転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



ことの起こりは、姑の腰痛だった。
姑が突然、昨夜から腰痛を訴え始め、
寝ていて体位を入れ替えたり、抱き起こしたりすると、痛いと言うようになった。
「痛いよ!おとーちゃんは!!ひどく叩いたんじゃね!!」
と、横で寝ころんでいただけの舅が、いきなり指名されていた。

救急で整形外科に行くか、週明けでも良いか、と考えていたら、
今度は、夜になって娘が、「頭が痛い」と言い出した。
見ると頬が赤い。熱をはかると38度ある。
インフルエンザの可能性があるので、こりゃ救急だ!
ということになり、舅が「わしが連れてっちゃる!」と車を出し、
夕食後すぐ、舅の車に娘と私が乗って、市内の24時間体勢の救急病院に行った。

行ってみたら、世の中の、よく似た境遇の人々が、既に何十人も居た(^_^;。
だから我々は延々と待った。
救急の受付、小児科の外来前、中待合い、会計、薬局。
そのたびごとに三十分ずつ待たされて、娘は見る見るダルダルになるし、
おまけに舅は途中でどこかに居なくなるし。
一体、どこへ行った?
さっきまでそのへんで「こりゃ午前様になるかの~」などと悪態ついていた筈だが?
と思っていたら、会計の前で並んでいるとき、不意に舅が出てきた。

舅「わし、もう長うない(T.T)」
私「どーしたんですかっっ!?」
舅「煙草喫いに出たら、駐車場で、車止めに足を取られて、転んだ(T.T)」
私「えええ~~っっ!!」
舅「もうちょっとで、うしろの車のフロントガラスに顔、突っ込むとこやった。
じゃが、それは避けた。ワシもまだ捨てたもんじゃないと思うたで」
(↑だったら「もう長くない」ことは、なかろう(^_^;)。
舅「ワシがここで脳震盪おこしとったら」
私「この病院に、即、入院ですね」
舅「ふふ。外科もあるし、の」

結局、娘はインフルエンザか風邪か判然とせず、
とりあえず二日分の抗ウィルス剤と抗生剤を貰って帰宅することになった。
舅は、やはり打ち身で腕が痛むと言う。
どうにか家についたら、今度は主人がヨレっていた。

私「ど、どした!?」
夫「腰が痛い」
私「なんで!?」
夫「ばーちゃんを変な体勢で抱き起こしたら、腰、ヤってしまった」

あの。実はですね。
私、10日に宝塚大劇場に行くつもりでした。
この状況は、つまり行っちゃ駄目、ってことでしょうか!?

でも元気なんですよね、私だけは。私だけは・・・(^_^;。

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