明日7/19 テハンノ ソロ LIVE

仲間も持たず、一人で歌うことには何の意味がある？


俺には全然わからないのだけれど

とにかく

「ぐちゃぐちゃにぬかるんだ泥道に敷く板切れ」

くらいの意味はあるかも。

・・・そう願いたいね。


でもまあいいや、

明日、十三　テハンノで

アコースティック引き語りライヴやります。


何組か出るんだけど、順番は明日決めるから今はわからない。


・・何かひとつ、打破出来ればいいなと思う。


来てくれたらきっと嬉しいよ。

昨夜

祇園だか何だかの京都の街はよかった。

アバンギルドで夜明かししてしまった。

雨が降ったり止んだりした。

通りで見かけた、浴衣姿の子供達が可愛くて良かった。

ライヴイベントもなんかユルくて良かった。

トモダチと久しぶりに会った気がした。

でも俺は結局、酔っ払ってしまわずにいた。

いろいろと思うことはあったのだけど

もう全部、忘れてしまった。

何年間か過ごしたかのような一夜だった。


写真は昨夜、共演したダンサーの

由麻嬢と。

ピカレスク

本日、夜中の１２時くらいから

京都、木屋町アバンギルドにて、

ピカレスクのライヴです。

観に来ておくれっ！

エピソード

前回の日記で、佐治から誕生日にもらった

「ロック」セレクトテープ全６巻のことを書いた。


あとで思い出したエピソードをひとつ。



同時期に佐治は岩佐にもそんなテープを

プレゼントしていて、

・・・・岩佐が事故で亡くなってしまったとき、

クルマの残骸のカセットデッキには

その佐治のテープが入っていたんだよ。

happy birthday

レコードがCDに替わったのっていつ頃だっけな？


まだ俺がアメ村の古着屋で働いてた頃、

当時よく行ってた難波のタワーレコードから

ある日レコードがぜんぶ消えていて、

すごいショックを受けた記憶がある。

1989年くらいだったかな・・。


その前の前の年、1987年の俺の誕生日のとき

岩佐が俺にくれたのが

仲井戸麗市の1stソロアルバム、

「仲井戸麗市BOOK」だった。

CDじゃない、思いっきり、レコード。

誕生日に、レコードをプレゼントする、という

このロマンティシズム。

CDより大きくてかさばるから（笑）、

なんか大層な感じだったのです。


カセット・テープのロマンティシズム、ってのもあった。

好きな曲ばかりセレクトして、

凝ったインデックスをつけて。


1986年の俺の誕生日に佐治がくれたのが、

60年代編、70年代編、80年代編に分かれた壮大な、

「ロック」セレクトテープだった。佐治のイラスト付き。

今思い出してもゾクゾクするし、ワクワクする。

はっきり言って、めちゃくちゃゴージャスだった。




時代になんか流されへんぞ、一生レコードでいく。

とか思ってたのだが、売ってないんだからしょうがない。

いつの間にか普通にCDを買うようになってた。


なんで急にこんなこと思ったかっていうと、

昨日の夜、スペースシャワーTVで

「ウッドストック」の映画やってたから。

1969年かな？あの時代・・・・・・。

CDなんてないし、ケータイもない、

パンクもまだない。打ち込みのダンスミュージックもないし、

シンセもないんちゃうん。ムーグはあったんかな？

LSDはもしかして、まだ違法じゃなかったのかも。

ヒッピー・ムーヴメント、とか、緑色革命、とか

ヴェトナム戦争、とか

そんなのの真っ只中の、アメリカ。

若者による、意識革命をするんだ！という

感じがひしひしと伝わってきた。

ノー天気だし、甘っちょろいことはなはだしいんだけど。


いや、それでレコードを思い出しただけ。


しかし時代の移り変わり、というのは面白いよな。

俺はもう年齢的におじさんだから、

おじさんらしく、おじさんらしいこと言うけど、

俺がギターはじめた頃はまだ、

ギター＝不良、とか

ロック＝反体制、みたいなノリが

かすかにあったんだぜ。


俺は不良になりたかったんじゃなくて

ただ単に、ロックの不穏当なとこがかっこよかったから

ギターに手を出したんだけどさ。


でもそのおかげで、不良のトモダチがいっぱいできた（笑）。

だいぶ前に、他の何かで書いたのだけれど、

ロックには不良がよく似合ってた。

