転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



昨日、舅が姑を見舞ったとき、ちょうど昼時間で、
『昼食を食べさせてやった』と言っていたので、
きょうは私が、その時間に合わせて行ってみた。
なるほど、病棟に入ると、入院患者のおじいさん・おばあさんが、
車椅子に乗せられ、詰め所前の食堂に集められていた。
姑は、それこそ目が無くなるくらい、にこーーーーと笑ってこっちを見た。

「おかーさん、こんなに元気になって、良かっ……」
言いかけて、私はふと気が付いた。
ほかの患者さんには無いのに、姑の横にだけ、小さい丸椅子が用意されていた。
昨日、舅が現れて昼食介助をしたものだから、
きょうも家族が来るだろうと、病院側から既にアテにされていたようだ(^_^;)。

姑の食事は、四種類くらいのスープ状のオカズと、海苔の佃煮、お粥、
というメニューで、お粥以外のものは飲み込むだけで良いという形状だった。
スプーンですくって、一口ずつ食べさせると、じょうずにごっくん、が出来た。

私「おいしいですか~」
姑「(もぐもぐ)(^o^)」
私「良かったですね~」
姑「(もぐもぐ)」
私「食べられるようになりましたね~」
姑「(ごくん)…………い」
私「え?」
姑「こ、しが、いたい」

おお!ちゃんと話も出来るじゃないかっ!
と私は有頂天になり、どんどん食べさせた。
今、考えてみたら、あのとき姑は、腰が痛いと言っていたのだったな(^_^;)。

食べているようでも、姑は、まだ、頻繁にぼうっとするし、
噛むのも飲み込むのも忘れ、あっちの世界へ行ってしまうことがあるようだ。
そのたびに声をかけて、こっちに帰ってきて貰い(^_^;)、
また続きを口に運ぶと、それには少しも逆らわずに口を開いてくれて、
そんなこんなで、小一時間もかからずに、姑の昼食は終わった。

私「良かったですね」
姑「うん」
私「よく食べられましたね」
姑「ほう?」
私「全部、綺麗に食べられましたよ」
姑「なんでじゃろ?」
私「元気になられたからですよ~」

さて、姑は随分と元気になったようだ。良かったヨカッタ。
あとはどのあたりで退院の許可が出るか、だ。
きょうの食事は、ちょうど離乳食の最初、「ごっくん」期くらいだった。
でっ、できれば、「かみかみ」期、くらいまで進化して下さい。
お願いします<m(__)m>。

だって、だって、よっちゃん、お料理、超苦手なんだもん(逃)。

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