転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



前回の公開テストが終わって以来、全くTOEIC本も開かず、
公式問題集にも触ったことがないというヒドい状態で、本日を迎えてしまった(T_T)。
サボっていたのが半分、忙しくて勉強どころではなかったのが半分。
そのため、頭の中のTOEIC的な回路がほぼ完全に切れていて、
正解が見通せると感じる瞬間は少なく、解答の精度がかつてなく悪かった。

TOEICには超難問はほとんど出ないので、英語力そのものはさほど高度でなくても良い。
むしろ、TOEICで要求されるのは、作業スピードの速さと集中力の持続のほうだ。
自分にとって、時間さえあれば十分に解ける問題を、
パっと見ただけで即座にミスなく解く、ということを、
リスニング100問・リーディング100問、計2時間に渡って行わなければならない。
速く解けないのは英語力が足りないから、という相関関係はもちろんあるのだが、
TOEIC的な作業内容における、スピードを意識した英語力をつけていなかったら、
英語が流暢に操れる人であっても、スコアに現れるのは目減りした英語力になってしまう。
逆に、TOEIC的な作業内容を反復練習し、反射神経を十分に磨き上げておけば、
自由自在に喋れるというほどの英語力はなくとも、
スコアの面で最上級レベルの数字を得ることが可能になる。
「TOEICスコアと英語力はイコールではない」という批判があるのは、そういう理由による。

私の場合はそもそも、基本となる自分の英語力自体がひどく不安定だ。
たまさか良い点が取れたとしても、それは最大瞬間風速のようなものに過ぎない。
なにがしかの英語はできるのだが、その語学力は自分の中に根付いた能力などでなく、
試験勉強その他によって無理矢理に後付けした、ハリボテのようなものなので、
常に手入れを続けていないと、どんどん見栄えが悪くなってしまうのだ。
今回はその手入れをテッテー的に怠った状態で受けに行ったので、
パフォーマンスの悪いことこのうえなかった。
最近としては最悪の結果が返って来ることになるだろうが、仕方がないと思っている。

しかし、私は本来、オノレに関しては全くプラス採点法の人間ではなく、
「自分は能力がない」「出来ない」
と確認することにより、まがりなりにも勉強を続けてきたので、
こうやってTOEICでもなんでも不本意な思いをするのは、自分のために良いことだとも思う。
これでまた、明日から多少はストイックになり、
5月のTOEICに向けての勉強をする気になるだろう。……たぶん(^_^;。


追記:今回は受験者数が史上最多だったそうだ。
TOEIC(R)公開テスト、単回受験申込者が過去最多に 第198回2015年3月の受験申込者が20万人を突破
そのせいかと思うが、きょうは会場が某大学の大きな階段教室で、
ひとつの長机に受験者3人あるいは4人が横に並べられていた。
私は運悪く、3人並んだ席の真ん中を割り当てられていたので、
席への出入りにはどちらかの端の人に立って貰わなくてはならず、
一旦着席したら、トイレ等の用足しも憚られる場所だった。
実際、Readingの後半に私の隣の女性(端の席の人)が一度トイレに立ったが、
私の座席位置だと、それは他人に解答を中断させなければ出来ない行為だった。
結果として、私には離席せねばならない事情は起こらなかったので良かったが、
精神的圧迫はやはり多少あった(汗)。

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<付:4月6日正午Web結果発表>
L480 R455  Total 935

予想通り、近年としては最低の結果だった(汗)。
一ヶ月半ほど完全にTOEIC的な作業から離れて本番だけを受けに行き、
その結果「だめだな~」という感触が当日からあり、
……そして案の定、それは正しかったわけだ。
予想通りなので、もう、一言もありません(T_T)。

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