半安静継続の8日目

昨夜もグランプリファイナルのフリーを観た。
前日にショートプログラムを観た以上、
やはり勝敗の行方は気になるではないか。

浅田真央選手のトリプルアクセルが、ここぞという場で出て、
「決まったーーー！！」
と興奮気味の実況と会場の悲鳴に近い歓声、
テレビ観戦の私も思わず、凄いっっ！！と力が入った瞬間に、
解説の荒川静香さんが
「（両方の）足を付きましたが」
と冷静に（爆）仰ってしまい、
をいをい今の感動が台無し～(^_^;？みたいな気分になった。

いや、事実、着氷に乱れはあったようなので
荒川さんの指摘は正しく、彼女のコメントも悪くないのだ。
問題は私にある。
我ながら、これは、舞台を観ていて、
「私は気に入って観てんだから、横からシラケたツッコミ入れるな！」
と言いたくなるのと同じだと思った。
やっぱり私はフィギュアを競技としては観られない、
スポーツに理解のない人間であるに過ぎなかった。

それにしても、中野友加里選手は上手だったと思ったのだがな～。
解説でも、彼女のトリプルアクセルは完璧、と言っていたし、
高速のドーナツ・スピンだって彼女ならではという話だったのに。
ああいう演技に対しての点数って随分低いものなんですね(^_^;？
フィギュアの採点基準は、私が思っていたものとは、
かなり違うらしいということだけが、今回とてもよくわかった。