転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



私にとって最高の歌姫である、アグネス・ヴァルツァが3月に来日する。
彼女の「カルメン」は絶品だと個人的には信じているので、
初めてオペラを聴く人に、もし意見を求められたら、
いちばんに勧めたいのがこのヴァルツァだ。
ちなみに彼女は、「アイーダ」のアムネリスもハマり役だ。
宝塚星組や劇団四季の公演で、
「アイーダ」は今かなりポピュラーになったから、
そういう方面からも、ヴァルツァが今年あたり、
うんと注目されたら嬉しいと思う。
今年は、ちょうど、彼女の故国ギリシアで
オリンピックが開かれる年でもあるし。
ただし、今回はオペラではなく、ギリシアのフォークソングを、
原語で歌うという、コンサート形式の公演のようだ。

http://www.bunkamura.co.jp/orchard/event/baltsa/index.html

しか~し、3月下旬というと、私は宙組公演「BOXMAN」を観るために
スケジュールを空けておかないといけないので(爆)、
退団のない(^^ゞヴァルツァに関しては、今回は諦めることになるだろう。
と言っているうちに、オペラ歌手は肉体的限界が来て、
引退してしまうこともあり得るので、ちょっと辛いところだけれど・・・・。

ところで、歌手といえば、私がこのところ、気になっているのは、
かつてそれなりに人気のあった、テノール歌手のペーター・ホーフマン、
彼は最近、どうしているのだろう?
三大テノールと言ったら、カレラス・ドミンゴ・パヴァロッティだけれど、
四大テノールだったら、そこにホーフマンが加わることになるだろう、
と彼を絶賛したのは、確か三枝成彰氏だったと思うのだが、
ちょっと私の注意が逸れている間に、全然名前を聞かなくなってしまった。
少なくともここ五年くらいは、私は彼の消息を耳にしていない。
まだ、そんなにトシでもないと思うのだが。

ホーフマンは、なんというか、男前だったがマッチョな感じの人だった。
レザーパンツが似合う肉体美の持ち主で、
オペラ歌手であると同時に、ロックも歌い、
ポピュラーソングのCDも出していて、
一時期、知っている人は知っている存在だったと思う。
張りのある、物凄い声量で、All by myself なんか歌っていた記憶がある。
ネットで検索しても、古いデータしかなくて、
現在の彼の様子がわからないのだが、
どなたかご存じありませんか??

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