萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

インドカレーの話(その1)

2009年03月14日 | 酒食・グルメ?

<仙台の会社から一番近いインド料理店のランチ>

毎年、この季節になるとインド料理店のカレーが食べたくなる。28年前、二ヶ月半インド・ネパールを自転車旅行したのが、この時期だったためかもしれない。で、昨日の昼休み。仙台の事業所から一番近いインド料理店をネットで探し、一座のモンを3人連れて行ってみた。写真のランチに飲み物がついて、1050円。まあまあ、美味しかった。今度は夜来てみようと思った。

インドに行ってる時は毎日三食カレーばかりを食べていたので嫌になったものであるが、日本に帰ってきてしばらくすると、日本式カレーに飽き足らず、本格的インドカレーを求めるようになった。

1981年。会社に入ったばかりの頃は東京は九段下にあった「アジャンタ」によく通った。(アジャンタは今は四谷の日テレのそばに引っ越した。)その他にも、都内を中心に何店かに通った。タイなどに行っても何食かはインド料理店を探して入った。

日本のインド料理店でのパンはナンが主流であるが、小生が旅した北インド地区ではチャパティばかりであった影響か、今でもふっくらとしたナンよりも、ひらべったくて固めのチャパティの方が小生は好きである。チャパティを油で揚げて膨らませたプーリーがあれば、なおいい。カレーは辛いのを選ぶなら「チキンカリー」、懐かしいのはインドでよく食べた(田舎の茶店にはこれしかなかった)ジャガイモとグリンピースのベジタブルカリーだ。これ等のカリースープに熱々のプーリーを千切って浸けて食べるのが、ことのほか旨い。

「チキンカリー」「ベジタブルカリー」「プーリー」の基本(小生が勝手に決めている基本)がしっかりとしている店がいい店だと思っている。小生が満足したのは九段下時代のアジャンタ。四谷に移ってからは味が落ちた気がする。(あくまでも主観です。)

地元インドの味とは違うのだが、日本人の舌に絶妙に合う、インド料理店が西武池袋線の東長崎駅から徒歩10分ぐらいの所にあった。その名を「天竺屋」という。「世の中にこんなに旨いインド料理があったのか」と目から鱗のお店であった。なんどか足を運んだが、ある時ドアに「都合により閉店」の張り紙が貼ってあった。さらに、なんどか足を運ぶも「天竺屋」は二度と開くことはなかった。

(この話、明日に続けます。)
コメント
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