不良のやるロックは、かっこよかったんだぜ。


俺が言ってるのは本物の、

反抗的な不良のことだ、

やつらは今でも健在だ。


ハッピーバースデイ、佐治。


もうすぐ今日がおわっちまうけど、

その前に。

BIRTHDAY

君はこの無表情だった世界に

なんの躊躇もなくぶっとい線画を描いて

七色の絵の具で色をつけた。


そんなことが出来たのは、

ただひとり君だけなのだ。


君は「魔人」だ、「変人」だ（笑）。


ハッピーバースデイ、佐治！

冗談

それは冗談だったのかも知れないし、

全然、冗談なんかじゃなかったのかも知れない。


俺の笑えない独白は、

またいつものように君の気を滅入らせてしまう。


こんなこと今さら言ってもしょうがないけど、

俺はもっとましなものになるべきだったんだ。


例えば・・・・・・そうだな、鉄道オタクとか。


・・・・・・・いや、駄目だそんなの、

何の進歩もないし

自分の道を自分で決定することすらできないじゃないか。。


・・・じゃあ、あれはどうかな？

ムギ畑だかライ麦畑だか何だかにしじゅう寝っ転がって、

そこで遊んでる子供が落っこちそうになったら

ひょいっとつまみあげてやる、みたいな

そんな役割があるんだろ？


・・・・・・・・・・・・・・・・ないの？



ほら、やっぱりどう頑張ったって、

クスリとも笑えやしない。


もっと考えろよ、

お前だって腹を抱えて笑い転げることあるだろう？？？？


そりゃ、あるけど・・・・・

俺は極度のくすぐったがりだし、


ただの笑い上戸だし。


・・・・・でもいいんだ、

そろそろ前髪が伸びてきたから。

SO I ・・・・・・・・・・・

俺達は夜を費やして

ほとんど美しいとさえ思えるような悪夢に

翻弄されて困惑しつつ、心の奥底では

そうなることを望んでいたのだ。


壊滅的なパーティーは連日続き、

地表を過ぎて行くのはただ季節だけ、

一時停止したままの頭ン中。


実は俺は、何の気なしに拒否してみただけだったんだ。


それである日気が付いたらこの有様だ、

あの時から時間なんて1ミリも動いちゃいない。

その分だけ歳を取っただけだ、

でもそのことは・・・


そのことは置いとこう、

俺が今やろうとしてるのは頭の中の風景を

できるだけ正確に言葉に移し変えて

アップさせること、それだけなんだ。


そこには何の目的もない、ただただ、強い動機があるだけ。


そいつが何処からやって来るのか、は俺にもわからない。

世の中のことって、

わかることよりもわからないことの方が多いんだ、

俺が想像するに・・・みんなそうなんじゃないかって

思うんだけど

・・・・違ってたら怖いな。


こんなに何もわかってないのが俺だけだとしたら・・・・？


その可能性はあるし、それはそれでどうしようもないんだけど。


とにかく

俺達は夜を費やして・・・・・・・・・・・・・・・・




それからどうしたんだっけな？？？？

記憶がとんでる

・・・確か京都、三条の路上で

チマキさんと二人で酒盛りしていたのだけど・・・

気が付いたらチマキさんの家のソファーで横になっていた。

途中からの記憶がパーフェクトにとんでいる。

なにひとつ覚えてない。

なんで家に帰らなかったんだろう？（今日は仕事なのに・・・）

どうやってチーちゃんとこまで行ったんだろう？

「昨夜のこと覚えてない症候群」は時々あるのだけど

ここまでキレイさっぱりなのは珍しいかも。

・・・・・・・大丈夫か？俺。

グラビティ

重力が僕を捉えて離さない、


君のことなら考えないようにしている。



夜はいつも眠れない、

重力は前より強くなったみたい。


風の吹き荒れる音は気にならなくなった、

あれだけ煩かったのに・・・・・

変なの。


コミュニケーションのブレイカーを復旧させて、

アンテナの接点を修理して、

うんざり・ダウン・スパイラルからも抜け出した。

電池を全部新品にして、

パッチ・コードも残らず買い換えた。


接点復活剤を派手に振りまけば

何だかみんな上手くいくような気さえしたのさ。


いや、本当にそうなる、って信じてないわけじゃない。


大体において僕は

嘘をつくのが下手なんだ。



・・・いや、今度こそ本当に。