goo blog サービス終了のお知らせ 
転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



きょうは午前中に実家地元神社の幟立てがあり、
午後からTOEIC公開テストがあった。

朝6時台に家を出ないと実家の村の行事に間に合わないし、
昼は昼で、幟立ての作業が終わってから実家を出発したとして、
果たして市街地のTOEICの試験会場まで遅刻せずに戻って来られるのか、
などと考えていると、時間的制約だけでも大いにストレスになったのだが、
そもそもが幟立てもTOEICも全然楽しい行事ではないので(爆)、
私は昨日からもう、きょうの何もかもがイヤでイヤで困った。
幟立てとTOEIC、私は果たしてどちらが、よりイヤなのだろうか、
と昨夜は真剣に考えたほどだ。
幟立ては、朝早いのと地元の人々から根掘り葉掘り身辺調査されるのがイヤ、
TOEICは、例によって例のごとくシンドい英語の試験だからやるのがイヤ、
……考えれば考えるほど、いずれも甲乙付けがたくイヤであった。

ともあれ、朝8時前に実家に着いた頃には、とっくの昔に作業は始まっていた。
いつものことだが、田舎の朝はとてつもなく早いのだ。
私だって同じ土地の出だからわかってはいたが、
こちとら、今は市街地から出勤して来るというハンデがあるのだから、
朝5時から起きているようなじーさんたちに勝てるわけがなかった。
重役出勤のような私に、非難の視線があったかもしれないが私は黙殺した。
私なりに、ベストを尽くしたという自負があったのだ(^_^;。

仕事は、来週に迫った神社の大祭のために、地元の者たちで集まって、
幟を立て、社殿を掃除し、参道の灯籠の窓に障子紙を貼ることだった。
作業しながら、またしてもうちの父と叔父が、人さまの前だというのに
言った言わない・やったやらない的な内容で、ハデな兄弟げんかをしていた

80過ぎても小学生みたいな兄弟げんかするのか、と私は常々呆れているのだが、
もしかしたら80過ぎたからこそ、こんなくだらんケンカをするようになったのか。
本当に懲りない人々だ。もうそのまま一生やってろ(--#)。

一方、私はあまり話をしないで済むように雑巾を持ってうろうろしていたのだが、
しまいに某おばーさんに捕まって、その人の通っている華道教室に関する噂話を
延々と拝聴する羽目になった。
私が一度も会ったことのない人たちの話を次々と聞かされたが、
「え~、そーなんですか!」「うわ、凄いですね」「なるほど~!」
とやっていたら大丈夫だった。石田純一の説は正しいとわかった。

11時前に作業が終わり、実家に戻ったら母からは感謝されたが、
この時点で既に、私にはあまりにも時間がなかった。
TOEIC公開試験は12時30分の集合時間に遅れると、受験できなくなるのだ。
私は世間話もそこそこに家を出た。
愛想無しの娘で申し訳ないとは思ったが、本当にマジで急いでいたのだ。
何もこれは、一生がかかった入試などではないのだし、
今回受けなくても次回があるのではないか、とも途中で思ったが、
やはり払った受験料が惜しいという理由で、私は焦った。
とても間に合いそうにないと思い、途中からはタクシーにまで乗った。
どんどん費用がかかっているという……(^_^;。

試験会場の敷地内に入ったら、
私の前を数人の受験生とおぼしき人々が走っており、
「受付12時30分までとなっております」「お急ぎ下さーい」
と案内係の人たちが呼ばわっていた。
またこれが、会場となった校舎は上り坂の上にあり、
玄関まで階段が続いていたorz
息せき切って着席した途端、試験官が来て受験の注意事項説明が始まる、
という滑り込みの経験を、今回、私は初めてした。

教室そのものは、悪くなかった。
リスニングの音声にも不満はなかったし、
長机だったが、私はいちばん端だったので出入りできないという圧迫もなく、
隣の受験生が欠席していたお蔭で(殴)、スペース的にも開放感があった。
強いて言えば、私の背後の受験生が、
読解のとき英文を口の中で(声を出さずに)読み上げるタイプの人だったので、
後ろから英語の囁きというか吐息みたいなものがたびたび聞こえたが、
まあ無視できる程度のものだった。

ちなみに、英語の学習方法として音読は大変効果的だが、
一定レベルに達したら、むしろ音読から意識的に離れなくてはならない、
と私は思っている。
読み上げる速度以上の速さで読めないヒトになってしまうからだ。
日本語(母語)にしても、小学校低学年の国語なら、音読は定番かもしれないが、
読書をするのに、口の中で単語をひとつずつ発音しながら、
声なき読み上げをやっている大人は、普通居ないだろう。
口の動くスピードなど、たかが知れている。
それは読書と呼べる速さではない。
速読のためには、黙って目だけで即座に読めるようになることが不可欠だ。

テストそのものは普通にやれた。出来映えはともかく(汗)。
リスニングのPart3と4で、問題文だけでなく選択肢も複数回、先読みしておく、
という作業が、きょうは割と巧く行ったと思う。
朝からの疲労で集中力を欠いていたことは否めないが、
半日労働のあとという、万全とは言えない状況下で200問解ききることが、
きょうのチャレンジだったと思っているので、
途中で乱れることなく解き終えられて、とりあえず満足している。

……テストが終わって解散になり、立ち上がったら、
右腰から右足にかけて鈍痛があった。
夜になった今、動かすといっそうハッキリと痛みを感じるので、
朝から走り回って肉体労働したために、どこか傷めていたかも知れない。
もともと私は腰の下部のほうに、少しヘルニアっぽい箇所があると、
整形外科で過去に指摘されている。
どうしようもないので、とりあえず家にあったシップを貼っておくことにした。

昼食も完全に取り損ない、全くもって余裕のない一日だった。
主人も仕事で出ていたので、さきほど二人で近所のうどん屋さんに行った。
温かいぶっかけうどんで、やっと、和んだ(T_T)。


<付:11月16日正午Web結果発表>(11月21日スコアシート着)
L475 R475  Total 950

平々凡々な結果であった。結局このへん、ということだな(^_^;。

Trackback ( 0 )




