転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



実は、きょうは一度、ここに、それなりな日記を書いていた。
が、UPする段階で、エラーになり、書いたものが全部どこかへ行ってしまった。
一太郎と話し合わずに、直打ちしたのがきょうの失敗だった。

さすがに脱力した私に、娘が近づいてきて、言った。
娘「きょう、学校で、そろばん習ったよ」
私「ふぅん。今でも、そろばんって、やるんだね。面白かった?」
娘「うん!電卓がなかった頃って、なんでもそろばんで計算していたんでしょ?」
私「そうだね」
娘「じゃあ、おかーちゃんが若い頃、そろばんだった?」

お前。私をいくつだと思っているのか。
電卓どころか、コンピュータだって職場にちゃんとあったぞ。
そういえば、この前もお前は、
「おかーちゃんが小さかった頃、戦争があった?」
って言ったよな。

ちなみに、おかーちゃんが子供の頃、どういう生活をしていたかというとだな。
実家には冷蔵庫がなく、エアコンもなく、
洗濯は川でしていて(パンスー(←前日の日記参照)は川で洗っていたのだ)、
風呂は五右衛門風呂、山から木を引きずってきて薪を割って焚いていた。
飲み水はポンプで汲み上げる井戸水、御飯はクドで炊いていた。
とりあえず電気は来ていたが、それでも炬燵はタドンだったな。
電話はダイヤルがなく、交換所を呼び出して通話を申し込む方式で、
近所と共同の回線を使っていたもんだ。
どうだ、凄いだろう。

だがこれは、おかーちゃんが戦前の生まれだからではない。
現代の秘境のような、物凄い田舎の出だった、というだけのことだ。
よく覚えておきなさい。

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