転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



今までさんざん自動翻訳で遊んできたが、
手動翻訳、つまりちゃんとした翻訳者に作業をやって貰うと、
一体、一件いくらくらいになるのだろうか。
例えば、ポゴレリチの最近の話題が山ほど載っている、
例のGloriaたら言う雑誌記事を日本語になおして貰うと、
いかほどの支払になるものだろうか。

そのようなことを、このところ、つらつらと考えていたのだが、
きょう、私は自分の疑問を解くのに、
おあつらえ向きのサイトを偶然に見つけた。
それは某大手翻訳会社のHPで、メールによる無料見積もりをやっていたのだ。
有り難いことにクロアチア語も該当言語として挙がっていた。
私は迷わずメールを書いた。

この会社は一流だ。
半時間もせずに返答が来た。さすがだ。
で、肝心の。
おいくらだったと思います?
これって、書いちゃっていいのかなぁ(^_^;)。
クロアチア語2,211語で55,000円』。

…………。
Gloriaは、ざっと見たところ、文章量は多いが、
話の中身はどうも、彼の私生活に関する記事のようだ。
ついている写真から言っても、およそ演奏会の話題ではない。
55,000円払ってスポーツ新聞読むのはどうかと思う。

この会社はプロフェッショナルだから、
「正確で高品質な翻訳文」をお届け致します、
と美しく断言していて、それゆえにこの価格なのだった。
これを読みながら私は、「カンだけでカタつけた底辺の翻訳文」
しか作成できない自分のことや、
『それはまさに腰です』とか『フフのフ シナチク』などと
無料で平気で言い放っていた各種自動翻訳サイトのことを、
思わずにいられなかった。

それにしても、この設定は、私にとってあまりにも、高価だ。
こうなると、翻訳会社に依頼するよりも、
いっそ、あの、エクスプレス『セルビア語 クロアチア語』を本気でやるか。
出来心とはいえ、せっかく買って来たんじゃないか。
これだけの投資をするのだったら、
あれにとどまらず、もっと詳しい教材だって買える。
自分でクロアチア語を勉強したほうが効率がいい。
完璧でなくとも、読めるようになりさえすれば、一生もんだ。

だが、私はまた、思い出した。
そのような動機で、かつて日ソ学院(現・東京ロシア語学院)に
私は○万円も寄付してしまったのだった(泣)。

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