昨日はTOEICを受けに行った。
ここ数回、受けるたびにスコアが5ずつ下がっていて、
自己ベスト更新どころかジリ貧状態なのだが(爆)、
この際「参加することに意義がある」と自分を励まして出かけた。
……そして、毎度同じ感想だが、「語彙力がなさ過ぎる」と
今回もまた思ったorz

Part1は易しかったのか、全く迷わず10問続けることができて、巧くいった。
続くPart2は、前半は調子よく解答していたのに、
後半は、女性ナレーターのアクセントに惑わされてからグダグダになった。
Part3とPart4は、質問だけは先読みをして聴いたのだが、解答になると、
「ああああ~、そこちゃんと聞いてなかったね(T_T)」
とガックリ来たところが何カ所かあった。
選択肢までしっかり先読みすることが今後の課題か……。

Part5の文法事項は易しいものが多かったと感じたが、語彙で失点した。
Part6はあまり印象に残っていない。
ということは、ちゃんと解いた手応えがなかったわけだから、
失敗しているのかもしれない(汗)。
Part7はSP(シングルパッセージ)の後半に読みづらいものがあり、
DP(ダブルパッセージ)に移ったとき残り30分になっていて、
「これはややキツいか(^_^;?」
と内心で焦り、180番台の込み入った(ように私には思えた)DPを一題後回しにして、
190番台を全部解答してからそこに戻ったりした。
結果的に時間は5分くらいは余ったが、ぎりぎりだった(汗)。
読解問題でもやはり課題は語彙力だと痛感した。

会場は某大学で、音響や机の状態など何も不満は無かった。
長机だったが両サイドにひとりずつという席割りだったので、
心理的・物理的な圧迫感も特になかった。
つまり、成績がいかに悪かったとしても今回は環境のせいではない、
と言わねばならなかった(汗)。

***************

『President』にTOEIC関連の興味深い記事が出ていた。
受験者262万人! なぜTOEICは日本でこれだけ広まったのか?
三宅義和・イーオン社長とゆかいな仲間たち【第6回 千田潤一 前編】

(PRESIDENT Online 2015年9月10日(木))

私は、80年代の終わり頃だったか90年代の初めだったか、
某保険会社勤務でいらした千田潤一氏が、雑誌『CNN English Express』に、
資格試験受験体験記を連載なさっていた頃に読者だったことがあり、
英検1級がTOEICやTOEFLではどのくらいのスコアに相当する力なのかとか、
通訳ガイドを取るのにどういう勉強をすれば良いかなど、
実に様々なことについて、千田氏の文章や資料を参考にさせて戴いたものだった。
その頃のTOEICはまだ歴史が浅く、一般に広く知られた試験にはなっていなかった。

TOEICの誕生から普及に至る過程においては、
雑誌『タイム』を発行するタイム・インクの
元アジア総支配人・北岡靖男氏の尽力が大変大きかったことが
今回の記事からよくわかる。
北岡氏は、従来のTOEFLとは異なる、
『下から上まで測れる長い物差し』としての新しいテストの必要性を説き、
『TOEFLが30センチの物差しならば、1メートルの物差しをつくりたい』
とアメリカのETS(Educational Testing Service)に訴え続け、
TOEICの開発にまで漕ぎ着けたということだ。

その北岡氏の逸話として今回、私の印象に残ったのは次の箇所だった。

【三宅】千田先生はもちろん、TOEICで900点をはるかに超えるスコアを持っていらっしゃいます。けれど「次は満点取る」と宣言されたら、北岡さんにひどく叱られたそうですね。
【千田】怒られました。955点取ったときに「次は満点取りますから」って言ったら、ものすごく怒られました。(中略)北岡さんは、いまを予測していたのでしょうね。「このテストが普及すると、スコアが高いから偉いとか、満点を取ったら偉いという風潮が出てくるよ」と言っていましたから。それは北岡さんのめざしたものではありません。めざしたのはコミュニケーション能力。

言われてみれば、TOEFLについては「スコアが高ければ高いほど偉い」
という感覚を持ったことは、私は無かったという気がする。
80年代、私の若い頃はまだPBTのTOEFLの時代で、
私は二度受けて初回が597点(ライティングのTWEのあった回でこれのスコアは5.5)、
600超えを狙った二回目が607点だったことを覚えているが
更に上を目指そうという発想は、その当時には無かった。
基準としては、アメリカの学部留学には550以上、大学院留学には600以上、
というのがあったが、それを超えてしまえばTOEFLそのものに大きな意味はなく、
TOEFL満点(677点)連続10回!等々が自慢になることはなかった。
できるヒトは、そんなに受ける前に留学先が決定していたのだろうし、
TOEFLのスコアより、行き先の大学名や専攻名のほうが遙かに重要だった。
そもそも満点がいくつなのかも、少なくとも日本の受験生の間では、
あまり浸透していなかったように思う。

TOEICはその点、留学が叶うか叶わないかのための試験ではなく、
純粋に英語力の診断テストであったために、
伸びれば伸びるほど価値があるという話に、必然的になってしまった。
しかし、この『長い物差し』で自分の英語力を測っているのは、
現在持っている英語力を、これから更に効果的に使っていくためだ。
スコアという客観的なかたちでの結果を手に入れたなら、
その数字ひとつで躍起になったり威張ったりするのではなく、
今後どこを伸ばしどこを補強すれば、現場でより良い英語が使えるかを
考える材料にするべきなのだ。

私自身、TOEICの連続受験により、スコアの罠にハマりつつあったな、
ということを、大いに反省させられた。
TOEICで得たものが、公私両面の生活で活かせるようでなければ、
私はTOEICに固執するのをやめなくてはならない。
TOEICのスコアは上がったが、相変わらず仕事での英語は不自由、
アメリカ人との雑談すれば話の腰を折ってばかり(爆)、
という状態が続くのであれば、私は方向性を誤っているということだ。

