転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



またしても自動翻訳ネタ。
「またかよ」とお思いの方には申し訳ございませんが、
お暇ならおつき合い下さいませ<m(__)m>。

きょうは、89年の香港公演の記事を見つけ、
これが私の聴いた、当時の来日公演と同じ曲目の演奏会の話題だったので、
例によって自動翻訳サイトを頼りに、読んでみることにした。
これまでの(ろくでもない)経験から、私は中国語には用心深くなっている。
香港の中国語って、簡体字なんだろうか、繁体字なんだろうか?

原文のタイトルは『香港文化中心開幕音樂會』。
最初に選んだ翻訳サイトは簡体字対応で、出てきた訳は
「香港文化センター〓幕の音〓〓」。
いかん、伏せ字だ。やっぱり繁体字対応ソフトでないと、駄目か。
『Ivo Pogorelich 腔lao土手、竹の子〓すばらしい〓はtuo〓腔lao
土手をまとめて仕入れて、結婚式に用いた杯か?刀剣の刃か?甘酒の縁起がよい』。
あかんな(苦笑)。

それで、次に繁体字対応サイトに行ってみた。タイトルの訳は、
『香港の文化的な中心か。カーテンの音か。か。か。か。』。
伏せ字はないけど、吃音がある。どうしたのだ?
『か。しかし盲目のIvo Pogorelich の性能、しかしか。@ か。
カーテンか。Iか。c の性能、委員会か。か。時間がないか。』
何やら「か」の字にコダワリがあるようだ。
と、後半、か、か、か、が止んで口調がなめらかになったと思ったら、
突然、ほかの人の話題になり、
『彼はエイズで死んだ陽気な人まただった』。
なんスか、それ。「猫また」という妖怪は聞いたことあるけど、「人また」?

納得できないので、もうひとつ繁体字サイトを試してみた。タイトルは、
『ホンコンの文化の核心か? テントの音か??』
伏せ字も吃音もないのは有り難いが、今度はやたらと尋ねている。
『Ivo Pogorelichの演出に見えない、しかしか? 回か? テントか??
 演出、まかせるか? 目をさせる暇がないか?』
そんな意味不明なことを矢継ぎ早に詰問されても~~。
この訳文は、最後まで問いかけをやめなかった。
『演出の暮らしがも弄るのはっきりしない、白いか?
 (むだ足一回 )、生きるか? ! 』。

一回やすみ、って双六だな(嘆息)。

ってゆーかさ。
『香港文化中心開幕音樂會』っていうのは、
「香港カルチュラルセンター・オープニング演奏会」程度の意味だろう、
というのは私でもわかるのだがな~~。

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ひとつわかったこと。
香港の中国語は「広東語」らしい。
前に話題にした台湾の中国語は「北京語」だったので、
あのとき使った翻訳サイトは、今回の役には立たなかったのだ。道理で。
中国語は方言のバリエーションが多く、
その中で「標準語(共通語)」に当たるものは「北京語」だが、
香港の人にとっての北京語は、
「わかる人が多い」「聴けばわかるが話せない」
という程度のもののようだ
「香港的言語事情」による)。

じゃあ、北京語圏の人がこの香港の広東語記事を目にするとしたら、
竹の子が素晴らしかったり、
むだ足1回踏んだり、
ポゴレリチの演奏が「しかしか」だったり、
・・・というように読めるのかな(^_^;)。

広東語の自動翻訳サイトは無いのかな(あきらめなさい)。

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