11月号ということで、後期講座の二ヶ月目だ。
スペイン語は、serとestarの活用だとか、ar動詞の規則活用、
などの話から入って頂けて、私には懐かしく、またとても有り難い。
この講座は、基礎からスペイン語を系統立ててやりたい人には
本当にとても良い内容と構成になっていると思う。
と言いつつ、多分私は、不規則活用になると脱落しはじめ、
現在時制が制覇できずにウロウロすると思われるが(汗)。
物語も、日本人留学生エリの初めてづくしの体験を通じて、
スペインはサラマンカでの、ホストマザーのパカとの生活が、
とても淡々と、しかしある意味リアルに描かれている。
パカ「朝ご飯を食べる?」
エリ「はい、おなかペコペコです」
パカ「ビスケット、マドレーヌにカフェオレよ」
・・・・・・・・。
転夫ころもんのような留学生であったら、
初日早々、ちゃぶ台(=テーブル)返しをして暴れたことだろう。
朝っぱらから、ビスケットにマドレーヌ。
それは、日本の普通の「朝食」の概念から逸脱したものだ。
しかもそれを、「おなかペコペコ」の若い子に食べさせるという。
講師の下田先生とゲストのマルタさんのトークによると、
スペインでの朝食は、こういうお茶菓子みたいなものが多く、
しかしそれではすぐに空腹になるので、
午前中からまたバルに行って、何か食べる人が多いのだそうだ。
起きたては、血糖値を上げるものを取りあえずお腹に入れて、
体にエンジンがかかったところで、食べ直し、
みたいなことなのだろうかと私は想像しているのだが・・・。
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食べる話といえば、フランス語初級編は「ナミのおいしいパリ日記」、
こちらは、最初から市場をうろつき、パン屋さんを覗いて、
品物やメニューが毎日紹介され、美味そうな設定の連続だ。
スペイン語よりはずっと私のほうに余裕があるので、
今のところは(汗)、毎回文句なしに楽しませて貰っている。
内容は再放送でも、毎月のテキストのとびらページは、
清岡先生とレナさんの最新の扮装写真があってこれも楽しい。
今期は応用編のほうも、私にはやり甲斐があって気に入っている。
私はつくづく文法が好きなんだと思い知った次第だ。
ミカエル・フェリエさんが愉快なのは前期から存じておりましたが、
杉山利恵子先生もお話の雰囲気が実にキュートで、なかなかいい。
杉山先生は、日本語の発音とイントネーションのほうに、
その「キュート」の秘密があって、私にはそれも興味深い。
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「ラジオ英会話」は、今の私にはほど良くて、気持ちよく聴いている。
内容は難しくないが、実用的なフレーズがよく出て来るし、
繰り返しが結構多いので、学習したものがよく定着するという気がする。
ひとつ、「Say It!」のコーナーで一文を「ひといき5回。Ready?Set!Go!」
というのがあるが、その5回暗誦をやっている最中に、
遠山先生が何か呟かれることがあって、時々、気になっている。
こっちは自分で5回言うことのほうに夢中になっていて、
それに被さるように何か仰って頂いても聴くことができない(苦笑)。
前に書いたように、本放送と再放送を二度とも一日のうちに聴いて、
さらに日曜日の一週間分の再放送を聴けば、かなり良いと思うのだが、
なかなか、そこまでの時間が取れないのが残念だ。
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