膳-Sai

料理サロン Tomoko's Tableのご紹介。
食にまつわる、日々の暮らしを・・・

リョウリヤ ステファン パンテル その2

2014-03-16 21:08:17 | 食道楽ランキング

昨日の続き  スープの前にスペシャリテ

2皿目  フォアグラの奈良漬巻き パッションフルーツ マンゴーのピュレ

               

紫色のプレートが斬新。素敵です。懐かしい、おなじみの味です。フォアグラがバターのよう。大根の奈良漬もシャキシャキして美味しい。

3皿目  堀川牛蒡のスープ

               

この器もちょっと変ってます。手にしっくりと馴染んで、使いやすそう。。
堀川牛蒡のスープの下には出汁のジュレ、白子をこんがり焼いて、ケイパーを添えて。このケイパーが面白い。白子にも合うし、牛蒡にも合うので、びっくり。ケイパー・・・私も試してみよっ

4皿目   天然ひらめ 菊菜のソース

                 

天然ひらめに軽く火を入れて、魚介の出汁に菊菜のピュレが溶かし込まれてます。ゆりねと菊の花びらが添えられて、豆乳のニョッキも。
菊菜のソースは葉緑素のよう。ゆりねの食感がよかったです。豆乳のニョッキはとろりとした食感で優しい風味。ふわっとした感じで美味

5皿目  熊本の赤牛  焼いたご飯 大原のお野菜

                 

このお料理はこのナイフでいただきます。

                 

なんと有次の包丁。特注品で刃はそんなに長くはないです。裏には「ス」のマークが。

さすが切れ味抜群でお肉がすすっと切れてゆきます。ちょっと怖い・・・

お肉のソースが面白い。赤ミソにカカオ、赤ワインで作られています。お味噌はご近所の「関東屋」さんの。こちらのお店の暖簾も澤田さん作だそうです。
このソース、単体でいただくと、お味噌辛いのですが、お肉と一緒にいただくと甘くなるんです。脂のせいかな・・・。カカオがいい感じです。赤みそとカカオっていい相性なんですね。
焼いたコンソメ味のご飯も焼きおにぎり風でこのソースに合います。お味噌をつけた焼きおにぎりって感じかしら。。

デザートの前にチーズ

                  

薦められるとついつい。。

カマンベール、ブルーチーズ、シェーブル、ウオッシュ、ハードとどれも美味。カマンベールの熟成加減が好きでした。

デザート  チョコレートと大徳寺納豆、パッションフルーツのジェラート。

                    

チュイールが円柱になっていて、その中にチョコレートのクリームと大徳寺納豆が入ってます。大徳寺納豆がこれまたいいアクセントに。お肉料理のソースは赤みそとカカオの組み合わせですが、同じ系統です。酸味の効いたジェラートと一緒にいただくとさらに美味しさアップです。
プレートも素敵です。すっごく軽いプレート。

コーヒーと小菓子

                  

                  

小菓子、美味!ダークチェリーとチョコレートのケーキ、カップはココナッツのケーキ。

 

久しぶりにステファンシェフのお料理をいただきましたが、懐かしいお料理も合って、楽しかったです。フランス人らしい日本の調味料の使い方が面白く美味しかったです。以前うかがったときは、白味噌ブームだったかな・・・。

季節を変えて、また伺いたいです。地下鉄丸太町駅からすぐなので、行きやすい! 


リョウリヤ ステファン パンテル

2014-03-15 22:54:55 | 食道楽ランキング

先日、新しく出来たお店「リョウリヤ ステファン パンテル」さんに伺いました。

お友達の「染裂 澤田」の澤田さんご夫妻とご一緒しました。こちらのお店が開店する前から、暖簾を作らせてもらってるお話を伺っていたので。
早速伺いました。

お店の名前はオーナーシェフのステファンパンテルさんそのまま。以前は祇園の「ケザコ」のシェフでらっしゃいました。

今度はご自分のお店。

暖簾にも「ス」。生地は帆布のような感じでしっかりしてます。

                 

場所は御所の南側、丸太町柳馬場を少し下がった西側です。

暖簾をくぐると、お庭が。開店祝いのお花も一杯です。

                

店内にも。

                

この写真の左側にはカウンター。テーブル席は4つ程度。グラスが全部、ほとんど違うんです。すごく素敵。

先ず、シャンパンで乾杯!

