プロローグ

2008-08-03 13:32:03 | Weblog




俺は必死の形相で

どたばたする、じたばたする、

あがく、あがく、あがく。

それを見て君が笑う。

また旅が始まる、

気だるそうな君が有無を言わさず

GOサインを出す。

すると、すべてが

ゴゴゴゴ・・・という感じで動き出す。

反対意見を君が笑い飛ばす、

くだらない意見たちは ”いなご” のように

野原の向こうに飛んでいく。

そしてまた 君が笑う。


何があんなに楽しかったのか?と思う。

どうしてあんなに特別だったのか?


「秘密」は夜の奥深くに沈んでしまって

どんなに目をこらしても

その形はわからない。

「そもそもの理由」は大気の中に拡散してしまった。


俺達はその残像を後生大事に抱えて

これからどっちに行こうかって

思案に暮れていたんだ。


とりあえずの答えはひねり出した。

俺の出すサインも「GO」だ。


どっち向きにしろ、行くしかない


・・・・とにかく。


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ディープ・パープル考

2008-08-02 09:55:39 | Weblog



これ言うと、時々 笑われるのだが・・

俺は、ディ-プ・パープルってけっこう好きだなぁ。


・・・とか言っても

そんなによく知ってるわけではないのだけれど。


第二期っていうのか?

イアン・ギランがVO.で ロジャーー・グローヴァーがBASSで。

何と言うか、ソリッドで、情念みたいなのが無くて、

飛び道具的大衆娯楽的早弾きギターソロがあって、

スピード感があって。


(ハード)ロックはかくあるべし、と思ったりするのだが。


とか言っといて、いままで自分が関わってきたロックとは

けっこう違いマスね。

・・・っていうか全然違う。

でも共通点もあるかな?

まあいや。


「スピード・キング」とか最高。

「バーン」とかも素晴らしい。

「ハイウェイ・スター」は大定番だけどやっぱりスバラシイ。


初期の大友克洋の短編集に

「ハイウェイ・スター」っていうのがあって、

彼のカラッカラに渇いた線や、

シニカルな世界観にぴったり・・・っていうか

これ以上ぴったりなタイトルはないだろう、ってくらい良かった。


「ハイウェイ・スター」の歌詞も、深くなくて(笑)。

”そのまんま感”がよかった。

でもそのせいで俺は、洋楽の歌詞なんて

そんなもんなんだ・・・と思ってたよ中学生のとき。


ボブ・ディランにあやまんなさい、

ルー・リードにあやまんなさい。



・・・・ドモスミマセン。





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逆もまた真だったりする

2008-08-01 09:32:47 | Weblog


それは言葉遊びなんかじゃなくて

”遠ざかることは近付くこと”で、

”近付くことは遠ざかること”なのだ。


俺は意地悪はしないけど、

謎かけをすることは、ある。

君は俺のことアホだと思ってるみたいだけど

(大きく否定も出来ないのだけれど)、

狙って外すことだってあるんだぜ。


それで・・・・・・・・・

そればっかりやってるとそのうちに、

裏でも表でもどっちでも

大して変わりゃしないや、って気に

なってくるんだよ。


だから・・・・・・

靴下が左右違おうが、

髪の毛のカットが滅茶苦茶だろうが、

着る物ことごとく裏返しだろうが


俺にとっては全然、問題じゃないんだ。



・・・・・伝わった?
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