ロックTシャツ

2024-07-22 21:38:34 | Weblog

巷ではちょっと前から、ロックバンドTシャツが流行っているみたい。

いいことだ・・・と思うのだけれど

そのバンドを知らない人がTシャツを着るのはおかしい、

というようなことでSNSで話題になっていた。

・・・・・・・・・・・・・・難しいところ。

僕は実は先日のハードレインでのライヴの時に、

客席にいた、知り合いでない可愛い女の子が

PUBLIC  IMAGE LIMITEDのTシャツを着ていたので、

思わず話しかけてしまった。

彼女は「実はあんまり知らないんです~」と言っていたのだが、

よく似合っていたので全然オッケイである。

それで、それがGUで売っていた、と聞いて実際にGUまで行ったのだ。

ホントにあった。そして買った。その子が着ていたのとは違うデザインの、

PUBLIC  IMAGE LIMITED  Tシャツ。嬉しい。

しかし考えてみたら、僕だってこれを着て、マニアックな

ポスト・パンク オタクみたいな人に P I Lファンなんですか?と聞かれたとしても、

そんなに知ってるワケではない。

僕はただ、「フラワーズオブロマンス」が好きでCDを持っていて、

「アルバム」というアルバムに入っている「ライズ」という曲の大ファンなのだ、それだけだ。

「メタルボックス」も持ってないし。

でも、ジョンライドンの言説が大好きでは、ある。

彼の自伝も持っている。

でもそれじゃ、P I Lのファン、とは言えないかもしれない。

大体がだな、P I Lを、ピルと発音するのか、ピーアイエルと言うべきなのか、

パブリックイメージと呼ぶべきなのか、わからない。

視点をもっと広げれば、

例えばストーンズのベロマークTシャツを着ている人は、最近、多い。

1990年以前はそんな人、いなかったのだが。

僕も時々、着る。

しかし僕は、ストーンズのアルバム全部、聴いたか?

いや・・・・・ほとんど聞いてるけど、メタモルフォシスとかはちゃんと聴いてないなあ。

あと、サタニックマジェスティも、飛ばしてしか聴いてないや。

初期と黄金期のは全部聞いてる。とは言え・・・・・

90年代の作品は全部、出た時に買ったけど一回しか聴いてないや、ははは。

ビートルズにしても然り、だ。知らなかった曲があって、愕然としたりする。

 

そのバンドを「知っている」とは、一体、どういうことなのか。

どこまでがファンで、どこからがエセなのか。

 

そう考えると、当たり前のようなことだが、

 

誰が何を、どんな風に着ようが、自由なのだ・・・・

 

という結論にしか達しない。

 

 

 

だから僕が例えば・・・・・・・・・・・・毛沢東Tシャツ(!)を着てても、

石は投げないでくださいね。

 

チェ・ゲバラ?ならいいかな。

 

ゲバラをモデルにした映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」を観たし。

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