上の記事は『前編』とあるので、『後編』も楽しみだ。


***************

<付:10月5日正午Web結果発表>(10月10日スコアシート着)
L495 R490  Total 985


めでたく自己ベストを更新できた。
アビリティーズ・メジャード(項目別正答率)の欄を見る限り、
私はリスニング2ミス・リーディング4ミスだったことになり、
スコアやパーセンタイルランク(L98 R99)から言っても、
誤答数はだいたいそのようなものだっただろうと思われる。
嬉しいが、当日はさほど巧く行った手応えが無かったので、
心からの納得はしていない(汗)。
カンが当たった的な要素が結構あったと思う。

また、ここまで来るといずれは満点を狙ってみたい気がしないではないが、
英語運用能力の向上がないまま数字だけを追うとしたら、まさに、
上記の記事で千田先生が「いけない」と仰っている状態にハマることになる。
年頭に目標として掲げた「スコア・アップ」は叶えられたのだから、
今年いっぱいでTOEIC挑戦は終わらせるほうが良いかもしれない。

Trackback ( 0 )




5月6月7月と、ここ3ヶ月連続でTOEICを受け、
昨年11月から数えればきょうで6回目の公開試験を受験したわけだが
(ちなみに我が人生においては、これが通算13回目のTOEICであった)、
かつて年に1回受けるかどうかだった頃には思ってもいなかったことが、
今では、いくつかわかるようになった。
といっても、決して英語がよくわかるようになったのではなくて、
TOEIC受験という行事内容に関して、少し詳しくなったというだけだが(爆)。

まず、会場によって有利不利があるものだと、私は理解するようになった。
建物・内装・備品等、綺麗な会場とそうでない会場があり、空調設備も様々で、
暑さ対策・寒さ対策のどちらが必要かは行ってみないとわからないし、
机の配置や隣人との距離にも、受験場ごとの差異があった。
中でも重要なのは、音声の環境が会場ごとに異なっていることで、
ラジカセの会場もあればスピーカーからの統一音声のこともあり、
音響含め、自分にとって条件の良い教室に当たるかどうかで、
リスニング問題の出来不出来は、多少なりとも影響を受けるものだとわかった。
勿論、鉄壁の英語力があれば、どんな環境でも正確に聴き取れる筈なのだが、
私のは何しろ、詰め込み学習で養成した不安定な聴解力なので、
試験当日に最高のパフォーマンスを発揮したいと願っていても、
ちょっとした変化に遭遇するだけでそれが揺らぐのだ。

それから、TOEICの問題は私が想定していた以上に、毎回の難易度に違いがある、
ということも私は昨年末からこのかたの経験で知った。
特にReadingは、えらく簡単なときもあれば、異様に解きづらい回もあり、
かなり内容に差のあるものだと、回を重ねるほどに思うようになった。
その一方で、TOEICのスコアは偏差値に似ている面があり、
易しい回に当たれば点数が取れるから良い、というものでもなかった。
問題が素直で、皆がほどほど得点できる回に当たると、
ひとつでも余計にミスをすればいつも以上に響くことになり、
結果として不満足なスコアになってしまうのだった。
難易度を完全に無視できるのは、全問正解できるヒトだけだ。
平均点が高いと、偏差値は全問正解しても前回より下がったりするものだが、
TOEICスコアはミス0なら必ず満点990が来る。これだけは不変だ。
そのほかは、いくつ間違えたらスコアがいくつぐらいになる、
ということは一概に言えない。ひとえに、平均点による。

……という観点から言うと、きょうの第202回は、
まず、会場は私にとって「あたり」だった。
とりわけ、Listeningのときの音声のすばらしさは、
前回地獄を見ただけに(爆)、きょうは全く何の文句もなかった。
難易度的には、Part3とPart4の一部に解きづらいものが少しあった程度で、
全体としてはそんなに変わった問題も出ていなかったように思った。
つまり、でき加減・できなさ加減、ともにいつも通り、ということで(汗)。

反面、Readingは非常にシンドかった。
Part5の前半は気分良く解答していたのだが、Part5の後半で少し悩み、
Part6はスピードアップしたので読み方がザツになり、
Part7になるともう、最近では屈指の読みづらさで、閉口した。
「もしかして時間内に終わらないのでは…!」
と本気で思ったのは、これまでの人生で二度目(←大袈裟)だった。
いつもは、正解として選ばない選択肢についても
どこが不適切かを全部おさえて、その根拠となる箇所を、
本文中から探して確認するようにしているのだが、
きょうは、そのやり方では最後まで辿り着けない気がしたので、
途中から、正解の根拠さえ見つかればその選択肢でOKとして解答した。
裏を取っていない状態なので、僅かでも誤読していたらアウトだ(大汗)。
最終的には6分余ったのでPart5の見直しだけしたが、
Part7の読み方に関しては相当、不本意な気分が残った。

9月に行われる第203回公開テストの申込は、まだしていない。
もっと挑戦したいという気持ちが無いわけではないが、
いくら受けてもそろそろスコアは頭打ちかなという気もするし、
何より、結局のところ趣味に過ぎないTOEICに、
こうもたびたび散財するのはどうだろうかと思ったり。
引き続き受けに行くかどうか、一考を要する(^_^;。

***********

それにつけても、こうやって連続TOEIC受験に通っていると
ついつい、連想してしまうことがある。
それは、以前、TBSのテレビ番組『SASUKE』を主人が観ていたときに、
私は、世の中にこういう世界があったのかと感心し、
自分にあてはめて思い浮かべたストーリー(笑)なのだが、………、
――私が「絶対に!TOEIC満点を取る!」と執着し、
連続100回受験で有名になり、いつしか「マダムTOEIC」と称される。
やがてトシを取り、自分が満点を取ることを断念した私は、
若い受験生を募り「よしこ塾」を結成して、彼らの指導と激励に専念する。
毎回、試験開始前に会場で円陣を組み、英語で謎の気合いを入れる。(爆)。


************

<付:8月17日正午Web結果発表>
L475 R475  Total 950

別に期待もしていなかったが、案の定な結果だ。
だいたい950、というのがこれまでのところ最も多い成績のような気がする。
TOEICには公式的に測定誤差が設定されていて、
L・Rそれぞれにおいてプラスマイナス25、
トータルスコアではプラスマイナス35の範囲がこれに相当しており、
この範囲を超えない点差は実力の上下にあたらない、というおよその前提がある。
今年の私の成績が、L=475~495、R=455~480、トータル=935~975、
だったことを考えると、なるほどこの誤差範囲は適正であるという印象だ。
つまるところ、私の英語力は上がりも下がりもしていない、ということで(爆)。

