転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



今夜、テレビで宝塚歌劇団月組99年『ノバ・ボサ・ノバ』をやっていて、
私はかなり好きなショーだったので、懐かしくて、全部、観た。

このときの月組は、歌こそ命!みたいな人はあまり居なかったが、
出演者のムードが役柄ととても良く合っていたので、
トータルでは実に面白い公演になっていたと思う。
マミ(真琴つばさ)ちゃんの、スケール大きな主役ぶり、笑いのセンスなど、
ソール役にピッタリだったと思うし、
リカ(紫吹淳)ちゃんのヤらしい女たらしも天下一品だった。
エストレーラのダン(檀れい)ちゃんなんか、
もう、キレイでキレイで見とれてしまった。

この月組公演は、今観ても本当に楽しかったと思う。
それは十分に認めた上で、つい、考えてしまうのが、
この作品をペイ(高汐巴)さんトップ時代の花組で上演していれば、
相当面白い舞台になっていただろうな、ということだ。
ペイさんは、舞台も客席も全部巻き込む独特のセンスの持ち主だったし、
二番手には天性のジゴロ(爆)のなーちゃん(大浦みずき)が控えていた。
このふたりがソールとオーロを演れば、
99年月組に勝るとも劣らない見事なハマり具合だった筈だと思う。

ほかの役だって、この頃の花組なら文句なしだ。
エストレーラには若葉ひろみ、
ルーア神父は朝香じゅん、シスター・マーマは宝純子、
ラービオスなら秋篠美帆、マダムXには真桐彩、
マダム某(名前失念、歌うほう)には美野真奈でも峰丘奈知でもOK。
マールとブリーザには、瀬川佳英・安寿ミラ・真矢みき、
のトリプルキャストの日替わりでどうだ。
(尤も、これはその後の活躍を全部知っている今だからの配役で、
当時であれば本当は、柊幸希や翼悠貴がヤンミキより上なのだけど)。

だいたいが、当時の花組は人材の宝庫だった。
黒川深雪・但馬久美もシブくて素敵だったし、
ひびき美都・詩乃優花・梢真奈美・香坂千晶・華陽子等々、
娘役さんだって綺麗で可愛くて、どっちを見たらいいかという状態だった。
ああ、私の愛するソル(磯野千尋)さんには、何をやって頂こうかしら!
誰をどこにアテても、まだまだ魅力有る人材が大勢あまってしまう!
勿体なさすぎ・・・!!(涙目)

・・・・・・・(^_^;。
絶対に上演されない妄想配役をやっていたら、止まらなくなった。
おちけつ。

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