                

ひょうたん型のグラスがかわいい。このグラス専用の洗う道具があるそうです。すっごく洗いにくそうだもの。

お昼は5000円のコース1本

1皿目   かわいい!黒いウサギが・・

                

蓋を開けると

                

海老のお料理です。海老には軽く火を通し、上にはシェリービネガーのアイスクリーム。海老の下には下仁田ネギ。海老の皮をカリカリにやいたものがパラパラと。海老とビネガーのアイスクリームが美味しい

パン。古代米のパン、お餅の香りがします。カトラリーもお料理ごとに色々変ります。このパン皿がかわいい。フランス製でなかなか手に入らないそうです。すっごく軽い

                

次はスープです。まだまだ続きます。


「ええ古都なら」3月のお料理がアップされてます

2014-03-15 12:14:23 | お気に入り食材

3月も、もう中旬。月日のたつのは早いですね。まだまだ寒いですが、1月、2月のあの寒さとは全く違い、日差しはすっかり春。風の冷たさの中にも春の香りを感じます。

今月のお料理がアップされました

                   

菊菜が沢山いただけるお料理です。ぱぱっと作れて、美味!

パスタは普通のロングパスタ(スパゲティ)でも、ショートのフジッリでも美味しく作れます。

詳しい作り方はこちら

http://www.nantokanko.jp/furusatonoaji_48.html

是非お試しください!

 

昨日からお教室が始まり、このお料理も登場しています。

お教室では、ええ古都ならのお料理はだいたい、その月の前後でご試食いただいてます。実際召し上がっていただくと、やはり違いますね。百聞は一見にしかず・・・。

お教室様子、しばらくお待ちください。

今回は八朔ジャムのおすそ分けもしていますので、ジャム作りも精を出しております・・
今月は新たに新商品も加わってるので(完売御礼)、またまた作らなくては。。

 

来週に向け、今日も頑張ろう!


3月のお教室メニュー

2014-03-13 23:07:23 | 料理教室

明日から、3月のお教室が始まります。来週末まで。

今月は春のイタリアン。おもてなしにも、普段にもぱぱっと作れるお献立。

                   

イチゴとワサビ菜のサラダ

新玉ねぎの白いスープ コーヒーの香りをよせて

菊菜とオイルサーディンのパスタ

牛肉のロースト、新じゃがの若草ピュレのソース 菜の花と筍のとろとろスクランブル添え

以上です。

このほかに、和紅茶のソフトフランスパン、八朔ジャム2種類(スパイス、赤ワイン)

始まりのお茶はフォションのオレンジ&柚子のお紅茶。

デザートはバラの香るいちごパフェ

こんなラインナップです。

テーブルは水色のクロスに紺の細めのランナー、お花は白、グリーン、ピンクを少しのアレンジ。

BGMは先月に続き、JUJUのDERICIOUSの2nd。

 

今月は新玉ねぎのスープが面白いです。コーヒーがなんともいい感じ!

デザートもイチゴにバラの香りをのせて、ゴージャス!

お楽しみに!

 


追加のワインバック

2014-03-11 21:45:58 | Weblog

先週、またまたお気に入りのワインバックを購入。

今回は2つ。京都の金襴緞子の会社 鳥居株式会社 http://www.torii-kyoto.jp/ さんから。

                  

今回は、オレンジ色の華やかなもの、春らしい緑青。どちらも素敵です。

「ももたろう」さんで購入してるお気に入りのお酒を包んでプレゼントします。

                  

このバックに入れると、美味しいお酒が益々美味しそうに見えます。

きっと喜んでもらえると思います!