Trackback ( 0 )




今年前半はとにかくTOEICをやる、と年頭に決めたので、
きょうも公開テストを受けに行ってきた。
2ヶ月連続のTOEIC受験は、私にとって初めてだった。

……しかし(汗)。
きょうは、とてもとても、リスニングができなかった(爆)。
過去三回は某女子大で、今回久々に、それとは違う会場だったのだが、
かつてなく音量が大きく感じられ、やたらと響いて音と音が重なり、
細かいところを聞き取るのに非常に難儀した。
TOEICは、必ず試験開始前にサンプル問題を使っての音テストがあり、
その段階で、気になる点は申し出るように指示されることになっており、
きょうは、正直なところ最初からイヤな感じはしたのだが、
私は今まで実際にクレームをつけた受験生を見たことがなかったし、
慣れればなんとかなるだろうと考えて、結局、何も申告しなかった。
しかし始まってみたら、やはり非常に聞きづらかった。
どういう音量だ、プロレスのリングアナかっ、と内心思った(--#)。
Part1で、やっぱりこの音はマズい(大汗)、と思い、
Part2は、聴き取れなかった箇所をTOEIC的な常識でなんとかしたが数題失敗、
Part3は、動揺もあり、かなり何題か道に迷って選択肢を見ても全くわからず、
Part4でようやく立ち直り、心の中でシャドウイングして乗り切った。
これほど、ちゃんと聴けないまま解答したのは初めてだったorz。

私は、家で練習するときは、意図的にCDプレイヤーを小さめの音に絞り、
さらに再生速度を+3(って何%速いのだろうか??)に設定したりして、
聞き取りにくい状況を作って自分に負荷をかけていたのだが、
きょう、遅まきながら、それはいささか見当違いであったことを知った。
速さはともかく、音量はむしろ、必要以上の大きさに設定し、
割れる寸前の、ビシビシ響く音に耐える練習をするべきだった(爆)。
考えてみれば、試験はいつだって広い教室で行われるのだから、
そのほうがよほど、起こり得る事態だったのだ。
それに冗談ではなく、こういうのもまた必要な訓練かもしれない。
駅やデパートなどの、騒音の中での大きな音のアナウンスだって、
実生活上は当然、あるのだから。

ちなみに、先だって私は聴力検査を受けたので、
耳鼻科的な意味で聴力に全く問題がないことは、既にわかっている。
きょうのリスニングがさんざんにできなかった理由は、
やはり、音響か、さもなくば私の英語力に問題があったから、だった。
少なくとも、私の英語の聴解力は、
些細な悪条件で簡単に崩壊する程度のものだ、ということは言える。
これは潔く認めなくてはならない。
こんな脆弱なものは、本来、聴解力と呼ぶべきではないだろう。
オージオメーターによる聴力検査ではあるまいし、
精神統一して耳を澄まして聴いたもの以外、よく理解できていない、
などというのは、普通の会話では、あるまじきことだ(爆)。

一方、きょうのリーディングは
特に困るというほどのことはなかったつもりだったが、
余った時間でPart5とPart6の見直しをしていたら、
なんとマークミスを三箇所も発見してしまった。
いつもは一つ見つけるかどうかなので、これもか!これもか!と焦った。
文法的に当然わかっているところで、違う記号をマークしているのだから、
きょうの私のボケ方は半端ではなかったのだと思う。
リスニングで失敗し、心理状態が良くなかったことも影響したかもしれない。
このぶんでは、Part7でもいろいろとやらかしているだろうから、
リーディングのスコアも期待できないだろう。
ちなみに、『particularies』に『詳細』という意味があったなんて、
私はきょうまで全然知らなかった。
ここはケアレスミスでもなんでもなく、完全に落とした(^_^;。

帰宅してからネットで検索したら、
今回のTOEIC(特にマイナーフォーム。TOEICのフォームは2種類ある
は希にみる簡単さ、歴史的に平易な回、などと出ており、
それが本当なら、そういうときに普段以上にミスしている私のスコアは、
かなりひどいと思われる。
ひじょーに気分悪いが、仕方が無い(^_^;。
別にTOEICがドツボだろうがなんだろうが、
私の命どころか(爆)仕事さえ、全く何の影響も受けないのだから、
客観的には、実に些細な問題だ。
ただ、これだけ失敗するとさすがに不本意で、
いくら趣味とはいえ、こういう終わり方は嬉しくないので、
9月のTOEICも続けて受けに行こうかと、今、真面目に思案している。

リスニング100問を気絶しないでやれただけで御の字
と思えた2009年当時からすれば、私も随分遠くへ来たもんだと思うが、
しかしだからこそ、ここで撤退するのはいささか残念でもあるのだ。
これほどにTOEICに「馴染んだ」状態まで持って来ることは、
私のような者にとっては、決して容易ではなかった。
ここで一旦離れて、何年かして再度この状態まで持って来ることは、
50歳過ぎの私には、ちょっともう、出来ないかもしれないと思っている(^_^;。


*********

<付:7月21日正午Web結果発表>(7月29日スコアシート着)
L480 R475  Total 955

Listeningは覚悟したほど壊れてはいなかった。助かった。
しかしトータルスコアとしては、このへんをうろうろと……。

Trackback ( 0 )




アクセス解析を見ると、『TOEIC 200回 結果 いつ』という検索語で
このブログに来て下さっている方がこのところ続いているのだが、
成績のWeb発表は、毎回、原則的に、
「公開試験の日から3週間+1日経った月曜日の正午」
にTOEIC SQUAREの自分のページで見られるようになっている。

第200回TOEICの場合、公開試験が5月24日(日)だったのだから、
結果が閲覧可能になるのは6月15日(月)正午だろう、と予想できる。
しかしこれは飽くまで、過去の経験に基づいた推測でしかない。
様々な事情で発表が遅れることはよくある。
国際ビジネスコミュニケーション協会なら、
正確な予定を答えてくれるだろうと思うが、私は問い合わせたことはない。

