みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

ネギの苗

2019-03-23 16:55:28 | 菜園
昨日は汗ばむ暖かさだったのに、今日は真冬のように寒い。

鍬で掘っておいた溝畝にネギの苗を植えた。1本ずつ、枯葉を除いてから、白い細尻とそこに群がっているヒゲ根へ、薄く、でも、しっかりと覆土していく。乾燥防止等の目的で藁を掛けるのが一般的だけれど、当菜園では、近くでふんだんに攫える落葉を少し揉んでから用いる。苗の成長につれて土を掛けていくうちに、落葉は堆肥効果も発揮してくれる。

今回のネギの苗は、八十路の篤農の作品。細尻が張り切っていて、ヒゲ根も多い立派な苗だ。昨日ひょっこり軽トラで来られて、荷台のどっさりの苗を「ほしいだけあげるよ」と。有難く戴いた。何をやっても上手に出来る人だから、縁ある人々から頼られている存在だ。

       

菜園のところどころに、アブラナ科の野菜のこぼれ種から冬越しで育った菜の花の株が大きくなっていて、昨日の暖かさで蕾が膨らんできた。菜の花は、緑菜が乏しいこれからの季節に重宝する食材だ。

菜園の脇のユスラウメの花も咲き始めていた。今日の寒さに花びらを少し硬くしているように見えるけれど。



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