転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



たかこ(和央ようか)さんの話題が取り上げられる、ということで、
今朝は私にしては珍しくキッチリとテレビをつけて、
日本テレビ『スッキリ!』を最初から観た。
エンタメのコーナー以前に、ニュースや特集などいろいろあり、
視聴者によるトンデモな旅館の体験談など面白かったので、
全然イライラせずにテレビを楽しむことができた。

さて肝心のたかこさんに関する部分なのだが、
つい数日前のディナーショーの模様が、ほんの少しだけとはいえ、
テレビで流れたのが私にとっては画期的なことだった。
今までだったら劇団販売のDVDを待つしかなかったのに、
こんなに早く、地方でDSの映像が観られるなんて、
在団中だったら考えられなかったことだ。
DSでのたかこさんは、宝塚の男役に徹していて、
どれほどファンが盛り上がったか容易に想像できた。

ミもフタもないことを言うようだが、
宝塚の男役時代からのファンにとって、結局のところ、
いつになっても、いくつになっても観たいのは、
贔屓の男役姿なのだと私は思っている。
それ以外を一切観たくないというほど頑なでもないから、
女優としての舞台や映画も、「また違った魅力がある」と楽しめるが、
根底のところにあるのは「男役としての○○さん」であり、
そこから完全に自由になれるファンは少数ではないかと思うのだ。

その意味で、夏のNEW YOKA、映画『茶々』主演、と来て、
このタイミングのDSで、「男役・和央ようか」を披露したたかこさんは、
一年間の構成がなかなか巧いと思った。
こういう、要所要所のオサエが、ファンには必要なのだ。
私は行けなくて残念だったが、今回のDSは、本当に、
宝塚時代からのファンには至福のひとときだっただろうと思う。

ところで、番組中、ご自身も宝塚出身である山岡三子さんが
『群舞をしたがえて、トップが舞台に登場して、ポーズをキメて、
Yeah!と言った瞬間、観客は何もかも忘れてトップだけを見つめる』
というトップスターの『魔法』について、熱く語って下さったのだが、
私はなぜかそのとき、しきりと、イマーノ先生の、
イエーって言え!
が脳裏に浮かんで、たまらなかった(逃)。

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