それともうひとつ注意すべきなのは、このWebでの成績閲覧は、
TOEIC受験をネットで申し込み、かつ、申し込み時に
『「テスト結果インターネット表示」を「利用する」』
にチェックを入れている場合のみ、利用可能なサービスだ、
ということだ。
上記に該当する人には、成績開示の当日メールが来るし
(メールの到着は、発表時刻より遅い。大抵、午後になってからだ)、
自分から上記月曜日の正午に見に行っても良い。
申込手続のページTOEIC SQUAREにログインして、
『テスト結果の確認』をクリックすると、
結果のスコアがいきなり出てきてビックリする(爆)。
このページは、ちゃんとガラケーにも対応している。

また、書面でのテスト結果『公式認定証』は、
私のこれまでの経験では、Web発表のぴったり一週間後に到着する。
ゆえに、第200回に関しては、広島市の我が家には、
6月22日(月)に届くだろうと思われる。
どの分野の得点率がどのくらいだった、という成績内容のわかる、
Abilities Measuredのグラフは、書面の認定証でないと見ることができない。

後日記(2015年6月20日):
今回の『公式認定証』は我が家には6月20日に到着した。
Webでの結果表示の出たその週のうちに、公式認定証が来たのは
私にとっては初めてだったかもしれない。
勿論、早いのは良いことだ(笑)。

Trackback ( 0 )




昨日は、なんとかTOEICを受けに行った。
先週金曜日から本格的に風邪の症状が出揃って、
咽喉は痛いわ鼻はダーダーだわ咳は出るわで、
試験中、特にリスニングの最中に騒々しい音をたてることになったら、
ここにいる全員に大迷惑をかけてしまうだろう、
と思い、開始前の精神的圧迫が半端ではなかった。
家から、AGノーズを点鼻してマスクをして出て来たのだが、
会場内は飲食禁止のため、トローチをなめることができないどころか、
水を飲むことも許されないので、もし咳き込んだらオシマイだった
(客席で、のど飴もハンカチも使用できるデムスの演奏会のほうが百倍マシだ。
更に、後半に詳述するがTOEICでは試験中には退席することも許可されていない)。
しかし、いざ始まってしまえば解くことのほうが大変で、
風邪どころではなく、何の発作も起きなかった。
結果的に、助かった(^_^;。

今回は長机の端で、右隣は空いていたので、心理的にはラクだった。
唯一、Part3のdirectionの最中に、左隣の席のおっちゃんが、
溜息とも吐息ともつかないものを漏らして、
それが「ぁ…はぁ…む」と妙に色っぽくて(爆)
私のほうに変な雑念が入ってしまい、ちょっとマズかったが、
そのほかは、3月受験のときよりは集中してできたのではないかと思う。
しかしいつだってTOEICの出来映えがどうかは心許ない限りだ。
既にミスをいくつも発見したので、また成績は悪いだろうと思われる。
自分の穴だらけの英語力を本当に情けないと思うが、
しっかり勉強したのかと言われれば、サボってばかりいたわけだし(汗)、
もういい、今回はこの状況で200問をやり切ったことで良しとしよう。
TOEICそのものは来月も再来月も、延々と公開試験が設定されており、
入試などと違って機会はこれからも多いのだから、また頑張ればいい。
わかっている範囲での失点はほぼ全部、語彙を知らなかったのが原因なので、
地道な単語の暗記をもっと徹底しなくては(汗)。

更に昨夜は職場の飲み会にも行った(殴)。
前回の花見のときも風邪で欠席してしまったし、
今回はスタッフの歓送迎会も兼ねていたので、
連続して欠礼するよりは、せめて顔だけでも出そう、と思って行った。
ウーロン茶だけ飲んですぐ帰るつもりだったのだが、
行けば行ったで話が盛り上がり、結局2時間半くらい喋り詰めに喋って、
しかも例によって話の半分は英語で、疲労困憊した。
帰宅したら、両方の鼻が詰まっていて息苦しいし、
疲れすぎて怠すぎて、文字通り「えらい」と思った(爆)。
いやはや、怒濤の日曜日だった。

3月と今回と、私の風邪がいずれも火曜日に発症したのは、
タイミング的に、前の週の土曜日の勤務で大勢のお客様にお会いして、
ウィルスを貰ってしまったからではあるまいか、と思うのだが違うか(汗)。
風邪のウィルスには数百も種類があり、
免疫ができても果てしなく新しい風邪に出会うので、幾度でもかかる、
という説明を以前、何かの本で読んだことがあるのだが、
こうして短期間に二度の風邪をひいてみると、そのことがよくわかる。
咽喉痛・鼻炎・咳、などの上気道の症状は似ていても、
その発現の仕方や持続時間は前回と今回でかなり異なっているし、
前回は熱が出たが今回はずっと平熱、という違いもあり、
確かに、別の種類のウィルスなのだと体感として納得できる(^_^;。

ともあれ、きょうはようやく休日だ。
寝よう(^_^;。


*********

追記:TOEICに関して受験仲間の間でよく話題になるのが、
「いつの間にか試験開始前のトイレ休憩が無くなった」という件だ。
これはいつから現行のようになったのだろうか?
(→検索してみると、第183回(2013年9月29日)かららしい…?)
以前は確か、12時半以降の「説明」「音テスト」の後だったか、
正確には思い出せないが12:45前後に再度、10分程度の「休憩」があったので、
13時の試験開始直前にトイレに行っておくことができた。
少なくとも私が2009年5月に自分の復帰戦第一回と称して受けたときには、
まだ、この休憩はあった。
ところが今は、12:30に集合完了したら、以後は退室できないことになっている。
試験は13時~15:02頃、その後答案回収完了が15:10頃で、以前と同じなのだが、
試験開始の30分前からずっと3時間弱に渡って離席できないのは、
一般的な感覚では、やや長いのではないだろうか。
試験中でも挙手して監督者の許可を得れば、トイレには行けるようだが…。
私は今のところ、これが苦痛で困るということはないが、
念のため、試験直前にはコーヒーなど飲まないように心がけている。