イチゴとクレソンのサラダ

2014-03-08 22:31:29 | お気に入り食材

今晩のサラダ

イチゴとクレソンのサラダ。大好きな組み合わせです。

                 

今日、イチゴを買いに直売所に行ったら、イクイクと育ったクレソンが売ってました。そろそろ季節かしら??
迷わず購入!ジャム用のイチゴも。

早速、今晩のサラダに。

イチゴとクレソンを合わせて盛り、バルサミコ酢とオリーブオイルをまわしかけ、塩、ブラックペッパーを少しパラパラと。それだけです。
とっても簡単。でもすごく美味しい!
お肉にもよく合います。
久しぶりの組み合わせ、美味しかったーーー!

ジャムも綺麗に美味しくできました。今日のイチゴジャムは今月のお教室デザート用です。ほんの少しバラの香りを添えたジャム。
お楽しみに!

 


恒例 くぎ煮

2014-03-08 11:39:33 | お気に入り食材

昨日、やっとイカナゴが入手でき、恒例のくぎ煮を作りました。

いつも、ビタクラフトの4ℓの鍋で炊いてます。最後の仕上げ、熱の回りがよく、上手く炊けるように思います。

                

まだまだ色は浅いです。煮汁もまだまだ。

いつもの分量

イカナゴ1kg  土生姜   50g  中ざらめ 230g   濃口醤油  220cc    酒  100cc    みりん  30cc

この分量だと、販売されれているのより、塩辛くなく、量も多めにいただけます。水飴も使ってないので、固くならないし、お年寄りにも大丈夫!

作り方はいたって簡単、煮汁を沸騰させ、ざらめが溶けたら、イカナゴの1/3量と1/3量の千切りした土生姜を全体に広げるように入れ、少し沸騰し、白っぽくなってきたら、また同じように1/3量を加え、最後に残りを同じように入れて、後は混ぜずに火を通します。最初は中火の少し強めの火加減、アクが出たら、丁寧にとります。全体にしっかり火が通ったら、中火にし、そのまま煮ます。煮汁が少なくなってきたら、みりんを加え、一度ヘラで上下返して、弱火で煮汁を飛ばします。焦げないように鍋を少しゆすって。。ほぼ煮汁がなくなれば、そのまま冷まします。余熱で煮汁もなくなるので、加減して火を止めるといいです。

ビタクラフトは最後の仕上げが綺麗にできます。火を止めてから余熱で余分な水分を飛ばしてくれるので、見た目がきれい。

                 

つやつやです!水飴を入れなくても、みりんだけで十分照りも出ます。

みりんがミソで、お気に入りの、岐阜 白扇酒造の福来純本みりん三年熟成。これがどんなお料理も美味しく仕上げてくれます。

 

今年も、しばらく美味しいいかなごがいただけて嬉しい!ご飯が進むなぁ・・・・

 


はなともえ 美吉野酒造

2014-03-07 15:20:21 | お気に入り食材

先日、いつものJR奈良駅構内の「ももたろう」さんにお買い物に行きました。

毎度おなじみ風の森のALPHAを。

いつものことなんですが、棚にはとにかく奈良の魅力的なお酒が一杯並んでるんです。最近はラベルもとっても素敵で、このラベルだけ集めても楽しいだろうなぁと思うぐらい。どれもおしゃれ!私のようにあんまりアルコールに強くない者にとっては、ラベルが買う気持ちをそそるんです。

社長さんの杉本さんもいらして、この日もお酒のことを熱く熱く語ってくださいました。で、強く薦められたのがコレ!

