時間軸・証言・閉じた回路

2008-08-28 01:02:58 | Weblog

今日の朝は突然

何の脈絡も無く

中学校の理科室での出来事を思い出していました。


「スローターハウス5」みたいに我々は

記憶と言う名の時間軸の中を

まったくでたらめに行ったり来たりするのです。

現実はただ「現実」として目の前を流れていきます。

夢の中での出来事や

記憶の中の出来事の方が

リアリティを持つことすら、あるのです。

そんな風になればなる程、

「今」を生きている、という意識は希薄になって行きます。


もしくはその逆。


・・・ん?


でも俺は

「個人的でささいな出来事の数々」の

唯一の生き証人なのかも知れない、

いや

間違いなくそうなのです。


・・・・だけど

証言を求められることもない、

証言台の上で宣誓を強制されることもない。


何しろ俺にはもう、

宣誓すべき神聖なものなど

ないも同然だからです。


「ないも同然」というのはデリケートな言い方で、

”あるにはあるが、既にその意味を失っている”

とでも言うのか、

あるいはもっとストレートに

”ちょっとしかない、あと一回使ったら終わり”

とでも言うのでしょうか。


真意は、俺にしかわかりません(何しろ俺の真意だからW)。

でも

俺は聞かれても答えません。


そうなるとこれで、

「閉じた回路」の出来上がりです。


はははは。

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