もうひとつ、開始前に試験監督者が、
「本日の試験運営は、試験官の時計を基準に進行いたします」
とかなんとか、毎回言うのだが、
その試験監督者の時計が、今、何時何分なのかを言わないのは何故なんだ(^_^;。
大学の講義室など、試験会場となった部屋の壁にも時計があったりするのだが、
それと試験官の時計とが同じかどうかわからないので、ちょっと困る。
私は自主的に、Listeningの音声が流れ始めたときに、
自分の腕時計が13時ちょうどかどうか、ずれていれば何分程度前後しているか、
一応、見て確認するようにはしている。
大幅に遅れたり進んだりしていることは無くても、
終盤、「残り5分」か「残り3分」かの認識が正しいかどうかで、
1問の成否を分けるくらいのことは、あるかもしれないからだ。

*********

<付:6月15日正午Web結果発表>(6月20日スコアシート着)
L495 R465  Total 960

大きな不満はないが、既に幾度か見たことのあるようなスコアだ。
Listening満点は良いが、全問正解でないことはわかっているし、
Readingで失点を重ねているのも相変わらずだ。
年頭の計画通り、今月と来月のTOEICは既に申し込んであるので、
このまま夏まで連続的に受験を続けてみようと思っている。
その感触次第で、9月以降の受験をどうするか考えよう。
現時点でのベストスコアは第197回(1月11日)の975だが、
私の場合、もともと英語力が高いわけではなく、
机に向かっての問題演習でここまで持ってきただけなので、
そろそろ頭打ちではないかという気がする……。

Trackback ( 0 )




前回の公開テストが終わって以来、全くTOEIC本も開かず、
公式問題集にも触ったことがないというヒドい状態で、本日を迎えてしまった(T_T)。
サボっていたのが半分、忙しくて勉強どころではなかったのが半分。
そのため、頭の中のTOEIC的な回路がほぼ完全に切れていて、
正解が見通せると感じる瞬間は少なく、解答の精度がかつてなく悪かった。

TOEICには超難問はほとんど出ないので、英語力そのものはさほど高度でなくても良い。
むしろ、TOEICで要求されるのは、作業スピードの速さと集中力の持続のほうだ。
自分にとって、時間さえあれば十分に解ける問題を、
パっと見ただけで即座にミスなく解く、ということを、
リスニング100問・リーディング100問、計2時間に渡って行わなければならない。
速く解けないのは英語力が足りないから、という相関関係はもちろんあるのだが、
TOEIC的な作業内容における、スピードを意識した英語力をつけていなかったら、
英語が流暢に操れる人であっても、スコアに現れるのは目減りした英語力になってしまう。
逆に、TOEIC的な作業内容を反復練習し、反射神経を十分に磨き上げておけば、
自由自在に喋れるというほどの英語力はなくとも、
スコアの面で最上級レベルの数字を得ることが可能になる。
「TOEICスコアと英語力はイコールではない」という批判があるのは、そういう理由による。

私の場合はそもそも、基本となる自分の英語力自体がひどく不安定だ。
たまさか良い点が取れたとしても、それは最大瞬間風速のようなものに過ぎない。
なにがしかの英語はできるのだが、その語学力は自分の中に根付いた能力などでなく、
試験勉強その他によって無理矢理に後付けした、ハリボテのようなものなので、
常に手入れを続けていないと、どんどん見栄えが悪くなってしまうのだ。
今回はその手入れをテッテー的に怠った状態で受けに行ったので、
パフォーマンスの悪いことこのうえなかった。
最近としては最悪の結果が返って来ることになるだろうが、仕方がないと思っている。

しかし、私は本来、オノレに関しては全くプラス採点法の人間ではなく、
「自分は能力がない」「出来ない」
と確認することにより、まがりなりにも勉強を続けてきたので、
こうやってTOEICでもなんでも不本意な思いをするのは、自分のために良いことだとも思う。
これでまた、明日から多少はストイックになり、
5月のTOEICに向けての勉強をする気になるだろう。……たぶん(^_^;。


追記:今回は受験者数が史上最多だったそうだ。
TOEIC(R)公開テスト、単回受験申込者が過去最多に 第198回2015年3月の受験申込者が20万人を突破
そのせいかと思うが、きょうは会場が某大学の大きな階段教室で、
ひとつの長机に受験者3人あるいは4人が横に並べられていた。
私は運悪く、3人並んだ席の真ん中を割り当てられていたので、
席への出入りにはどちらかの端の人に立って貰わなくてはならず、
一旦着席したら、トイレ等の用足しも憚られる場所だった。
実際、Readingの後半に私の隣の女性(端の席の人)が一度トイレに立ったが、
私の座席位置だと、それは他人に解答を中断させなければ出来ない行為だった。
結果として、私には離席せねばならない事情は起こらなかったので良かったが、
精神的圧迫はやはり多少あった(汗)。

*****************

<付:4月6日正午Web結果発表>
L480 R455  Total 935

予想通り、近年としては最低の結果だった(汗)。
一ヶ月半ほど完全にTOEIC的な作業から離れて本番だけを受けに行き、
その結果「だめだな~」という感触が当日からあり、
……そして案の定、それは正しかったわけだ。
予想通りなので、もう、一言もありません(T_T)。

Trackback ( 0 )




既に次回の第198回TOEICの申込は済ませた状態で、本日の受験日を迎えた。
今までは、一度受けたらしばらくは休まないとやる気がしなかったし、
結果が送付されてきてから、次にいつ受けるかを考えることが多かったが、
今年前半は自分を叱咤する意味で、連続的にTOEICを受けることにしたので、
今回はさながら、シリーズ初回、という気分だった。

