萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

Wednesday Morning 5A.M.

2009年03月12日 | 健康、ダイエット

<11日午前5時24分撮影。「水曜の朝、午前3時」というサイモン&ガーファンクルのデビュー曲を思い出した。>

水曜の朝、午前5時。仙台の部屋からみる東の空が神々しく見えた。

断酒して二週間たった。恐らく、社会人になってからは呑まずに過ごした最長不倒期間だ。この断酒で感じたこと、思ったことがいくつかある。

その1:心身ともにクリア。

 眠りが深い為かもしれない。睡眠時間は変わっていないのだが、「よく寝たぁ」という、寝応え(?)がある。また、寝つきも早い。これは夜ばかりではない。昼間ウトウトする場合でも眠りが深い。この前、仙台から札幌へ飛ぶ時、飛行機に搭乗後すぐ睡魔が襲ってきたのでウトウトとした。ふと、気がつくと機はもう雲の上を飛んでいる。離陸の際の衝撃音や揺れに一切気がつかなかった。ある意味、スキだらけということで恐いといえば恐い。と、まぁそれぐらいだから、心身ともに呑んだくれている時よりはすっきりしている。

その2:カネを使わない。

 小生の生活パターンというか金銭の出し入れパターンは出張にかかる費用はカード決済にしておいて、会社で清算して現金をもらい、それで用を足している。いままでは、派手な遊びをしているわけではないが、居酒屋いったり、スナックいったり、適当に後輩たちにご馳走したりで、収支はそれなりにバランスを保っていた。

ところが、ここ二週間、呑みに行かないので現金がだぶつき気味だ。酒以外にさして金のかかる趣味がないので、当然と言えば当然である。また、二次会にも行かない(誘われない)ので、その分金を使わないし、遅くなることもないので、無駄なタクシー代も使わない。

その3:無駄な時間が減った。

なんのかんのといっても、やはり、札幌のもうのまんぞう氏が言うとおり、「呑んでる時間と酔ってる時間は無駄である」。ま、楽しい人や気の合った人とのひと時ならば、それはもちろん許せるのであるが、つまらん人や気をつかわねばならない人との、呑み時間は無駄以外の何物でもない。そして、呑んだ後の酔ってる時間も確かに無駄だ。これは下手をすると翌日まで持ち越してしまう。

その4:食べ物がおいしい。

宴会で呑まないと、出てくる料理が最後まで味わえる。これは、意外なメリットであった。呑むと途中から味が分からなくなるし、場合によっては何を食ったか覚えていないこともある。いや、その方が多い。これも、カネと時間を費やした割りには胃腸に負担をかけるばかりで無駄な行為である。また、呑まない分、絶対的カロリーが不足するのか、食欲もある。舌や消化器官をはじめとした内臓も荒れていないので、摂った食べ物は大変美味しく感じる。

その5:一日断食が楽

 一日断食日はいままで、“固形物を食べない”“酒を呑まない”の二つを我慢しなければならなかったのが、ひとつ我慢すればいいので、実行が随分楽になった。


総じて、断酒をすると輪郭のはっきりした生活ができる、という結論だ。

では、断酒のデメリットってなんだろう。

「呑めないことへのストレス」これは多少ある。ここで呑んだら、さぞかし旨かろうと思うときは確かにある。それを我慢する時に多少のストレスが生じる。この程度でその他に今のところデメリットは浮かばない。だとしたら、喪が開けても、酒との付き合い方を考え直さねばならないようだ。

断酒については、気づいたこと、感じたことをおいおい記事にする予定です。

おまけ

Wednesday Morning 3 A.M.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする