happy birthday

2007-07-14 23:55:34 | Weblog
レコードがCDに替わったのっていつ頃だっけな?


まだ俺がアメ村の古着屋で働いてた頃、

当時よく行ってた難波のタワーレコードから

ある日レコードがぜんぶ消えていて、

すごいショックを受けた記憶がある。

1989年くらいだったかな・・。


その前の前の年、1987年の俺の誕生日のとき

岩佐が俺にくれたのが

仲井戸麗市の1stソロアルバム、

「仲井戸麗市BOOK」だった。

CDじゃない、思いっきり、レコード。

誕生日に、レコードをプレゼントする、という

このロマンティシズム。

CDより大きくてかさばるから(笑)、

なんか大層な感じだったのです。


カセット・テープのロマンティシズム、ってのもあった。

好きな曲ばかりセレクトして、

凝ったインデックスをつけて。


1986年の俺の誕生日に佐治がくれたのが、

60年代編、70年代編、80年代編に分かれた壮大な、

「ロック」セレクトテープだった。佐治のイラスト付き。

今思い出してもゾクゾクするし、ワクワクする。

はっきり言って、めちゃくちゃゴージャスだった。




時代になんか流されへんぞ、一生レコードでいく。

とか思ってたのだが、売ってないんだからしょうがない。

いつの間にか普通にCDを買うようになってた。


なんで急にこんなこと思ったかっていうと、

昨日の夜、スペースシャワーTVで

「ウッドストック」の映画やってたから。

1969年かな?あの時代・・・・・・。

CDなんてないし、ケータイもない、

パンクもまだない。打ち込みのダンスミュージックもないし、

シンセもないんちゃうん。ムーグはあったんかな?

LSDはもしかして、まだ違法じゃなかったのかも。

ヒッピー・ムーヴメント、とか、緑色革命、とか

ヴェトナム戦争、とか

そんなのの真っ只中の、アメリカ。

若者による、意識革命をするんだ!という

感じがひしひしと伝わってきた。

ノー天気だし、甘っちょろいことはなはだしいんだけど。


いや、それでレコードを思い出しただけ。


しかし時代の移り変わり、というのは面白いよな。

俺はもう年齢的におじさんだから、

おじさんらしく、おじさんらしいこと言うけど、

俺がギターはじめた頃はまだ、

ギター=不良、とか

ロック=反体制、みたいなノリが

かすかにあったんだぜ。


俺は不良になりたかったんじゃなくて

ただ単に、ロックの不穏当なとこがかっこよかったから

ギターに手を出したんだけどさ。


でもそのおかげで、不良のトモダチがいっぱいできた(笑)。

だいぶ前に、他の何かで書いたのだけれど、

ロックには不良がよく似合ってた。

不良のやるロックは、かっこよかったんだぜ。


俺が言ってるのは本物の、

反抗的な不良のことだ、

やつらは今でも健在だ。


ハッピーバースデイ、佐治。


もうすぐ今日がおわっちまうけど、

その前に。

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BIRTHDAY

2007-07-14 10:55:09 | Weblog


君はこの無表情だった世界に

なんの躊躇もなくぶっとい線画を描いて

七色の絵の具で色をつけた。


そんなことが出来たのは、

ただひとり君だけなのだ。


君は「魔人」だ、「変人」だ(笑)。


ハッピーバースデイ、佐治!

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