリック、
後列左のドラマーが、昨日話題にした猫メイクのピーター・クリス、
その右が、現ドラムス担当のエリック・シンガーだ。

Trackback ( 0 )