今朝は、ほぼ一ヵ月ぶりに墓掃除・墓参りに出かけた。
まず、花を買おうと思って広島バスセンターに寄ったのだが、
いつも贔屓にしていた生花コーナーが、
売り場のリニューアルに伴って消えてしまっており、、
同じフロアの別の場所に花はあったが、きょうは何故かバラばかりで、
いわゆる「仏花」と言えるものがなかった。
出足で、いきなり躓いた気分だった。
それで、センター街地下の花屋さんまで降りてみたが、
ここはブーケやアレンジ、胡蝶蘭○本立てを売る、とても綺麗なお店で、
切り花の中のひとつにあったのが「大菊(白) 1本158円」、……うぅむ。
それで仕方が無いから外に出て道を渡って、サンモールまで行った。
ここでようやく、色とりどりのスプレー菊に巡り会うことができて、
白・黄・赤紫などがバランス良くなるように三束買った。
……ったく、きょうは花だけでえらく手数がかかったことだ。
もう今度からバスセンターをアテにするのは、やめよう。
それからバスに乗って、舅姑のお墓まで行った。
前回の花は漏れなくドライフラワーになっていた。申し訳ありません。
掃除して花を取り替え、お灯明を上げてお線香をつけた。
おとーさん おかーさん
お陰様でワタクシ、楽しいツアーが終わりました。
本当にありがとうございました。なむなむ。
きょうから6月なので、心を入れ替えて頑張ります。
仏検があるので、どうかお守り下さい。よろしくお願い致します。
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例によってアクセス解析を見ていたら、昨日の検索語の中に、
『命の限り貴女を熱く熱く愛したい』
というのがあって、どこの同志(爆)がいらしたかとウケた。
拙ブログでお役に立てるところがありましたでしょうか。
これは宝塚歌劇の94年星組作品『ラ・カンタータ』で歌われた、
『熱愛のボレロ』の歌詞の一節だ。
初演時に歌ったのはシメ(紫苑ゆう)さんで、
このときの公演は彼女のサヨナラ公演でもあった。
(のちに2003年宙組公演『テンプテーション』でもこの曲は使われ、
場面単位での再演となり、たかこ(和央ようか)さんがこれを歌った。)
以前も書いたことがあるが、この歌詞はスゴい。
♪愛している 愛している 愛している ああ~
という歌い出しが、既に十分に臆面も無く濃いのだが、
その心から愛している相手の女性の描写というのがまた、
♪闇に舞う女豹 そのかぐわしさは媚薬
と、およそ普通のヒトではない。
そして主人公は、そんな彼女を恋い慕い、追い求める心情を語り、
彼女の一挙手一投足に強く魅せられていることを切々と歌ったうえで、
♪命の限り あなたーーーーーーーを!
♪熱く熱く 愛した~い
で最高潮となって、曲の締めくくりは、
♪アイラブユー アイラブユー アイラブユー
と連呼したあと、なななんと、
♪ジューー、テーーーーーーム!
と高らかに歌って終わるのだ(O_O)。
三カ国語っ。
しかしシメさんが歌うと、これがシヌほど格好いいのだから困る(爆)。
シメさんは観客を異次元に連れて行く魔術師だ。これぞ男役の極み。
私は、こういう魔法こそ、宝塚の男役の究極の姿だと思っている。
観客に心の片隅にせよ
「けっ、なんだそれ……(^_^;」
と気恥ずかしい思いをさせるようでは、
まだまだ、男役として極めていないと思う。
私はシメさんのような、男役ならではの力業を見るのが大好きで、
それ見たさに宝塚に通っていた(やや過去形(^_^;)と言っても過言ではない。
リアルで辻褄の合ったものなんか、そのへんにいくらでも転がっているが、
「現実に絶対あり得へん格好良さ」は宝塚に行かないと観せて貰えない。
それは、目が覚めてみるとかなり笑える種類の「格好良さ」であることが多いが、
宝塚を観ている間は、現実から乖離し別世界に行っているので、陶酔できるのだ。
というか、「行ける」ような舞台でないとアカンやろ、と私は思っている。
実生活の常識で言ったら矛盾だらけの脚本でも、どれだけ非現実的な結末でも、
きらびやかな夢があって、最後は笑顔でシャンシャン振って強引に大団円、
うわ~綺麗~!やっぱ素敵だった!!
……ということが出来ないようでは、宝塚ではない。
と思うよ(^_^;。
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