                   

久々の「はなともえ」。風の森を知る前はいただいてました。前の社長さんも存じ上げていたので。。

このお酒、正式名は、はなともえ 弓絃葉(ゆづりは) です。素敵な名前ですね。
弓絃葉は常緑の高木植物で古い葉は新芽が大きくなってから落ちるので、親が子に譲るという縁起物だそうです。万葉の時代、天武天皇の皇子、弓削皇子が吉野に訪れた折、額田王に贈った万葉歌に「弓絃葉の御井」が登場するそうです。その井戸が、このはなともえ(美吉野酒造)の仕込み水をくみ出す井戸ではないかと言われてるそうです。

奈良らしい物語のあるお酒ですね。

ラベルも素敵です。ひらがなというのも初めて。こちらの以前からのお酒は「花巴」と書かれてるので。もちろん「花巴」ブランドも色々あります。

きりっとした風味で、瓶を開けた時は、わっぱの香り、ちょっとモンドール(ウォッシュチーズ)のような香りも。古い樽、や酒蔵をイメージする香りです。酸味があるので、色んなお料理と楽しめそうです。油のあるものにも。
一緒にいただくとお料理の風味もさらに増す感じ!
風の森とはまた違った味わいで、楽しいです。

来年は是非美吉野酒造さんの酒蔵見学に行きたいです!


柿の種 ぶどう山椒

2014-03-04 17:58:51 | お気に入り食材

先日、いつものスーパーで、面白いものをみつけました。

和歌山の特産品、ぶどう山椒の柿の種です。もちろん亀田製菓

             

山椒好きにはたまりません!

昨年、亀田製菓が柿の種に合う、食材や飲み物の募集をされ、和歌山県がこのぶどう山椒でエントリーしたそうです。試食の結果、
1位だったそうで、この商品が出来上がったそうです。

ぶどう山椒と言えば、料理マスターズブランドを受賞した、築野食品さんの「山椒香味油」。
この商品もお気に入り。

柿の種、袋を開けると、ふわっと山椒の香。食べると、さらに山椒。食べ続けると、ピリッとして、ほわっとしてきます。柿の種のお醤油の味に負けてなく、しっかりと山椒です。
この柿の種に限って、ピーナッツはなくていいかも・・。

しばらく、お気に入り柿の種で、食べてしまいそう!


コーヒーオイル

2014-03-03 17:42:18 | お気に入り食材

先日、こんな珍しいオイルをいただきました。

コーヒーオイルです。

                

昨年は料理マスターズで、山椒香味油と出会いましたが、今度はコーヒー!
このオイルを開発したのは、北新地のお店、「カハラ」のオーナーシェフ、森さん。開発には随分と時間も費やされたそうです。
ベースになるオイルは、山椒香味油と同じ築野食品さんの米油。匂いがないので、香りを生かしたい時には重宝します。
私も、お料理には最近この米油ばっかり。卵焼きもグンと美味しくなります。

このパッケージをデザインされたのが、葛城の生産者さん、西川さんなんです。
もともと、デザインのお仕事をされていたので、慣れたものでしょう!かなり時間がかかったらしいですが・・。
カハラの森さんは料理マスターズの受賞者でもあり、昨年のマスターズブランドの審査もされています。このご縁で、西川さんがパッケージのデザインをすることになったそうです。農業を通じて本業が舞い込んでくるなんて、人生って面白いですね。

このパッケージ、「米」の字を表しているそうです。よくみてください!色は日本の色にこだわったそうで、漆黒の黒と茜色だそうです。
裏も凝ってます

                

ボトルにはクリアなラベルが貼ってあり、説明書の裏にはコーヒー豆の絵。角度によって、ボトルから見えます。
説明してもらわないとわからないことも多々。。。森さんもとっても気に入ってくださったそうで、すごいです!

肝心のオイルの風味、これがまた、不思議。コーヒーの香りがするんだろう・・・って思ってましたが、すごくやわらかい香り。
味わうと、最初は普通のオイルの風味ですぐ後から、軽いコーヒーの香りと、甘さが広がります。
芳ばしいという感じです。

色んなお料理やデザート類のアクセントに使えそうで、楽しみ!

カレー風味のパンがあったので、少しつけて食べてみましたが、違った味わいのものになります。美味!
焼いた牛肉にもよく合います。コクが出るというのか、風味が複雑になり味わいが深くなるように思います。

使い方次第でとっても楽しめそう。。

今月のお教室で皆さんにも楽しんでいただく予定です。お楽しみに!