Part3と4について、前回11月は聴きながら正解をチェックする方法で解き、
一方、今回は問いだけ先読みして聴くときは何も見ずに集中して聴き、
聴き終わってから一気に3問続けて回答する、というやり方を試してみた。
その結果、私には後者のほうが合っていると感じた。
私は、どうしても『ながら族』になれないようだ。
考えてみれば、日常の日本語だけの生活においてさえも、
テレビが鳴っているときには、何かを書いたり読んだりがうまく行かない人間なのだ。
TOEIC試験中ともなれば、一瞬でも視線を動かしたり手を使ったりしたら、
それがたとえ1秒であっても、そのとき耳の能力は著しく低下し、
もとの集中レベルに戻るためには、更に数秒は時間を要してしまう。
たまたまその間に次の問いに関係のある箇所が読まれていたらアウトだし、
それに気付いてシマッタと思うと、動揺があとに響いてしまって、駄目だ。

このところ試行錯誤をしたと思うが、やはり前々から実践していたように、
問題の音声が始まる前に問いのところだけ先読みして、
『どんな場所』『何が問題』『男性はこのあとどうする』、
等々、問われることになるポイントを頭に入れた上で、
聴くときは問題用紙など見ないで(宙を睨んで・笑)、ひたすら聴く、
という取り組み方が、私には一番安心感があり巧くいくことがわかった。
ちなみに先読みと言っても、選択肢は私は敢えて見ないことが多い。
正解に関係のない情報を頭に入れて聴くのが、私にとってはあまり快適でないからだ。
例外は、細かい数字や日時が選択肢として並んでいる場合だけだ。

ReadingのPart6については、以前は解答に関係のあるところだけを読む、
という方法でやっていたのだが、一昨年あたりからそれは止めた。
Readingを制限時間内に終えるのが難しく、少しでも時間を稼ぐ必要がある場合は、
上記の方法も一案ではあると思うのだが、ある程度TOEICをやり慣れてきたら、
1行目の最初からベタ読みして行くのが、結局は得策だと感じるようになった。
前後関係がないと誤答にハマるという箇所も皆無ではないし、
空欄になっていない箇所にもヒントになる部分は結構あるからだ
(例えばEメールの問題なら、差し出し人や受取人アドレスに
hotelとかcustomerserviceなどと入っていて、場面を想像するのに役立つ等)。

今回の最大の失敗は、語彙力不足により失点した箇所がいくつもあったことだ。
同義語選択でも迷ったし、適語補充のところでも知らない単語が選択肢に混ざっていて、
絞り込めないままマークしたところがあった。
公式問題集をやったときに実際に出会っている語でさえも、
試験の場で改めて問われると混乱したりして、
私の語彙力はまだまだ不安定なものだということが、よくわかった。
同義語・類義語等を意識して、語彙力増強に努めたいと思った(汗)。

逆に今日本当に素晴らしかったのは、……これは私の英語力には関係がないのだが、
私の席が列の一番前で、なおかつ隣人が欠席していたことだった(殴)。
お蔭で私は、何にも煩わされることなく試験を受けることができた。
貧乏揺すり・ペン回し・頻回な咳、などが隣近所であるのと無いのとでは、
こちらのパフォーマンスにかなりの差が生じるのだ。
私の隣の席に来られる筈だった方が、もしも、
申し込まれたのにのっぴきならない事情で欠席なさったのだとしたら、
その方には本当にお気の毒だったと思うが、
しかしそれは別として、私のように注意力散漫な人間にとっては、
視界にほかの人の姿が入らないというのは、
家で勉強しているのとほとんど変わらない状況で受験できたことになり、
実に有り難いことだった。
多分、このような偶然は今後はそうそう起こらないであろう(笑)。


*******************

<付:2月2日正午Web結果発表>(2月9日スコアシート着)
L495 R480  Total 975

自己ベストを更新できた。嬉しい(T_T)。
Listening満点だったのは、やはり隣が空席だったお蔭で集中できたのが
大きな理由だと思う(殴)。
また、Abilities Measured(項目別正答率)を見ると、L満点でも全問正解ではなく、
少なくともListening2ミス、Reading3ミスはしていたようだ(汗)。

Trackback ( 0 )




ポゴレリチを聴いたあとだというのに、今回の私はとても元気だ。
演奏会を聴くためには消耗したし、単純に「楽しかった!」のとは全然違うのだが、
今回は過去とは趣が違い、結果として私は非常に力強いものを彼から受け取った。
それが何であったかについては、もう少し考えてみたいと思っているのだが、
そういうわけで、現在の私は前にもまして「やる気スイッチ」の入った状態だ。
フランス語もスペイン語も、全く途切れることなく聴いている。
ポゴレリチの演奏会のあとは、何もできなくなってしまうのでは、
と覚悟していたが、完全に杞憂に終わった。

今季のフランス語(初級編)・スペイン語(入門編)は、どちらも、
過去にやったことのある講座の再放送なので、要領がわかっている、
というのも私にとっては幸いだったかもしれない。
とりわけ、フランス語のほうはようやく私の好みである構文主体の、
パターン・プラクティスを取り入れたトレーニング内容の講座になったので、
とてもやりやすく、手応えも感じている。

フランス語応用編の、芳野まい先生×ピエール・ジル・ドゥロルム先生による、
『ファッションをひもとき、時を読む』も10月このかた、概ね楽しんでいる。
今月初回の、おばあちゃんと孫の対話、という設定の文章は
フィクション度合いをどう捉えたら良いのかわからず、少々戸惑ったが(笑)、
ピエール・ボードリ氏へのインタビューが始まってからは、
久しぶりに生のフランス語に触れている気分が盛り上がり、面白くなった。
また、フランス語応用編1月からは、清岡智比古先生の新作で、
中級を目指す人の文法講座ということなので、これまた大変楽しみにしている。
私は結局のところ、理詰めで覚える外国語学習が好きなのだ(笑)。

****************

英語については、来年度前半は集中的にTOEICに取り組んでみようかと思っている。
既に1月の公開テストは申し込んであるのだが、来年上半期はこのまま、
時間の許す範囲で、スコアに関わらずTOEICをしばらく連続的に受けてみるつもりだ。
業界によってはTOEICを高く評価する空気が根強くある一方で、
会話力を測らないテストに大きな意味はないという意見も、一部にはあるわけだが、
私のような者にとっては、数字的に達成度を測ることのできるTOEICには
少なくとも学習面での高い効果があると感じられる。
早い話、成績で示される機会がないと、私はひたすらサボる人間なので(汗)。

