転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



出血量がやや減ってきた感じがするのと、
それ以外どこもなんともないのに寝てばかりいては
退屈なのと腰が痛いのとで弊害もあるので、
きょうは、ちょっと家の中で起きている時間を増やしてみた。
これでまた出血するようなら寝ていないとだめだが・・・。

昨日はフィギュアスケートのグランプリファイナルをテレビで観た。
常日頃スポーツに理解のない私なので、フィギュアの見方も知らず、
どういう選手が有名かということもあまり詳しくないのだが、
韓国のキムヨナ選手は、見る人が見れば圧倒的に巧いのだろうか?
私は今回初めて彼女を見て、大変に綺麗な人だとは思ったのだが、
さりとて、他を圧倒するほど巧いのかどうかはよくわからなかった。

浅田真央選手の場合は、トリプルアクセルが飛べるのが凄いという、
素人目にも明らかにわかる、技術的面での優位さがあると思うし、
SPに関しても、難度の高いジャンプに挑戦したが転倒したとか、
ジャンプ前のステップからおかしくなってジャンプをひとつ抜かした、
など、減点となった箇所がとてもわかりやすいと感じたのだが、
キム選手は、目覚ましさの点で私には印象に残るものがなく、
何に対してあそこまでの高得点が出たのか、よくわからなかった。
大昔、ジャネット・リンが、尻餅ついても芸術点満点だったようなもの?
でも、キム選手御本人も、あとのインタビューで、
「高い点が出ておかしい」という意味のことを自ら発言していたので、
達成感がないのに高く評価されて、有り難いが釈然としない、
みたいな雰囲気が、御本人にもあったのではないかと思った。

まあ考えてみれば私は、ジャンプと言ったって、
踏み切る向きの違うアクセル以外は、ほぼ区別ができないで観ているので、
もしかしてキム選手には、私にはわかりっこないような、
細かいところで技術が正確だったり丁寧だったりという、
物凄く見事な点が多々あるのかもしれない、とも思った。
そういえば、佐藤有香さんのステップワークは、
わかる人が見れば舌を巻くほどの見事さだということだから、
やはり、そういうレベルの鑑賞ができないと真価が見えない、
奥深いものが、スケーティングにはいろいろあるのだろう。

ショートプログラムに関しては、
中野友加里選手がいちばん上手だったように思ったが、
私は目がないらしくて、成績はそのようなものではなかった。
所詮私にわかるのは、ジャンプが高い・回転が多い・転倒しない、
という技術と、あとは姿が綺麗かどうか、だけなのだと改めて思った。
自分には、相変わらず、フィギュアを見る素養があまりない、
ということを再確認した、テレビ観戦だった(^_^;。

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