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「歴史を直視し、未来志向で、平和と繁栄に向けて協力していきたい。不幸な過去を共に克服し、真の友達の関係を築いていきたい」

2018-12-16 | 大韓民国
日韓議連代表団 文大統領と会談
被害者の名誉と尊厳の回復を  志位委員長が発言


               

韓国大統領府で会談後、文在寅大統領(右)と握手する志位委員長=14日、ソウル

 【ソウル=面川誠】日韓・韓日議員連盟合同総会に参加するため訪韓している日韓議員連盟代表団は14日、青瓦台の大統領府を訪問し、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領と会談しました。日本共産党の志位和夫委員長は、代表団の一員として発言しました。

 冒頭、文大統領は、日韓議連代表団を歓迎し、「歴史を直視し、未来志向で、平和と繁栄に向けて協力していきたい。不幸な過去を共に克服し、真の友達の関係を築いていきたい」と表明しました。

 額賀福志郎日韓議連会長は、「安倍首相と意見交換を行い、共有したこと」として、「『慰安婦』問題で『和解・癒やし財団』が解散されたこと、『徴用工』問題で韓国大法院で(賠償命令の)判決が下ったことに、安倍首相も私も、韓国の今後の対応を憂慮している。韓国政府に適切な対応を期待する」と述べました。

 文大統領は、「徴用工問題」について、「この問題では、労働者個人が日本企業に対して請求した損害賠償請求権まで消滅したのではないとみている。十分に時間をかけて、知恵を集めて解決したい。この問題で両国民の敵対感情を刺激しないよう、慎重で節制された表現が必要だ。両国間の友好な情緒を損なうことは韓日の未来の発展に役立たない」と語りました。

 ここで発言を促された志位委員長は、「徴用工問題の本質は、植民地支配と結びついた人権侵害というところにある。だから、『植民地支配への反省』を明記した(1998年の)『日韓パートナーシップ共同宣言』の精神に立って、被害者の名誉と尊厳が回復されるよう、日韓がともに努力していくことが大切だ」と強調。さらに、「その際、(1965年の)日韓請求権協定によって、両国間の請求権の問題が解決されたとしても、被害者個人の請求権を消滅させることはないということは、日本政府も最近も国会答弁で公式に表明していることだ。(日韓)両国政府はこの点で一致している。この一致点を大切にして、被害者の名誉と尊厳の回復にむけた前向きの解決が得られるよう、日韓の冷静な話し合いが大切だと思う」と表明しました。

 文大統領は、志位氏の発言に感謝の意を述べるとともに、「個人の請求権は消滅していないということは重要なことだ。この立場に立てば、円満な解決がはかられるのではないか」と応じました。

昨年に比べ、外交関連の報道は急増したと言える。

2018-12-16 | 「北朝鮮問題」の解決のために
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が今年に行った公開活動うち、7割以上が外交と経済分野に集中したことが16日までに分かった。

金委員長(コラージュ)=(聯合ニュース)

 聯合ニュースが朝鮮中央通信などの北朝鮮メディアの報道を基に集計した結果、金委員長は今年1月1日から今月14日まで、視察や首脳会談など計123件(報道件数基準)の公開活動を行った。

 外交関連52件、経済関連43件で、外交・経済関連は計95件に上り、全体の77.2%を占めた。

 首脳会談などの大きなイベントは複数にわたり報道しているため、実際の公開活動数より報道件数が多いとみられる。こうしたことを踏まえても、昨年に比べ、外交関連の報道は急増したと言える。昨年は北朝鮮の相次ぐ挑発で、韓国や米国などはもちろん、友好国の中国やロシアなどとの関係も冷え込み、外交関連の報道はないに等しかった。

 経済活動も27件だった昨年に比べ、59.2%増加した。

 軍事関連の活動は昨年の41件から今年8件と、80.5%急減した。

 一方、夫人の李雪主(リ・ソルジュ)氏が金委員長の公開活動に同行した報道件数は今月14日現在、40件で、昨年(7件)より約6倍増えた。同行した分野も外交・軍事分野に広がり、「ファーストレディー」として地位を確実にしたと解釈される。

 金委員長の公開活動に最も多く同行した幹部は昨年に続き、趙勇元(チョ・ヨンウォン)党中央委員会組織指導部副部長だった。

csi@yna.co.kr