羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

春の賛歌と花粉症

2008年03月15日 20時15分05秒 | Weblog
 花粉の季節がやってきた。
 電車に乗り込むとマスクの人を見かけた。更に新宿駅でおりて朝日カルチャーセンターまでの西口地下道ですれ違うのなかにもマスク着装という人が何人もいた。
 先週に比べて人数が増えたような気がした。とても目立つようになった。

 私の周りにも花粉症の人がいる。
 ただ野口体操のレッスンで、出席されている方々には花粉症の人は見かけない。
 ただ、今欠席しておられる方には、その症状がでてお困りかもしれない。
 幸いまだ、そうした辛い経験はしていないのだが、道々やセンターのなかでの空気に細かいほこりや塵や花粉も混ざりこんでいるらしく、この季節はなんとなく煙たいようなパサパサしているような、今ひとつ爽快感に欠けている。

 私が子供のころはアトピー性皮膚炎や花粉症を患う人にはほとんどお目にかからなかった。
 大気汚染だ、杉を植え過ぎてほうりっぱなしになっているからとか、あちこちでスギ花粉が多く飛ぶような状況を作り出してしまったらしい。困ったものだ。

 今のところ幸いなことに花粉症ではなく過ごしている。おかげさまとしか言いようがないところが寂しい。防ぎようがないのだから。

 今朝は、新聞を取りに行った5時少し前に、空気が湿気を帯びて、春の気配が伝わった。パサパサした空気より、多少湿度がある方がお肌にもいい感じだ。
 そして読んだ本日の「天声人語」は、いい文章だった。
 際立った春が描かれていて、こうした文に接すると、心にたっぷりの潤いを頂戴する。

 話が前後したが、よい文章に酔うことがあると、生きていてよかったと思う。
 命が震えるのだもの。
 杉花粉だって命を残そうと必死で震わせている。
 しかしである。花粉分症は辛いそうだ。
 
コメント
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