ときに、先日、納戸を片付けていて、大昔のTOEICスコアレポートを発見した。
なぜこのようなものが、今に至るまで処分されずに残ったのか不思議だった。
第38回(1992年5月)TOEIC、と書かれていて、自分の成績のほか、
総合結果として、受験者総数・最高点・最低点・平均点・標準偏差・スコア分布、
などが記載されており、なかなか興味深いものがあった。
92年、27歳当時の私のTOEIC結果は、L455、R435、TOTAL890、となっていて、
今の感覚だと、まがりなりにも英語専攻だった者がR435は無いだろう(^_^;、
と言いたい出来映えなのだが、しかし『総合結果』の欄を見ると、
このときのTOEICはSection I(Listening)の最高点は満点の495の人がいる一方、
Section II(Reading)は最高点の人でも440止まりで、
Total(総合)では受験者全体の最高点が935、となっている。
当時のTOEICは決して、現在のように990が続出するテストではなかったのだ。
このときの受験者総数は33522人だったと書かれている
(参考:2014年11月の第195回公開テストの受験者数は79430人)。

昔のTOEIC、とくにReadingは極端に難しかったのか、
それとも、市場が拡大したことで今は猛者が大勢参戦して来るようになったのか、
またはTOEIC本や受験スクールができて、受験者のほうの対策が向上したのか、
結果の数字を見ただけでは私にはよくわからないが、少なくとも現在のTOEICが、
以前より取り組みやすいものになっていることは間違いないと思う。
ちなみに現行のTOEICに関する限り、満点990は必ずしも「全問正解」ではない。
Listeningに関しては平均してミス3つまでは満点495の扱いになるし、
Readingではミス1つ(難度の高いときは2つの場合も)まではやはり満点495になる、
ということも、各種分析の進んだ今、多くの受験者が知っている。

友人某氏は、「一生に3回、TOEIC満点を取る」ことを目標にしている、
と先日、言っていた。
私の現状では、とてもそのようなことは望めないが、とりあえず、
なだらかにでもいいから、今後、TOEICのスコアアップをして行きたいな、
という程度のことは思っている。特にListening(^_^;。
……なにせ、業務に差し支えるのだ、同僚の英語が聴き取れないと(涙)。

Trackback ( 0 )




今週はずっと忙しくて睡眠不足だったせいか、昨日は体がだるく、
おまけに仕事中に咽喉が痛くなってきて、
シマッタ、いよいよ風邪か!?とイヤな気がしたが、
今朝は、休日なのを良いことにいつもより2時間近く寝坊したら、
咽喉の痛みはなくなっていた。助かった(^_^;。
実は本日、ちょうど1年ぶりにTOEIC公開テストを受験したのだが、
そういうわけで、体調に問題のない状態で行けたことは、良かった。

試験そのものに関しては、私は、
昨年からアメリカ人・カナダ人・イギリス人のいる職場で
パートとはいえ、英語を聴く機会が格段に増えたので、
もしかして今回Listeningだけは伸びてるかも、と期待して行ったのだが、
案に相違して、別に、解きやすくなったという感触は無かった(爆)。
あるとき突然にデキるようになる、
などというミラクルは、やはり起こらないものだな(^_^;。
ただ、今回はPart3と4に関して、選択肢を見ながら聴き、コレが答えだな、
と話の途中で(頭の中で)チェックすることはできるようになった。
それが唯一の進歩だった。

Readingのほうはもう、最近はろくに何もやっていないのが祟り、
単語の使い方はわからないし、長文も頭に入らないしで、いつも以上に難儀した。
Part 5では不可算名詞にうっかりanotherをつけてしまう基本的なミスをしたし、
Part 7などはもう、設問を読んでも、
はい!?そんな話、本文のどこに書いてあったの!?
みたいなのが結構、何問もあった。

オマケに、帰宅してから気付いたのだが、
私はどうやら、試験会場に自分の受験票A票を置いてきたようだった。
顔写真つきのB票は会場で回収されており、
残ったA票に記載されているのは受験番号と住所氏名だけで、
個人情報ではあるが、受験後に必要という書類ではない。
だからきっと、会場に忘れてきたからと言って、
少なくとも受験手続き上の問題になることはないだろう、と思うのだが、
こんなところにも自分のマヌケさ加減が現れているようで、うんざりした。

やはり、1年に一度の受験では、あまり、タメにならないかもしれない。
健康診断じゃあるまいしな。
スコアアップを本気で目指すなら、数ヶ月に一度は受けたほうが良さそうだ。
それで、帰宅してすぐ、次回1月の受験を申し込んだ。
来月、ポゴレリチの来日公演を聴いたら、頭が壊れる可能性が高いのだが、
最悪コンディションで受けてどのくらいのスコアになるかを試すのも、
自分のためには、この際、良いのではないかと考えることにした。


*******************

<付:12月15日Web結果発表>(12月22日スコアシート到着)
L475 R470  Total 945


L・Rとも前回よりダウン、トータルでも前回より20下がった。
±25の測定誤差があるというのは公式的に認められているが、
下がる方向というのは、やはり気分の良くないものだ(--#)。
唯一評価できるのは、Readingに関しては一定以上の緻密さが維持できている、
という点くらいだろうか。

TEX加藤様の11月TOEIC正解数換算表(TOEICオタクのブログ)を参照したところ、
今回の私の誤答数は、Lで6ミス・Rで5ミスだったらしいことがわかるが、
最近のTOEICのListeningに関しては、スコアには反映されても
Abilities Measuredのグラフには含まれていない問題が、
どうやら毎回何問かはあるらしいので、
実際の誤答はもっと多かった可能性もあり、
素点を厳密に割り出すことはできないようだ。

ともあれ、せっかくTOEICの世界に久しぶりに戻ってきたので、
このまま継続して、来年前半は集中的にTOEICをやってみようと思っている。
既に1月の公開テストは申し込んであるので、年末年始の休暇はお勉強あるのみ。

Trackback ( 0 )



« 前ページ 次ページ »