きょうは、とても驚愕した。
担任の先生による家庭訪問は明日だと娘から聞いていたのに、
午後、ぴんぽんと鳴ったから出たら、見覚えのある先生が立っておられたのだ。
家庭訪問は、今日だったのだ!!
どうするんだ、私の服装は寝間着と紙一重、化粧もしてない。
しかも、今までの先生は決して靴など脱がず、
玄関先で話をされたものだったのに、
この先生は、私が「どうぞ」と言ったら本当に上がって来られた。
そのことで私はもういっぺん驚愕した。
動揺のドツボに陥った私は、先生を思いっきり下座に座らせてしまった。
自分が床の間を背にして座るって、どうですか、おい(^^ゞ。
ま、自分は寝間着だが、とりあえず部屋に布団は敷いていなかったのが、
不幸中の幸いだった。
先生は、娘について、
「いつも良い表情で、しっかりされていて」
と褒めて下さったが、その後に語られた娘の実態は、
その社交辞令とは懸け離れたものだった。
娘は忘れ物クイーンの座を欲しいままにしていて、だらしがないし、
給食で嫌いなものが出るとズルして食べないし、
「もう一皮、剥けると良いのですが(^^ゞ」と先生は困っておられた。
ええ、一皮でもふた皮でも、剥いてマシな中身が出るんなら、
タマネギのように剥いてやって下さいまし。
私も精出して、ひん剥いてやりたいと思います。
平身低頭して先生を送り出し、私が怒りに燃えているところへ、
娘が帰ってきた(友達の家で遊んでいたのだ)。
娘「あー、きょうはねえ、学校でびっくりしちゃったよ」
私「あんたもかい。私も今、もの凄くびっくりしていたところだよ」
娘「だってね~、算数の教科書、ちゃんとランドセルに入ってると思って
安心していたら、な~んと、去年の3年生のときの教科書だったんだよ~」
オマエ、今日という今日は……。
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